2023年09月26日

FMICS 9月例会(第766回例会) 検証 地域と教育機関のシナジー

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 昨2022年7月例会「検証 がんばる地方大学地域力アップに貢献するカタチ」では、地域に貢献する教育機関の頑張りをピックアップいたしました。今年は、パワーアップ、地方創生、地域貢献の名の下に、元気元気元気に頑張っておられる皆さまに登壇いただきます。
 ブレイクアウトセッションでは、ご参加の皆さまには、大いにワイワイガヤガヤと語りあっていただきます。
 これからの教育機関のあたらしい在り方の「何か」が見えて来ることが期待されます。
 皆さまには、お仲間、生徒・学生さんに、お声かけいただきご参加くださいますようお願いいたします。

■シナジーは、「synergy」(英語)のことで、人、物、事柄などが複数存在し、それらがお互いに作用し合うことで、機能や効果を高めることを指します。相乗効果、共同作用といった意味で使われることがあり、一般的には共同、協力して行うことで1+1が2以上の効果を生むような場合に使われます。


【日時】 2023年9月26日(火)
   研究会 20:00〜22:30(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:40〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 検証 地域と教育機関のシナジー

○問題提起
 長堀 一之 (北翔大学・短期大学部 スポーツ支援室部長)
○事例報告
 久保 裕介 (小松大谷高等学校 教諭)
 出岡 由宇 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校 教諭) 
 西村 靖史 (別府大学 文学部教授)
○コメント
 田中 頌子 (湘南工科大学 工学部4年生)
 巽 悠介 (摂南大学 法学部4回生)
 小出 修嗣 (追手門学院 理事長室ネットワークアドバイザー) 
○総括
 山本 康二 (河合塾 教育研究開発部)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 yoneda2023(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2023年9月25日(月)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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2023年09月22日

出光ゼミ 117

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●前回8月26日(土)の参加者数は、対面のみで大人5名+ちびっ子2名。『大学職員のリアル - 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?』『子どもの読書を考える事典』、絵本の読み聞かせについての研究計画、テレビ番組の失礼な取材対応、後継者育成を念頭においた早期退職戦略、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。
★今回は久しぶりに平日の夜間の開催です。

【日時】 2023年9月22日(金) 午後6時45分〜8時45分 + 食事会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室3A
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会3000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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2023年09月20日

FMICS BOOK PARTY 46-365 藤原 和博 『本を読む人だけが手にするもの』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2023年9月20日(水)午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 藤原 和博 『本を読む人だけが手にするもの』


【推薦者】 団野 和貴 (富士ソフト)
【参加費】 無料
【申込先】 yoneda2023(アット)fmics.org 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2023年9月19日(火)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『本を読む人だけが手にするもの』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『本を読む人だけが手にするもの』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. 「本を読んだ方がいいと思いますか?」と質問されたら、何と答えますか。肯定しても否定してもその他でも、何でも構いません。今までの人生経験とこの本を読んだ感想を織り交ぜて、正直に答えてください。また,誰から(小学生、ご子息、先生、今生きている人全員など)の質問を想定して用意した回答なのか,その理由も教えてください。

【これからの課題図書&推薦者】 
■2023年10月
 中村 義実 (新潟県立看護大学 看護学部教授)
 『思考の整理学』外山 滋比古 ちくま文庫
■2023年11月
 脇田 里子(同志社大学グローバル・コミュニケーション学部)
 『ルポ 誰が国語力を殺すのか』石井 光太 文藝春秋
■2023年12月
 白銀 泰(朝日新聞社CSR推進部NIE事務局)
 『会社の人事 − 中桐雅夫詩集』 晶文社
 絶版のため入手できない場合は、以下の2本をお読みください。
「きのうはあすに」(『会社の人事』所収)
「やせた心」(『会社の人事』所収)

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タグ:団野 和貴
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2023年09月14日

FMICS 茶話会 LOUNGE 「川柳」「ユーモア」をテーマに楽しく語りましょう。

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 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。開始時間は午後10時からです。お気軽にご参加ください。

■日時  2023年9月14日(木)午後10時〜
■話題提供 土屋 郁夫
■テーマ  「川柳」「ユーモア」をテーマに楽しく語りましょう。
■メッセージ
 皆様は普段から何か創作していますか。 今回は自分が高校生や大学生だとして(性別は問いません)自作の川柳を発表してみませんか。俳号も考えてみましょう。日本語でも外国語でもOKです。「コラージュ川柳」という新種の川柳もあります。

■問い合わせ先 米田 敬子 yoneda(アット)fmics.org

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タグ:土屋 郁夫
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2023年09月07日

今勝って悲壮、負けて笑顔

 勝負事は字義のごとく勝ち・負けがはっきりする。勝った者は笑顔を爆発させ、負けた者は悔しい感情を爆発させる。観衆はそのコントラストに自らの感情を揺さぶられる。だが、ごく最近、表題の状況に遭遇した。

