2022年6月例会
コロナ禍をプラス発想するpart3 「ポストコロナ」のキャンパス 明日に向かうためにべきこと
2022年10月例会
学びこんできた生徒を大学はいかに選抜するのか
この2回の月例会で確認しました知見を下敷きに、今月は、デジタル変革時代の中にあって、大学は大学設置基準改正と特例制度をどのように活かすべきかについて議論いたします。
【問題提起をされる興津さまからのテーマを考えるためのヒント】
コロナ禍で遠隔授業が不可避となったさなかに、私大連をはじめとして、デジタルを活用した「学生本位の学びへの転換」「学びの可能性の拡大」などを基調とする「ポストコロナの大学のあり方」の検討が進み、それらの提言が昨年夏に文科大臣に手交されました。
中教審での検討を経て、本年10月1日の大学設置基準改正施行に繋がりましたが、全ての要求が受け入れられた訳ではなく、遠隔授業他の60単位制限や校地・校舎面積基準等の緩和については、特例制度で申請し、認可された場合のみ実現が可能な制度となりました。
改正施行後1カ月経過の時点では、規制緩和を評価する大学経営者の声や具体的な計画の発表や取材記事を見ていませんが、少なくとも私大連の会長や理事がトップを務める大学では何らかの検討が進み始めていると、民間企業のセンスでは、そのように想像します。
“未だ” である場合も、大学経営に関わるマネジャー諸氏には様々な想いがあり、改正事項や特例制度を活用したアイデアや、そのために解決しておくべき課題も列挙可能でしょう。月例会では、是非ともその一部を開示頂き、議論に繋ぎたいと思います。
また文科省による各大学への調査では、今年前期は「全面的に対面」「殆ど対面」の授業に戻ったと報告していますが、個々にみると、コロナ後も遠隔授業を一定比率推進すると回答している大学があることに気づきます。
そうした大学では遠隔・対面の特質をよく理解した上で、オンラインによる授業の ”構造化” や “データ活用による評価” の方法を蓄積し、教員へのFDを推進しています。
月例会では、その情報を共有頂いた上で、デジタル活用による「学生本位の学びの実現と質の向上」「学びの可能性の拡大」について議論頂きたいと思います。
また、データサイエンスや専門領域でのデジタル活用とは別に、学生の様々なアクティビティや結果を収集して学生の成長を促すためにデジタル技術を活用する道もあります。その事例を共有頂き、上記の議論に幅と厚みを加えられたらと思います。
ブレイクアウトセッションは、皆さまの思うことをワイワイガヤガヤと出し合っていただきます。
お仲間、学びの主役の学生にもお声かけいただき、ご参加くださいますようお願いいたします。
【日時】 2022年11月22日(火)
研究会 20:00〜22:30(Breakoutsession 含む)
茶話会 22:35〜
【使用媒体】
Zoomミーティング【テーマ】 あなたは、デジタル変革時代に大学は何をなすべきだと思いますか
− 大学設置基準改正と特例制度を受けて −【プログラム】
○問題提起
興津 利継
(竹中工務店・元桜美林大学大学アドミニストレーション研究科非常勤講師) 佐藤 琢磨
(法政大学 学務部学部事務課長) 寺田 洋一
(桜美林大学 新宿キャンパス事務室課長)○コメンテーター
片山 英治
(野村證券金融公共公益法人部) 城内 康文
(早稲田大学 文化構想学部3年) 福井 佑季
(東京大学大学院 教育学研究科学校教育高度化専攻M1)○コメンテーター
中村 正史
(朝日新聞社 教育総合本部教育コーディネーター・朝日新聞Eduアドバイザー)【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915
加入者名:高等教育問題研究会
●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
●PayPal(振込手数料無料)
振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com
【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
参加定員 40名
申込締切 2022年11月21日(月)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
posted by fmics at 20:00|
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