2022年08月27日

出光ゼミ 109

<2022/8/19 変更> 諸事情により対面開催は無しとし、Zoomのみでの開催といたします。
<2022/8/27 変更> 当初の8/27(土)18:30〜20:30 から、9/3(土)9:30〜11:30 に変更して実施します。


egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●前回7月23日(土)の参加者数は、対面・Zoom合わせて5名。MMI方式の面接を用いた横浜市立大学 医学部医学科 学校推薦型選抜https://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/42.html育休プチMBAニューロ・ダイバーシティ サミット JAPAN、特別な配慮を必要とする交換留学生への対応、NPO法人 学生文化創造、大学間連携の見取り図、といった話題などが寄せられました。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

★★Zoomミーティングのみで実施します。

【日時】 2022年9月3日(土) 午前9時30分〜11時30分

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ

2022年08月26日

FMICS 8月例会(第753回例会) 高校と大学の間にただよう★もやもや★を消し去ろう

title1.jpg
 8月例会のキーワードは、★もやもや★です。

 昨年2021年8月例会では、大学入試に焦点を絞りましたが、今年はもう少し守備範囲を広げて皆さまと★もやもや★解消についての秘策を束ねることといたします。

 夏休みです。学生・生徒さんにもお声かけいただき、お一人でも多くの皆さまにご参加いただきたくご案内いたします。

【日時】 2022年8月26日(金)
   研究会 午後8時〜10時00分(Breakoutsession 含む)
   茶話会 10時10分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 高校と大学の間にただよう★もやもや★を消し去ろう

【問題提起】
 真下 峯子 (昭和女子大学付属昭和中学高等学校長)
○事例報告
 安田 馨 (安田女子中学高等学校副校長)
 椿 仁三千 (千葉県立小金高等学校教諭)
○総括
 原田 健 (千葉商科大学経営企画室兼高等学校事務室)

【参加費】 年会費完納者無料、社会人1,000円、学生無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2022年8月25日(木)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
posted by fmics at 20:00 | TrackBack(0) | 月例会

2022年08月18日

FMICS 茶話会 LOUNGE 子どもの頃の夏と今夏の私

title1.jpg
 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。お気軽に、ご参加くださいますようお願いいたします。

■日時  2022年8月18日(木)午後10時〜
■登壇者 金成 泰宏 (和泉短期大学 教育・学習支援ユニット)
■テーマ 子どもの頃の夏と今夏の私
 子どもの頃の夏と今夏のあなた、どんなところが変わりましたか。また変わっていませんか。エピソードを交えて、ワイワイガヤガヤを楽しみたいと思います。

■問い合わせ先 米田 敬子 yoneda(アット)fmics.org

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
タグ:金成 泰宏
posted by fmics at 22:00 | TrackBack(0) | 茶話会 LOUNGE

2022年08月08日

FMICS BOOK PARTY 33-352 スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』(柴田 元幸 訳)

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。ワイワイガヤガヤ、仲間とともに本を読むことの楽しさを共有します。

【日時】 2022年8月8日(月) 午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』(柴田 元幸 訳)


 【推薦者】 内田 亜弥子 (派遣社員)
【参加要件】 指定図書を読破された方
 【参加費】 無料
【参加定員】 15名
【申込締切】 2022年8月7日(日)
【申込先】 yoneda(アット)fmics.org 米田 敬子
【事前課題】 *MUSTとします。
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『シカゴ育ち』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『シカゴ育ち』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. 『シカゴ育ち』の各話では、街の暮らしにある何気ない風景を通して、ささやかだけれど鮮やかな心の動きが確かな手触りを持って描かれています。あなたの記憶にある、またはいつも接している、そんな情景、エピソードを教えてください。


「七つの短篇と七つの掌篇が織りなす美しく力強い小説世界」(白水社の紹介文より)。
 一冊全部でなくても、一編だけ読んでのご参加も歓迎いたします。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
タグ:興津 利継
posted by fmics at 21:00 | TrackBack(0) | Book Party(旧:SD)

