2020年07月25日

速報 7月のFMICS 学生に選ばれる大学になる part2 わたしたちのアクションの軌跡をお話しします

 高等教育問題研究会 FMICS 7月例会もZOOMミーティングによる開催といたします。

【日時】 2020年7月25日(土)
   研究会 午後8時〜9時30分
   懇談会 午後9時30分〜10時

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 学生に選ばれる大学になる part2
   わたしたちのアクションの軌跡をお話しします


【問題提起】
  橋本 勝 (富山大学 教育推進センター教授・副センター長)
  青木 加奈子 (新島短期大学 事務局長)
  出光 直樹 (横浜市立大学 アドミッション課専門職・学務准教授)
 司会
  高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)

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2020年07月23日

出光ゼミ 100

●この勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●1年程の空白を経て再開した前回6月21日(日)の参加者数は、会場3+Zoom3の計6名。インスタグラムのライブ配信を活用した横浜市立大学のミニ・オンライン説明会、ウイズコロナ時代の新しい時間割、コロナ禍における大学職員の勤務体制、手紙社のイベントの作り方、といったトピックスが寄せられました。

★今回も実会場とZoomミーティングの併用型で実施します。

【日時】 2020年7月23日(木祝) 午前9時30分〜11時30分 + 昼食会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室1
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 昼食会1000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。

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2020年06月27日

FMICS 6月例会(第726回例会) 学生に選ばれる大学になる part1 大学のオンライン授業 今 ホットな最前線を取材しました

 今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、6月例会もZOOMミーティングによる開催といたします。なお、月例会終了後、午後9時30分から30分間、Breakoutsessionをセットいたします。

 問題提起は、前「大学ランキング」編集長で朝日新聞社教育総合本部教育コーディネーター・朝日新聞EduAアドバイザーの中村正史さまにお願いいたします。
 中村さまが主筆の記事です。ご参加に当たっては、必ずお目通しください。
立ち入り禁止でも授業は止めない 立教大経営学部の覚悟とは
ICUが全授業オンライン化にいち早く踏み切った舞台裏 新学長が明かす
コロナ前にはもう戻れない 「20年板書」教員の新境地
慶応SFCの「最高の授業」がスタート さっそく記者も聴講させてもらった
困窮する留学生を救え! 半数が留学生のAPUで卒業生が食糧支援に立ち上がる
東洋大入試部長の加藤建二さん「一般選抜は通常通りにはできない可能性が高い」
同志社大学入学センター所長の多久和英樹教授「何があっても大学は必死で対応する」
広尾学園中高校長の南風原朝和さん「大学や入試センターの対応には限界、『思考力評価』が足かせに」

■中村さまからのメッセージ
 新型コロナウイルスによる非常事態宣言で大学のキャンパスは封鎖され、多くの大学はやむを得ずオンライン授業に切り替えました。一時しのぎと思っている教職員が大半ですが、コロナがいったん収束しても再び流行する可能性があります。対面授業を前提としていた大学にとっては未曽有の危機です。
 オンライン授業への対応のスピード、熱意は大学・学部によってまちまちで、対面授業に近いインタラクティブな授業を展開しているところ、大学執行部からの指示で仕方なく形だけのオンライン授業をしているところ、対面授業が再開されるのをただ待っているところなど、取り組みの「格差」が広がっています。
 この差はどこから生じるのでしょうか。さまざまな大学の現場を取材していくうちに、興味深いことに気づきました。オンライン授業への対応、学費減免を求める学生への対応など、新型コロナへの対応は、ふだんは見えにくい大学の本音や本当の姿が出てしまいます。その大学が本当は何を大切にしているのかが白日の下にさらされるのです。
 大学教員はオンライン授業の経験などない人がほとんどで、Zoom を使うのも初めてという人ばかり。学生のWiFi環境や学内のLMSへの負荷など様々な課題に直面しました。
 しかし、やむを得ず取り組み始めた教員の中から「やってみたら意外に使える」「対面授業より効率がいい面がある」「今までの自分の授業とは組み立てをガラリと変えた」「自分の授業を見直すきっかけになった」といった声が出ています。「今までは授業中に学生がこっちを見ているから、ちゃんと授業ができていると自分で思い込んでいただけではないか」と語る教員もいます。
 一方で、実験や実習、体育や実技にオンラインは向きません。そしてオンライン授業の最大の短所は、キャンパスで人と人とがつながる「場」が持てないことです。大学は授業以外にも大事な要素があります。結局、「大学とは何か」という問いに直面するのです。


