2019年05月25日

FMICS 5月例会(第713回例会) デジタル社会(ロボット、AI時代)に求められる人のイノベーション

大学は、可能性の塊の学生が、AI時代を強かに活き抜くためのファンダメンタルズを身に付ける「安全な場」でなければなりません。AIの時代、変化は指数関数的にスピードアップするAIに対して、私たちが食わず嫌いであってはなりません。
指数関数的に拡大していくAIという新しい能力をいかにコントロールし、どのように人間の文化としていくか,現代はAIの能力と同時に,人間の本質が問われている時代でもあるのです。
松原 仁(2018)『AIに心は宿るのか』集英社インターナショナル新書 164p

 AIアレルギーを払拭するための、3月、4月、5月の3回、基礎の基礎を勉強いたします。皆さまには、フレッシュな大学人の皆さま、学生さんには、お声掛けいただきご参加ください。今回も、皆さまと「カード出し」手法により、AIと共生することの意味を深化いたします。

 なお、ご参加にあたり、課題図書を一読されますことをお勧めいたします。

 5月の問題提起は、伊藤忠テクノソリューションズ(株)広域・社会インフラ事業グループ技監 博士(数理情報学) 技術士(情報工学部門) 早稲田大学非常勤講師の野村典文さんです。

■野村典文さんからのメッセージ
 新たな産業革命とも称されるデジタル社会に変化していく世の中で、人は将来への希望と不安を抱えながら時代が流れるままに生きています。しかし、この変化は今までとは比べものにならないスピードでおきています。今まで人が行ってきた多くの仕事は、やがてロボットやAIに取って代わられると言われてすでに3年以上が立ちます。しかし、その準備や人の育成を具体的に考えて行動している機関や組織は未だ多くありません。
 その理由は、デジタル社会とそれを支える仕組み(AIはその一つ)の本質(データが中心)を理解している人が少なく、今までの教育体系をどう変えればよいのかがわからないということが背景にあるような気がします。
 今回は、デジタル社会として政府が描いているSociety5.0(スマート社会)を概観し、そこに求められている人材像(STEAM人材)にフォーカスを当てます。そして、その人材が「なぜ必要なのか」、「必要な能力は何なのか」、「どうやって育成していけばよいのか」を参加者とともに考えていきたいと思います。
 全員参加型のワークショップ形式で実施します。まず、Society5.0の目指すゴールと、それを支える人材(STEAM人材)、テクノロジー(AI/データサイエンス等)を皆さんと共有します。そのうえで、新たな人材とは何か。その育成の方法はどうすれば良いのか。皆さんでアイデアを出し、議論しながら考えていくことでAI、データサイエンスの本質も学ぶことができると考えています。

 ※STEAM人材とは、近年シリコンバレーで提唱されている5つの能力(S:Science,T:Technology, E:Engineering, A:Art, M:Mathematics)を高めた人材のこと。直近は、政府もSTEM(S: Science, T:Technology, E:Engineering, M:Mathematic)からSTEAM(Artを加えた)と言い始めています。

□課題図書
 そもそもAIはデジタル社会を築くの道具の一つに過ぎない。つまりデジタル社会とはどのような社会なのかという点を事前に学習しておいてほしいと思います。そのために以下の2つの本を推薦します。
日立東大ラボ『Society5.0 人間中心の超スマート社会』日本経済新聞出版社
此本 臣吾、森 健、日戸 浩之『デジタル資本主義』東洋経済新報社


【日時】 2019年5月25日(土)
   受付 午後3時30分
  月例会 午後4時〜7時
情報交換会 午後7時10分〜8時40分


【会場】 桜美林大学 四谷(千駄ヶ谷)キャンパス SY304教室
   (JR 千駄ヶ谷駅 徒歩6分 / 地下鉄 北参道駅 徒歩5分)

【テーマ】 AI入門講座 −3−
  デジタル社会(ロボット、AI時代)に求められる人のイノベーション
  〜ロボット、AI時代に人はどう変われば良いのか そのための人の育成とは何か〜


【問題提起】
  野村 典文 (伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 広域・社会インフラ事業グループ技監
   博士(数理情報学) 技術士(情報工学部門) 早稲田大学非常勤講師)


【ファシリテーター】
  米田 敬子 (文教大学生活科学研究所客員研究員)
  高橋 真義 (桜美林大学名誉教授)

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
 *お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
 *当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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posted by fmics at 16:00 | TrackBack(0) | 月例会