2017年06月21日

FMICS SD 304

■激動の時代を教育業界の枠にとらわれることなく、多面的・大局的視座からじっくりと展望いたします。新聞・雑誌等から教育&経済トピックスを持ちより、侃々諤々とディスカッションいたします。トピックスは、厳選して1件、A4縦判にコピー(10枚程度)して、簡単なMEMOを付してご持参ください。10分間程度のコメントをしていただきます。

【日時】 2017年6月21日(水) 午後6時30分〜8時30分

【会場】 四谷・蔵や
(JR・東京メトロ 四ツ谷駅 徒歩1分)
*会場の予約名は「フミックスの高橋」です。


【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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2017年06月07日

さようなら理科館!お別れ会

 去る4月22日(土)、表題のイベントが横浜市立大学の金沢八景キャンパスで開催されました。このイベントは、1970年に竣工した「理科館」(理系の研究室が入っていた建物)が、老朽化に伴い取り壊されるに際して、卒業生や学生・教職員によびかけて開催したものです。

 私自身はこの企画の直接の担当では無かったのですが、このイベントのアイデア自体は、私の発案が担当者を通じて実を結んだものでした。本当は先月号の小欄にて様子を報告するべく、私も楽しみに参加する予定でした。しかし前日の夜に突然体調を崩して救急搬送され、命に別状はなかったものの、数日は安静を強いられていたために、このイベントへの参加はおろか、原稿掲載も見送ってしまった次第です。

 さて当日の様子は、大学のWebサイトや、Facebook内に設けられたイベントページに掲載されていますが、300人以上の方々(上は70代の方から、比較的若い卒業生の赤ちゃんまで)が集まり、機器が撤収されて空になった建物の内部を見学し、一角に設けられた落書きコーナーに思い思いのメッセージを残し、懇親会にて旧交を温められたようです。Facebook内のアルバムには多くの写真が収められていますが、研究に明け暮れた学生時代の思い出を懐かしんでいる様子が、皆さんの愛おしそうな表情から伺えます。

 古い建物を壊す際にお別れのイベントを開く、というアイデアは、以前からうすうす考えていたものです。たしかFMICSの月例会か合宿のオールナイトの議論か何かだっと思いますが、卒業生にとって自分の記憶のある建物がキャンパスから無くなってしまうと、母校という感覚が失われてしまう、というような話しがあったのが、長らく印象に残っていました。また、数年前に東京電機大学が神田から北千住に移転した際に、古い校舎(それでも高層でなかなかのものですが)を使ってアート作品の展示イベントが行われ、それを実際に見に行った事もヒントになっています。

 今回取り壊しになった「理科館」は、それこそ昼夜を問わず学生達が研究に打ち込んでいた建物です。老朽化で新しい建物に変わっていくことは不可避であるにせよ、その建物が無くなる際には、当時の関係者に呼びかけたお別れの集いを持って“供養”をし、替わりの新しい建物を紹介して行くことが事が大切だと思います。

 自分自身が参加できなかったのは、つくづく残念でありましたが、イベントが実現した事ともにうれしかったのは、普段からキャンパスツアーを手伝ってくれている現役の学生で、しかもこの建物にはあまり縁のない文系の学生も何人かこのイベントに参加して、知られざる大学の一面を楽しんでくれた事でした。

(出光 直樹)

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タグ:出光 直樹
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大学のアルアル

 5年前から、毎年6月と9月に青森県と秋田県に高校訪問に行っています。まずは、青森県の八戸からスタートします。今年、八戸の駅に到着して気づいたのは、降りるお客の多さです。駅の観光案内の人に「観光客が増えましたか」と質問すると「ハイ、最近増えてきました」という答えでした。同じようにレンタカー会社の人にも聞いてみると、やはり観光客は増えたというのです。レンタカー会社の方に「八戸の魅力が広がってきた結果ですね」と確認すると、「田舎なのにどこがいいのですかね〜」というのです。すかさず、「だって八戸には朝5時からやっている天然温泉の銭湯が市内に約50カ所もあるし、日曜日の朝市は多いときは500軒の屋台が出るし、平日は一般人でも市場で新鮮な海の幸が廉価でいただけるし、夜は26軒の屋台があるみろく横丁で楽しめるじゃないですか」というと「お客さん八戸のことをよく知っていますね」といわれました。「でも他の町では、朝5時から銭湯はやっていないのですか」と不思議な顔で尋ねられたのでで、「恐らく八戸だけだと思います」というと驚いていました。普通だと思っていたことが、地元だけだと気づくと驚きに変わるのです。

 私は、新しい土地に行くと必ず次のことを聞きます。その町の人口はどれくらいか、学生の住む家賃はどれくらいなのか、自慢の場所は何処か、地元の人が好んで食べる食べ物や飲むお酒は何かなどです。

 そして、そこで得られた情報を元に行ってみますし、食べたり飲んだりするのです。その次の行動は、高校訪問した先生方に、あの景色はきれいだったとか、美味しいごはんだったとか、お酒が最高だったという感想を伝えます。地元のことを褒められて悪い気がするはずがありません。そうすると会話が弾み、今度はあれを試してみてくださいとか情報をいただけます。それをまた試していくと地元の情報がドンドン集まります。このおかげで、先生方との距離がグーンと縮まります。

 ここで気づいたことは、先生方は「自分たちは好きだけれど、ここは都会の人には田舎過ぎて、理解されないだろうな」という気持ちがどこかにあるということでした。せっかくの魅力を他県の人には伝えていないということです。

 まるで、大学と同じだと感じました。大学の教職員で自大学の悪いところを沢山見つけて発信している人の多いこと。どんな土地だって、大学だって魅力はあるはずなのに、あまりにも身近過ぎて見えなくなってしまうのでしょう。どんな組織だって、どんな場所にだって、他人が見たらいいところがあるはずです。それを見つけて魅力発信していくことが、重要だということを改めて感じます。あれがない、これがないと悩むより、アルアルを見つけましょうよ。

(秋草 誠)

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タグ:秋草 誠
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会報 『BIG EGG』 2017年6月号 発送作業

●FMICSの運営は、会員のボランティア作業によって支えられています。毎月の会報の発送作業も、その大切な活動の1つです。早い人はお昼過ぎから作業を開始し、夕方になると職場から一人また一人とメンバーが駆けつけます。

【日時】 2017年6月7日(水) 午後6時〜9時+食事会

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