【日時】 2020年6月27日(土)
 研究会 午後8時〜9時30分
 Breakoutsession 午後9時30分〜10時

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 学生に選ばれる大学になる part1
   大学のオンライン授業 今 ホットな最前線を取材しました


【問題提起】
  中村 正史 ( 前「大学ランキング」編集長
    朝日新聞社教育総合本部教育コーディネーター 朝日新聞EduAアドバイザー)

 コメンテーター
  中村 勝之 (桃山学院大学 経済学部教授)
  森際 孝司 (京都光華女子大学短期大学部 ライフデザイン学科教授)
  宮下 明大 (立命館 東京キャンパス所長)
 司会
  高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)

【参加費】 会員1,000円(年会費を完納している場合は無料) 非会員2,000円 学生

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田敬子
 参加定員 30名
 申込締切 2020年6月24日(水)
(会員・非会員問わず)500円
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、当日、ZOOMミーティングのご招待をいたします。

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2020年06月21日

出光ゼミ 99

★1年ほどお休みしていた勉強会「出光ゼミ(FMICS)」を、実会場とZoomミーティングの併用型で再開いたします。

●この勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

【日時】 2020年6月21日(日) 午前9時30分〜11時30分 + 昼食会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室3A
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 昼食会1500円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。なお会場参加は、私を含めて4人までに制限されます。

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2020年06月10日

日本にとって最強の「戦略物資」は何か?

 今般の事情からか、世界史上の感染症に関する書籍が売れているようだ(かく言う私も、既に何冊も買い込んでいる)。

 一方、去る5月23日にオンラインで行われた例会で登壇者が半導体に関わる生産やシステムが国家にとっての「戦略物資」となっている状況を、驚きをもって語っておられた。それに思わず噛みついてしまったのだが、地域間交流という名のグローバル化が当然の中にあって、どういう部分に国家としての強みを見出していくのか? それは国家戦略として当然のことであるし、経済学者間で珍しくコンセンサスが成立している部分でもある。

 地域間での物流をするにあたって、どうすればwin-winな関係となるのか? 双方で競合しうるモノを流通させるのであれば双方で排撃運動が起こる(アメリカと中国との「貿易摩擦」が記憶に新しいところ)し、排撃が起こらなくても双方の市場機能(≒消費者の購買行動)によって優劣がやがて定まる。そうすると、単純な発想としては、双方の弱点を補完するようなモノの流通が実現すればいいのではないか? 逆から見れば、双方にとって(強化した方がいい)強みはどこかを明らかにできればいいのではないか? そうだとすると、強みや弱みを判断する基準は何か? それが「比較優位」という考え方である。これは自国(あるいは自地域)内にある産業のうち、どれが低コストで生産できるかで判断される。思わず「外国と比較しなくていいのか!?」と言いたくなるが、そうではないということをイギリスのリカードという経済学者がエレガントに証明した。人は本源的に居住する地域の自然的条件とその中で脈々と受け継がれてきた生活様式を与えられたものとして今の行動を決めている。そして、その形は地域によってさまざまだろいうのは容易に想像がつく。つまり、自然的条件と生活様式(≒歴史的条件)が全く同一な複数の国を見出すのは無理なのであって、その意味において、地域間の物流という観点から他国と比較することに意味がないのである。そう考えるとき、IT産業の立ち遅れを挽回する「国家戦略上」の目的で小学校においてプログラミング教育を導入している姿は滑稽に映ってしまう。

