2024年04月20日

FMICS 4月例会(第773回例会) AI時代を活きる PART1 〜文理横断 高度専門人材の育成〜

title1.jpg 登壇者の皆さまには、テーマを自由奔放に解釈していただきお話しくださいとお願いしました。

 あなたの頭の中の今回のテーマに関する知識の棚に、さらに新しい知見を加えて厚みを増していただければ幸いです。

 なお、4月、5月例会ともにご参加くださいますようお願いいたします。

【日時】 2024年4月20日(土)
   研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:10〜

【テーマ】 AI時代を活きる PART1
    〜文理横断 高度専門人材の育成〜


【主張】
「AIが見せる夢と現実が見せる事実との違いへの気づき」
 長谷川 克也 (JAXA宇宙科学研究所 研究開発員)

【報告】
「グローバル&STEAM 女子生徒と先生たち」
 真下 峯子 (昭和女子大学附属昭和小・中・高等学校長)
「米国大学の人材育成を支える人的・金融ネットワーク」
 片山 英治 (野村證券(株) 金融公共公益法人部主任研究員)
「大学を巡る人材オーダーの交差点〜産官学それぞれの人材育成は同床異夢か〜」
 荻野 恵市 (人事コンサルタント)

【総括】
「文理横断・文理融合人材育成の展望と課題」
 菊地 勇次 (文部科学省 留学生交流室室長補佐)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2024年4月19日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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2024年04月19日

FMICS 茶話会 LOUNGE 「ふれ愛はじめ」を束ねます

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 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。開始時間は午後10時からです。お気軽にご参加ください。

■日時   2024年4月19日(金)午後10時〜
■話題提供 小出 修嗣 (追手門学院 理事長室ネットワークアドバイザー)
■テーマ  「ふれ愛はじめ」を束ねます
■メッセージ
 人とのふれ愛を大切にするあなたの「ふれ愛はじめ」の一言を聞かせてください。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」の後に加える一言を束ねるときっとホクホクしてきますね。ご参加、お待ちしています。

■問い合わせ先 米田 敬子 aayoneda(アット)yahoo.co.jp

■2024年話題提供者 
 ●5月 長堀 一之
 ●6月 近藤 浩
 ●7月 金成 泰宏
 ●8月 土屋 郁夫
 ●9月 田中 頌子
 ●10月 小西 英行
 ●11月 長井 美沙紀
 ●12月 平田 暁子

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タグ:小出 修嗣
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2024年04月17日

FMICS BOOK PARTY 53-372 『弱いままのキミでバズる ― 学校では教えてくれないSNSという武器』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2024年4月17日(水)午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 静岡の元教師 すぎやま 『弱いままのキミでバズる
― 学校では教えてくれないSNSという武器』  


【推薦者】 団野 和貴 (富士ソフト株式会社)
【参加費】 無料
【申込先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2024年4月16日(火)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『弱いままのキミでバズる』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『弱いままのキミでバズる』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. 貴方がSNSで何かを発信するとしたら、どんな内容を発信しますか。「SNSでは発信しない」という選択肢もありとしますが、「○○を発信する」「発信しない」に関わらずそのように答えた理由や貴方の考えをお書きください。

【これからの推薦者】 
■2024年5月 城内 康宏 ((株)スタメン)
■2024年6月 福井 正人 (茨城県立つくば特別支援学校)
■2024年7月 海沼 恭史 (早稲田大学大学院)
■2024年8月 白銀 泰 (朝日新聞社)
■2024年9月 古山 由希子 (専業主婦)
■2024年10月 今野 裕子 (東京家政大学)
■2024年11月 田由 希子 (派遣社員)
■2024年12月 米田 敬子 (文教大学)

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タグ:団野 和貴
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2024年04月07日

出光ゼミ 123

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●ちびっ子連れの参加も歓迎です。

●前回3月20日(水祝)の参加者数は、対面&オンラインで6名。オープンキャンパスの人数限定イベントへの参加申し込みに志望理由の記載を求めて実質的な選考をした試み、第9回 RAサミット、東京消防庁の特殊救急車「スーパーアンビュランス」腐女子な外科医・さーたりさんのコミックエッセイYCU Student Award 2023 を受賞した「Hair for Children」と「YDC」の活動、横浜市の救命講習・応急手当普及員講習横浜市立大学 東洋医学研究会、多摩センターの植栽ますを利用した高校生主催の社会実験「あおぞらフェス」が好評だった件、タマリズムプロジェクトといった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。

【日時】 2024年4月7日(日) 午前9時30分〜11時30分 + 食事会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室3A
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会2000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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タグ:出光 直樹

2024年04月03日

「部活動」の行方

 今年2月、中学1年生の姪が、アンサンブルコンテスト東北大会で銀賞を受賞した(木管・金管・打楽器・コントラバス等を使った重奏の音楽コンテストである)。東北大会で2年連続銀賞という結果に、今後の活躍を楽しみにしていた。ところが、聞くところによると学校での部活動は終了が予定されているという。

 中学校の部活動は、2020年に「休日の部活動の段階的な地域移行」を行うことが決まっている。また、2022年12月には「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」が文科省より発表され、2023年からの3年間を「改革推進期間」とし、「可能な限り早期の地域クラブの実現を目指すこと」が示されている。背景には、少子化による団体競技の継続困難や、教員の負担軽減がある。

 部活動といえば「過熱化」問題が、かねてより指摘されている。上記ガイドラインによると、週の授業時間が約24時間に対し、文化部活動で「週14時間を超える」と回答した生徒は42%、「週21時間を超える」と回答した生徒は21.7%だったという(スポーツ庁「平成29年度運動部活動等に関する実態調査」)。上記調査結果等を鑑み、量的規制を目的として1日の練習時間や休養日設定などの制約事項も盛り込まれている。過熱化の背景として、「勝利至上主義」や部活動に関する規定が不明確であること、推薦入試等において評価される「仕組み」の存在など、これまで様々な理由が挙げられてきた。しかし、地域移行に伴って量的規制のみにとどまり、部活動に対する「考え方」や関連する「仕組み」がそのままであれば、本質的な問題解決には程遠い。多方面からこの問題に取り組む必要がありそうだ。

 また、教員の処遇改善もかねてから指摘されている。現状、公立学校の教員には、時間外手当等を出さない代わりに、給与月額の4%相当が支給されている(給与特措法)。中央審議会で議論されてはいるが、業務が多様化している教育現場の現状を踏まえるとかなり厳しい運用体制と言える。まずは、労働時間を抑制する機能を導入することが、待ち望まれる。

 諸外国には、日本のような活発な「部活動」は見られないと聞く。様々な問題を含む部活動に対し、この機会に、その意義や理念(部活に参加する理由や、何を得ることができるのか)についてあらためて見直し、その達成に見合った環境整備を行うことが最も重要ではないだろうか。継続そのものや、地域クラブ活動に移行することが本来の目的ではない。大会で勝利することは、生徒たちの夢や目標になる一方で、過度な練習時間は、「学び」や「自由な時間」とのトレードオフによって保たれている。外部環境が変わっても、部活動を通して得られる「価値」を守るために、生徒たちの「学び」と部活のバランスを担保する仕組みを大人がいかに準備できるかが「鍵」である。

(佐藤 琢磨)

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タグ:佐藤 琢磨
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