2022年08月04日

前期最終講義における1コマ

 今回は職場の1回生向けの演習の最後に私が語った事項について、思い出しながら文字起こししてみようと思う。

 今回のグループ・ワークでは、組織・グループにおけるリーダーシップとは何か、キーパーソンは誰かについて考えてもらい、発表してもらいました。各グループがそれぞれ大事と思う事項、たとえばリーダーシップなら「責任感がある」「行動力がある」「メンバーとの調和がとれる」など、キーパーソンなら「サポート役」などを指摘してくれました。話を聞いていて、皆さんは『じゃぁ、どれが正解なんだ?』と言いたくなったかもしれません。これに対する私の回答としては、たとえばリーダーシップやキーパーソンについて【僕・私にとっての】という接頭語をつけるべきだと。

 たとえば、【私にとっての】リーダーシップとは「いざと言う時に謝れる事」だと思っています。組織トータルとして調子がいい時は各メンバーの調子も総じていいはず。そんな時にリーダーのなすべき事はありません。でも、逆のシチュエーションが起こった時、全ての責任を一身に引き受けて謝る事って一見簡単な様でおいそれとできるものではありません。リーダーの謝罪1つで不調の根源を一掃し、復調のきっかけにならなければならないからです。それだけの胆力のある事、それが【私にとっての】リーダーシップだと考えています。

 一方、【私にとっての】キーパーソン、これには2種類あります。1つは「私より賢い人」もう1つは「地味ながら丁寧に業務をこなせる人」です。今回皆さんが指摘してくれたリーダーシップの要素、これらをすべて持ち合わせている人、言うなれば全能・万能な人ってまず世の中に存在しません。むしろ、不得手な部分の多いリーダー像というのが普通だと思います。その時、任務遂行に必要だが自分にとって不得手な部分があれば、得意な人に一任した方が成功確率は上がるはずです。私がリーダーになるんだったら、受任のための絶対条件は私より賢い人を私のそばに置くことを主張しますね。彼らに任せていたら間違いありませんし、無知な私が口出ししたって何ひとついい事ありません。

 一方、組織・グループにとって生じて困るのがミスです。しかも、その発見が遅れるほど事態は深刻になっていきます。ところが、人はミスする存在です。そうなってくると、組織・グループにとって何が大事かと言えば、ミス生じさせない様にするのではなくそれを早期に発見する事です。その際に役に立つのが丁寧な仕事をするメンバーです。丁寧に仕事をする人の何が丁寧かと言えば、やった事に対する確認作業を確実に遂行する点です。私は割と確認作業を丁寧にやる方ではあるんですが、上には上がいるもの。鬼気迫る勢いで確認作業をする人がいる。そんな人がメンバーにいるんだったら鬼に金棒、ミスから生じうる損失を最小限に食い止める事が可能になるはずです。

 この辺の話は、それこそ皆さんの倍以上の時間を生きてきた中で導き出したもので、だからこその【私にとっての】な訳です。勿論、異なる経験をすれば導き出される【私にとって…】は変わりますし、同じ経験をしても何処に力点を置いて次に活かすかで【私にとって…】のあり様は変わります。それで行くと、ネットで調べた内容や先輩・同期・後輩に聞いた内容は、結局の所【僕・私にとって…】を導き出す際のサンプルとしての役割しか果たさず、【僕・私にとって…】の答えにはなり得ません。くれぐれもここを間違えないようにして頂きたい。

 このクラスでは就活絡みで様々なトピックを扱ってきましたが、皆さんにとって本当に大事なのは業界情報を得たり、企業研究をしたり、インターンシップに参加したり、各種対策講座に参加したり…ではなくて、大学生の時間で経験するあらゆる事柄から「【僕・私にとっての】〇〇」の「〇〇」の部分を少なくともひとつ、見つけ出すことです。これは皆にとって強力な武器になりますし、窮地に陥りかけた時のクッションにもなりますし、周囲のプレッシャーを跳ね返す盾にもなります。資格より、留学経験よりも、インターンシップ経験よりも遥かに皆さんの力になります。学生生活は始まったばかりですが、ここを目指して日々頑張ってください。

(中村 勝之)

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
タグ:中村 勝之
posted by fmics at 18:04 | TrackBack(0) | 巻頭言