 比較優位は居住する地域の自然的・歴史的条件から滲み出てくる、他国との比較が不可能な概念である。であるならば、日本独自のオリジナルなものは何か?これこそが、日本にとっての最強の「戦略物資」である。

「じゃあ、その最強の『戦略物資』とは具体的に何だ!?」
「さぁ、『今月の本』を読んだらヒントが掴めるんじゃない?」
「そんな無責任な!」
「偉大なる無責任的存在が大学教員さ」

(中村 勝之)

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あなたも思わず「なんでやねん」

 関西人が普通に言えない言葉でお馴染み、「関西電気保安協会」のWEB動画『ある日突然関西人になってしまった男の物語』がSNSで「笑った」「嘘やと思うやろ? 全部ホンマやねん」など盛り上がりを見せているとのこと。これは同協会が公式YouTubeチャンネルにて3月2日から順次公開していた連続ショートコメディドラマ。4月17日全12話がまとめられた完全版が公開。

 ストーリーは関西とは縁もゆかりもない男、西尾学(西を学ぶ)がある日突然「関西人」になってしまったことで起こるエピソードを「関西あるある」を盛り込みながら描いたもの。2020年5月10日毎日新聞日曜くらぶ「スポニチ発深よみエンタプラス」のコラムでも取り上げていた。

 『第2話で医者に駆け込む西尾青年。「ホテル?」と聞かれ「♪ニューアワジ〜?」と返答、「とんかつとんかつ?」と聞かれ「♪KYK〜」と返答、「お仏壇の?」と聞かれ「♪浜屋〜」と返答。いくつもの関西ローカルCMの楽曲をパブロフの犬のように自然と受け答えしてしまう。医者から出された診断は「急性の関西人やね・・・知らんけど」。ええかげんすぎる展開に笑いがこみ上げる。

 鉄板のフレーズも健在。「♪かんさい〜でんき、ほ〜あん、きょ〜かい」のメロディは関西人にとっては、土曜お昼に吉本新喜劇を見ながら焼きそばを食べるという組み合わせくらいなじみが深いとのこと。同社によるとテレビCMは1976年にスタート。77年からこのサウンドロゴを使用するようになったという。

 テレビ版のCMはこれまで約140本を製作、ウェブ版は4作目となる。今回は「ストーリーをどうつなげるのか展開が難しかった」(同社関係者)と半年間かけて入念に製作。「保安協会が何の仕事をしているのか分からないイメージが強いけど関西では身近な存在。社会のインフラを支えているというメッセージを伝えたかった」(関係者)。同社は電気設備の点検や保安管理を行っているが、44年にわたりCM放送する業務内容を理解している関西人は少ないように感じる。ただ強烈なインパクトだけはあるのでCMとしては大成功。刷り込みをさらに推し進めるため黄色いヘルメットがトレードマークの同社社員も出演中。ニヤニヤできるCMは来年以降も続くはずで、さらに急性関西人が増えることは間違いない・・・知らんけど。』

 大阪弁をしゃべる猫がコロナウィルスに説教するという猫姉妹ちゃんねるさんが公開している動画も話題、さっそく「なんでやねん!」のツッコミの一つも入れたくなってしまった。

(宮本 輝)

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タグ:宮本 輝
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2020年05月23日

FMICS 5月例会(第725回例会) 今こそ文系人と共に考えたい最先端技術が抱える問題と将来 〜半導体とAIの最新動向〜

■高等教育問題研究会 FMICS 2020年5月例会(第725回)をご案内いたします。
 今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、Zoomミーティング形式とさせていただきます。

 半導体とAIの最新動向を整理した上で、世界動向と日本の立ち位置を理解し、これからの世の中がどうなっていくのか、どのように私たちは活き抜くべきかを、皆さまといっしょに考えることといたします。
 ご参加の皆さまには、事前に資料をお送りいたします。指定課題を提出の上、ご参加ください