 昨年度から縁あって某体育会系クラブの部長に就任した。とはいえ、そのスポーツについてプレーした経験はもちろんのこと、ルールはおろか、実業団チームやクラブチームがあること自体知らない。そんな私が職務半分、興味半分で就任直後の試合に帯同して以降、1試合を除いて全ての試合に帯同して学生の一挙手一投足を観察している。そんな中、学生達の表情から読み取れた事がある。

 このクラブは一応強豪と評価されてはいるが、近年の戦績は正直芳しくなく、所謂「負けグセ」のついた状況である。なので、強敵と対戦する際には負けても悔しさを一切見せないのに、同等程度の大学に敗戦するとこちらがビックリする位泣き崩れる。「こんなメンタルの学生達をどうやって立ち直らせんねん!?こっちは素人やぞ!」なんて本音を学生達の前で吐露する訳にもいかず、ひたすら学生達を鼓舞し続けた。当然だが、昨年度から突然来た素人に心を開く学生は皆無で、私の鼓舞は試合会場の天井に響くだけであった。

 こんな状況が今年度の春季リーグ、新人戦、西日本インカレまで続いた。ただ、西日本インカレの最後の試合、私の中で「これは…!」と感じるプレーがあった。結果的にこの試合に勝利したのだが、勝った事実より「これは…!」と感じたプレーを試合後にひたすら褒めちぎった。

 それで迎えた先日行われた秋季リーグの初戦。かなりの劣勢で前半を終えたのだが、学生達の目が死んでない。むしろ手応えを感じている。それが高じてか、後半に猛烈な追い上げを見せ、あと一歩の所まで追い込む事ができた。試合後、勝利した強敵は喜ぶどころか悲壮感満載。そりゃそうだ。正直これまで「カモ」にしていて2週間前の公式戦もボロ勝ち。正直ナメてかかっていたのかもしれない。反して負けた学生達は笑顔満載。半月前にボロ負けした相手に窮地にまで追い込めた。しかも、何かを掴んで2週間練習に取り組んだ成果が早速出た格好だ。勝敗の面では残念だったが学生達の目は試合後も死んでいない。疲れた表情を一切見せない。いい傾向である。

 ジャイアントキリング。素人ながらそれを本気に思わせてくれる敗者の笑顔だった

(中村 勝之)

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タグ:中村 勝之
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味ひとすじ

 東京は連続真夏日が60日、我が家はお茶漬け海苔でおなじみの永谷園が2023年3月13日に発売した「パキット」が大活躍。「パキット」は、パスタソースが入ったパウチの中にパキッと折った麺と水を入れ、電子レンジで温め、蒸らしてぐるぐるかき混ぜるだけでパスタが完成するすぐれもの。麺をゆでるためのお湯を沸かしたり、最後に鍋を洗ったりする手間が省けるという商品である。

 日本経済新聞「ヒットのクスリ」(2023年7月7日)によると、新型コロナウイルス禍の巣ごもり生活で消費者の困り事として浮上したのが「1人分のパスタを作る面倒さ」だった。発案者の永谷園メーケティング本部の担当者も個人的に「もっと楽なパスタ製品はないか」と模索していた。そこで思いついたのが鍋を使わず、「ソースの中で麺をゆでること」。ソースの入ったレンジパックに乾燥麺を入れ、チンするだけ。簡単そうだがベテラン技術者からは「経験的に難しい」という答えが返ってきた。

 実際に試作に乗り出すと麺が焦げついたり、ソースの液体が大量に残ったり。それでも顧客目線で商品への文句に向き合い、食品成分などの見直しを重ねること約2年。1千回もの試作で、イメージ通りの製品がようやく誕生した。

 水を入れ、600ワットの電子レンジで6分ほどのチン。そのまま7分蒸らし、混ぜるだけで、ゆでたてのアルデンテを味わえる。調理中に別の用事もこなせる。永谷園によると鍋でパスタを作るより、調理や片付けの時間が7分ほど短いという。永谷園の企業理念は味ひとすじ。このため開発者がパスタの味を向上させるための外食に上限はなく、「もっともっと食べろと勧められる」とか。ヒットは現状に満足する行儀の良さより、批判や非難から始まることが多い。

 ちなみに永谷園によると、お茶づけは平安時代に貴族が天然の氷を切り出し、蒸したごはんを冷やしたのが源流とか。その後、武士が湯漬けとして食べるようになり、江戸時代には冷や飯をおいしく食べるため、庶民の生活にも普及したそうだ。創業者の嘉男氏は戦後に小料理屋のしめで、あられ菓子、のり、緑茶で食べるお茶漬けを見て、「一般の生活でも食べられたらいいのに」と考える。そこで編み出したのがロングセラー商品に育った「お茶づけ海苔」。本学も“味ひとすじ”で踏ん張れるか・・・正念場である。

(宮本 輝)

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タグ:宮本 輝
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