
問題提起をしていただく興津さまからのメッセージです。
VUCAの時代と言われています。目の前の課題解決だけでは立ち行かず、通常の予測も概して外れて意味を持ちません。見通せない将来に関して、多くの変化要因に目を向け、それらから描き出される複数のシナリオに対する方策を検討することをシナリオプラニングと呼んでいます。その実施を通じ、将来変化に対する対応力が高まり、新たなメンタルモデルの形成も期待できます。
7月に「出生数低下で、2040年に大学定員の2割が余る」が話題になりましたので、11月例会で私は、2040年頃の大学に関するシナリオプラニングを試してみます。学生数の減少に加え、様々な変化要因を取り込んで複数のシナリオを作成し、私なりに取り得る方策の検討も行ってみます。私の専門はFMなので、大学経営の方策案に基づいて施設方策も検討しますが、ダウンサイズの方向からは免れ得ないでしょう。
一緒に登壇頂く大学の先生や職員の方には、2040年または、より近い時点でのシナリオと大学運営や教育に関する方策検討を、学生の方々には、興味のあるテーマでシナリオプラニングを実施した報告をお願いしていますので、ブレークアウトセッションでご討議頂くことで、新たな気づきを得て頂けると嬉しいです。
■参考 【徹底解説】中長期の戦略立案に役立つ「シナリオプランニング」
FMICSは「安全な他流試合の場」です。皆さまには、お仲間、生徒・学生さんをお誘いください。学生・生徒さんには、大人とワイワイガヤガヤ語りあう場数をたくさん踏んでもらいたいのです。
【日時】 2023年11月25日(土)
研究会 20:00〜22:30(Breakoutsession 含む)
茶話会 22:40〜
【使用媒体】 Zoomミーティング
【テーマ】 未来は霧の中に
“大学淘汰の時代”の更にその先をシナリオプランニングで考えてみよう
○主張
興津 利継 ((株)FOR代表取締役・元桜美林大学大学アドミニストレーション研究科非常勤講師)
○コメント
小西 英行 (多摩大学 経営学部教授)
長堀 一之 (北翔大学・短期大学部 スポーツ支援室部長)
大谷 英継 (文京学院大学 事務局施設課)
団野 和貴 (富士ソフト)
田中 頌子 (湘南工科大学 工学部4年)
牛込 將晟 (多摩大学 経営学部2年)
【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915
加入者名:高等教育問題研究会
●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
●PayPal(振込手数料無料)
振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com
【申込&問い合わせ先】 yoneda2023(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
参加定員 40名
申込締切 2023年11月24日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