■冨吉さまからのメッセージ
近年、AIが飛躍的に進歩しておりAIが人間の仕事を奪い始めると言われています。AIは半導体がその主たる構成物ですので、最新の半導体やAIの動向を把握することが、難物のAIと共存して行く上で必要であると考えます。
 しかし、AIとか半導体と云うと難しい数式や化学式が出てくるのでちょっと…と尻込みされておられる文系の方が多いのではないでしょうか。
 難しい数式や化学式は一切ナシ。最先端の半導体デバイスとAIについてご紹介させて頂き、なんとなくでも理解して頂きたいと考えております。
 その上で、これから半導体やAI、そしてそれらを取り巻く状況の中、どのように生き抜いて行くのが良いのか、ご一緒に考えさせて頂ければと思っております。

【日時】 2020年5月23日(土) 午後8時〜9時30分

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 今こそ文系人と共に考えたい最先端技術が抱える問題と将来 
     〜半導体とAIの最新動向〜


【問題提起】
  冨吉 力生 (半導体製造装置会社研究員)
【コメンテーター】
  野村 典文 (伊藤忠テクノソリューションズ技術士・早稲田大学非常勤講師)
  出光 直樹 (横浜市立大学アドミッション課専門職・学務准教授)
  城内 康文 (早稲田大学文化構想学部1年)
【司会】
  高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授) 

【参加費】 会員1,000円(年会費を完納している場合は無料) 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
■参加定員 20名
■申込締切 2020年5月19日(火)
 参加エントリーをいただきますと参加費(会員の場合は年会費も)の入金を確認の上、事務局から資料を送付いたします。当日、ZOOMミーティングのご招待をいたします。

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2020年05月07日

遠隔授業で学力は下がるから9月新学期説?

 突如として湧き出た話、9月新学期。新型コロナの影響で、9月新学期に制度移行するのは、時間と資源とエネルギーの無駄である。

 恐らく若い人達には分からないだろう。通年授業が普通だった大学業界において「セメスター制」革命が吹き荒れたのは1990年代終盤。これとてその本質は「諸外国が…」という同調圧力に過ぎなかったのだが、それが「短期間で集中的に学修した方が…」という美辞麗句にほだされて今や普通のカリキュラム・システムになっている。一部の大学で実施されている「クォータ制」も事の本質は同じである。その反面、カリキュラム・システムの変更が学ぶ者の学力にどう影響するのか、この点について体系的に調査・研究された事実は、皆無に等しいと言っていいだろう。何でもそうだが、大幅なシステム変更を画策するのであれば、そのことによって分析対象が大幅に良化することを証明しなければならない。9月新学期を本気で検討するなら、コロナ対応とは別の基準で検討する必要がある。

 前置きが長くなったが、今般の事情で遠隔授業を中心に行われるようになった。事情が事情だけに仕方ない部分はある反面、これまで遠隔授業を実際にやってみた実感としては対面授業と遠隔授業、両者で学力面での有意差は「確認されない」だろうということである。遠隔でミニッツペーパーもどきの作成課題を学生に与えたのだが、それを実際に採点してみて、対面でやっても大差ないだろうというのがその感覚的根拠である。ちょっとしたことであるが、ある程度の文量を書かせる課題において、資料等からそのまま抜き出すだけのものと自分なりに考えて自分の言葉で書こうとするのとでは雲泥の差がある。そして、自分の言葉でまとめようと苦闘する学生ほど追加情報に敏感である。おそらくだが、追加情報に敏感な学生は対面授業でも敏感に反応する。鈍感な者は何をやっても鈍感なものである。少なくともボリュームゾーンにとって、遠隔授業による学力低下という悪影響を受けることは少ないだろうから、これを理由に新学期を9月に移行したところで(学力で見た)状況の本質は変わらないだろう。

 無論、反論もあるだろう。そのいい例として、アクティブラーニングで学力が上がったという事例報告は数多あるが、そのほぼ全てが偏差値の高い所謂上位校の為せる業であるという事実はあまり知られていない。それを真似た所で意味は皆無、われわれが中心に据えるボリュームゾーンの若者には有効に機能しないだろう。

