2022年07月23日

出光ゼミ 108

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●前回6月18日(土)の参加者数は、対面・Zoom合わせて4名。富山市で開催された『大学入試改革シンポジウム』とコミュニティFM局の教育情報番組「こども未来プロジェクト」、学生寮の人間関係構築、東京音楽大学の中目黒・代官山キャンパス、といった話題などが寄せられました。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

★今回も実会場とZoomミーティングの併用型で実施します。

【日時】 2022年7月23日(土) 午前9時30分〜11時30分

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室1
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 昼食会1400円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ

2022年07月22日

FMICS 7月例会(第752回例会) 検証 がんばる地方大学 地域力アップに貢献するカタチ

title1.jpg
 今月のFMICSは、地方大学の頑張りをピックアップいたします。

 問題提起は、この3月に法政大学大学院政策創造研究科を修了された芝浦工業大学柏中学高等学校長・毎日新聞客員編集委員の中根正義さまにお願いします。修論「地方創生に大学はどう関わっていけばいいか〜地域との取り組みを通じて〜」の概要をお話しいただきます。さらに、地方創生、地域貢献の名の下に頑張っておられる関係者の本音を束ねます。ブレイクアウトセッションでは、ご参加の皆さまには、大いにワイワイガヤガヤと語りあっていただきます。これからの大学の在り方の「何か」が見えて来ることが期待されます。

 夏休みです。学生・生徒さんにもお声かけいただき、お一人でも多くの皆さまにご参加いただきたくご案内いたします。

【日時】 2022年7月22日(金)
   研究会 午後8時〜10時00分(Breakoutsession 含む)
   茶話会 10時10分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 検証 がんばる地方大学
    地域力アップに貢献するカタチ


【問題提起】
 中根 正義 (芝浦工業大学柏中学高等学校長・毎日新聞客員編集委員)
○事例報告
 西村 靖史 (別府大学 文学部教授)
 新藤 洋一 (福島大学 アドミッションセンター副センター長・特任准教授)
 土屋 郁夫 (上越教育大学 教職大学院M2年)
○総括
 平木 正紀 (大学問題アナリスト)

【参加費】 年会費完納者無料、社会人1,000円、学生無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2022年7月21日(木)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
posted by fmics at 20:00 | TrackBack(0) | 月例会

2022年07月20日

FMICS BOOK PARTY 32-351 江村 洋『ハクスブルグ家』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。ワイワイガヤガヤ、仲間とともに本を読むことの楽しさを共有します。

【日時】 2022年7月20日(水) 午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 江村 洋『ハクスブルグ家』講談社現代新書


 【推薦者】 興津 利継 (竹中工務店・元桜美林大学大学アドミニストレーション研究科非常勤講師)
【参加要件】 指定図書を読破された方
 【参加費】 無料
【参加定員】 15名
【申込締切】 2022年7月19日(火)
【申込先】 yoneda(アット)fmics.org 米田 敬子
【事前課題】 *MUSTとします。
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『ハクスブルグ家』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『ハクスブルグ家』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. 本書を読んで取り上げたい人物、覇権構造・社会構造の変化や国に関するご意見、または、派生して調べられた事への意見などから2つお示しください。


にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
タグ:興津 利継
posted by fmics at 21:00 | TrackBack(0) | Book Party(旧:SD)

2022年07月14日

FMICS 茶話会 LOUNGE やらかした失敗を笑い飛ばす

title1.jpg
 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。お気軽に、ご参加くださいますようお願いいたします。

■日時  2022年7月14日(木)午後10時〜
■登壇者 近藤 浩 (帝塚山大学 学生生活課)
■テーマ やらかした失敗を笑い飛ばす
 学生支援で凹むより、自分でやらかした失敗と周囲の反応に凹むことが多い私。職場では出来たてホヤホヤの失敗談を話して、笑い飛ばしてもらっています。私が抱え込んでいた「失敗談(?)」を紹介するので笑い飛ばしてください。そして、皆さんの「やらかした失敗」も笑い飛ばしましょう。

■問い合わせ先 米田 敬子 yoneda(アット)fmics.org

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
タグ:近藤 浩
posted by fmics at 22:00 | TrackBack(0) | 茶話会 LOUNGE

2022年07月06日

何かあったらどうする症候群

 KDDIの通信障害、ネットやスマホがいかに生活に入り込んでいるか思い知らされた。そして原因がはっきりしないまま修復に励む技術者らの苦労はいかほどに。日本経済新聞6月8日「スポーツの力(北川和徳編集委員)」の『何かあったらどうする症候群』を読み返した。

 元陸上の為末大氏が先日、SNS(交流サイト)で私たちの国は「なにかあったらどうすんだ症候群」にかかっている、と発信していた。それは社会に安定と秩序をもたらすが、副作用として停滞を生み。個人の可能性を抑制するという。この症候群は、未来を予測してコントロールできるものと考え、その逆算でしか物事を判断できない。だが、実際には、予測しないことが必ず起きる。それをイノベーションという国もあるが、この国では「危ない」や「予想外」となる。ここから抜け出るためには「やってみよう、やってみなけりゃわからない」を、社会の合言葉にしなければ。

 北川氏は、変化を恐れ、安定と現状維持を無意識に優先する雰囲気が、社会の意思を決定し、その結果、世界の変化に追いつけず社会の劣化が進み、デジタル技術でイノベーションとか生産性の向上とか力んでも、これでは絵空事で終わるしかないと指摘する。さらに、未来は予測もコントロールもできないと覚悟した上で、リスクを正しく認識して最小限に抑える備えを怠らず、物事の優先順位を考えて行動することが重要であり、今なら昔よりずっと効率的にそれを実行できるはずとし、大リーグの中継で気がついたことを説明する。正反対のことが当たり前のように行われている。故障を回避するため投手は約100球で交代、主力選手もよく欠場する。一方、守備では無謀にも見える極端なシフトを敷く。どちらもその背景にあるのは最新のデータ分析や医科学の進化。そして選手生命とゲームの勝敗の優先順位。価値を最大化するためのリスク管理といえるだろう。スポーツだからできるという意見もあるだろうが、スポーツから学べることはたくさんある。

 東京都心、9日連続で猛暑日の最中にオープンキャンパスがあり、急きょ水とアイスを提供することになったが、業者から某高級アイスクリームが納品、まさに「予測しないことが必ず起きる」。請求書が届いたらどうするか…、最近の「合言葉」である。

(宮本 輝)

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
タグ:宮本 輝
posted by fmics at 18:02 | TrackBack(0) | 巻頭言