 学期をずらすことは時間のタイミングをずらすだけのことだから、教科内容が不変である限り、9月新学期という制度変更は事の本質を大きく変えないだろう。むしろ、制度を定着させるまでに投入された有形無形のコストをその後の定着で回収できる保証はない。このコスト増が大学経営を圧迫させる事になる。そう考えるとき、9月新学期説は大学大粛清の幕開けなのかもしれない。

 それを避けたいのなら、早急に(段階的にせよ)対面授業を復活させる方策を模索することである。これが私立学校の経営状況にとっても、教職員および学生のメンタルヘルスにとっても最善の方策である。

(中村 勝之)

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新型コロナで帰省できなくなった学生に“仕送り

 新潟県燕市は政府が緊急事態宣言を発令した7都道府県からの帰省を自粛している学生を応援しようと地元の有志と協力し地元産コシヒカリや食品を無料で贈るサービスを始めた。提供するのはコシヒカリ5キロ、きゅうり、みそ、漬物、市提供の布製マスクなど計6点。燕市出身で7都道府県に住む18〜30歳の学生が対象、市が4月10日に発表するとツイッターなどで話題になり、13日午前までに170件を超える応募があった。
 燕市は発令区域との往来自粛を呼びかけていたところ、市民から「かわいそうだ。何かしてあげたい」と声が上がり、支援の動きが始まったとのこと。市民有志がお金を集め、農家からコメを買い上げて市に寄付。きゅうり、みそ、漬物は農家が提供、送料とマスク代は市が負担。同市産のコシヒカリは減農薬で「県特別栽培農産物」に認証され、もちもちして冷めても甘いという。鈴木力市長も農場で荷造りに参加、市長は「古里はいつでも帰れる温かいところ。帰省の自粛を頼むのもつらいが、言われた学生もつらいと思う」と述べた。市民有志の一人でもある農家の男性は「身土不二という言葉もある。少しくらい笑顔になってもらえれば」と話した。(毎日新聞2020年4月14日より

 市からの“仕送り”に添えられた市長のメッセージ『燕市への帰省を自粛している学生の皆さんへ』を紹介。「燕市では、5月6日までの間、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言が発令された区域から燕市への往来について自粛をお願いしています。さびしく不安な気持ちでいっぱいな皆さんに対しても、ふるさと燕市へ帰省しないでほしいとお願いすることになってしまい。大変申し訳なく思っています。そんなとき、私と同じように皆さんのことを心配する市内事業者の方々から、せめて、お米だけでも届けてあげたいという声をいただきました。とても素晴らしい取り組みだと思い。すぐに実行することとしました。燕市で収穫されたコシヒカリ5キロと手作りの布製マスク1枚を手配していたところ、支援の輪がどんどん広がり、味噌や漬物もお届けできることになりました。おいしいご飯をモリモリ食べて、少しでも元気を出してほしいと思います。燕市はいつでも皆さんを応援しています。新型コロナウイルスに負けることなく、この難局を乗り越えられるよう、一緒に頑張りましょう。令和2年4月 燕市長 鈴木力

 京都大学の山中伸弥教授は『新型コロナウイルス情報発信』にて「新型コロナウイルスに対する対策は微妙な手綱さばきが求められます。緩めすぎると感染者の急増と医療崩壊を招きます。締めすぎると、休業自粛をお願いしている方々の生活が崩壊し、また抗体を持つ人の数がなかなか増えないため、第3波、第4波に対して脆弱になります。」と述べている。次号発刊時には大学再開を願って・・・。

(宮本 輝)

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タグ:宮本 輝
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2020年04月28日

【限定Zoom開催】4月例会(第724回例会) 激変2021・2022年就活戦線を読む VUCA時代の就職活動 学生・大学・企業がなすべきことは何か

<2020/4/27更新: 限定メンバーによりZoom開催を試行します>
 高等教育問題研究会FMICS4月例会につきましては、無参加者開催を会報「FMICS BIG EGG」でご案内いたしました。
 最新のコミュニケーションツールであるZOOM開催が可能であることを知りました。
 なんとか食らいつき、試行的に4月28日(火)に、先の渡辺さんが問題提起をされた2月例会にご参加いただきました皆さまを中心にご案内を差し上げ開催いたします。

■高等教育問題研究会 FMICS 2020年4月例会(第723回)をご案内いたします。
 今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、月例会の開催が難しいことから、 FMICS 40年間で初めての試みとなりますが、無参加者例会とさせていただきます。問題提起渡辺さんと質問者高橋、事務局米田により対談形式でお話しをまとめまして、紙上報告とさせていただきます。


■2月例会では、渡辺茂晃さんは、インターンシップ花盛りの就活動向をデータをして語ってくださいました。インターンシップは、巧妙に企業が作り上げたキッザニアであること。インターンシップ代行業の社員に憧れて入社してしまうなど、少なくない学生はフィーリングカップル5対5、恋愛ゲームのノリで企業を決めていること。学生の企業理解不足からミスマッチングが起こっていることなど、「劇場型インターンシップ」の落とし穴を指摘されました。

■当初3月例会への渡辺さんのメッセージです。
新型コロナで就活はどうなったのか?
 新型コロナウイルスの感染拡大で、就活情報サイトが開催する合同説明会や大学内で開催する学内企業説明会、企業の個別企業説明会などが一斉に中止・延期になりました。また、採用選考に関しても、WEB・動画面接などで対応する企業が現れています。学生優位の売り手市場が続く中、インターンシップに参加して早めに動いていた学生がいる一方、就活は3月から動き始めようとしていた学生もいます。日程的には就活は解禁したものの、実際には説明会参加や選考を受けるなど、学生の就職活動は制約される事態となってしまいました。2021年卒者の就職活動はどのように進んでいるのかを検証します。


■4月例会では、大きく変わった最新の就活環境について紹介していただきます。
 VUCA時代の就活、何をする?
 就活を控えた学生たちに「今は予測不能なVUCA(ブーカ=変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)時代であることを認識したうえで、働き方や仕事選びを考えてほしい」と伝えてきましたが、新型コロナの感染拡大でまさにVUCAを実感する事態になってしまいました。ヒト、モノ、カネの流れが止まり、経済活動が停滞しています。企業の採用活動はWEB面接の導入や少人数での面接によって静かに、ゆっくりと進んでいます。
 現4年生は就活がなかなか進まなくても慌てないでください。企業は東京五輪の延期によって、後ろを気にせずに採用活動を慎重かつ確実に進めています。採用選考の準備はもちろんこと、就職後に必要になるであろう知識の吸収やスキル磨きに努めてください。3年生は夏のインターンシップに向けた準備を始める時期でしょうが、夏に実施する企業があるかどうか今のところ分かりません。焦ることなくいつインターンが始まっても参加できるように準備してください。特に、世の中にはどんな業界・企業があるのか、どんな商品やサービスを提供して企業活動をしているのかを見てみましょう。新聞を見てください。こんな状況だからこそ、業界や企業のつながりが分かりやすい状態になっています。
 就職活動は採用する企業と就職する学生の両者がいて成り立ちます。学生だけが焦っても仕方ありません。今できることは何かを考え取り組んでください。VUCA時代に求められる能力には、課題を見つけてその克服法を考え、最後までやり抜く力が必要だと言われています。


■お願い■
 皆さまには、渡辺さんへの質問をお願いします。mail2020@fmics.org までお送りください。4月24日(金)必着

【日時】 2020年4月28日(火)午後9時〜

【テーマ】 激変2021・2022年就活戦線を読む
  VUCA時代の就職活動
  学生・大学・企業がなすべきことは何か


【問題提起】
  渡辺 茂晃 (日経HRコンテンツ事業部長/元 桜美林大学 大学アドミニストレーション研究科非常勤講師)
【コーディネーター】
  高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授) 

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タグ:渡辺 茂晃
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