2024年05月18日

FMICS 5月例会(第774回例会) AI時代を活きる PART2 〜文系・理系の枠を超える人材育成 我が大学の取り組み〜

title1.jpg2024年5月18日(土)午後8時からの高等教育問題研究会 FMICS 5月例会(第774回)のご案内をいたします。
 2024年4月23日(土) FMICS 4月例会では、「文理横断・高度専門人材の育成」について問題点を多面点・多層的に整理しました。
 今月は、各大学のミッション・パッション・アクションをお話しいただきます。
 みなさまには、4月に引き続き、5月例会もにご参加くださいますようお願いいたします。

【日時】 2024年5月18日(土)
   研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:10〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 AI時代を活きる PART2
    〜文系・理系の枠を超える人材育成 我が大学の取り組み〜


【解説】 菊地 勇次 (文部科学省 留学生交流室 室長補佐)

【報告】
 森下 覚 (東京都市大学 総合企画部門企画部大学運営課)
 足立 崇 (追手門学院大学 大学政策部次長)
 高野 拓樹 (京都光華女子大学 キャリア形成学部教授)
 出光 直樹 (横浜市立大学 アドミッション課専門職・学務准教授)

【コメント】
 出岡 由宇 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校 教諭)
 椿 仁三千 (千葉県立小金高等学校 教諭)
 佐藤 琢磨 (法政大学 研究開発センター事務課長)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2024年5月17日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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2024年05月13日

FMICS BOOK PARTY 54-373 戸田山 和久『思考の教室 じょうずに考えるレッスン』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2024年5月13日(月)午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 戸田山 和久 『思考の教室』  


【推薦者】 城内 康文 (株式会社スタメン)
【参加費】 無料
【申込先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2024年5月13日(月)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『思考の教室』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『思考の教室』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. この本を読んだあとで、まったく異なるように見えたもの(抽象概念含む)を教えてくださ い(複数可)。
      文体は柔らかですが、内容はまったく柔らかくない(そもそも著者が優秀な哲学者=考えるプロというのもあります)のでかなり骨太ですが、読んだ後の恩恵はかなり大きいと思います。よろしくお願い致します。
      ちなみに、この本には練習問題がついていま すがやらなくてもよいこととします。

【これからの推薦者】 
■2024年6月 福井 正人 (茨城県立つくば特別支援学校)
■2024年7月 海沼 恭史 (早稲田大学大学院)
■2024年8月 白銀 泰 (朝日新聞社)
■2024年9月 古山 由希子 (専業主婦)
■2024年10月 今野 裕子 (東京家政大学)
■2024年11月 田由 希子 (派遣社員)
■2024年12月 米田 敬子 (文教大学)

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タグ:城内 康文
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2024年05月12日

出光ゼミ 124

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●ちびっ子連れの参加も歓迎です。

●前回4月7日(日)の参加者数は、対面で5名。セゾンカードの保険「Super Value Plus」、受験生を号泣させてしまったお話、鈴木 裕介 『我慢して生きるほど人生は長くない』、転職を経ての自己分析、世界の救急車、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。

【日時】 2024年5月12日(日) 午後3時15分〜4時45分 + 食事会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室1
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会2000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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2024年05月09日

FMICS 茶話会 LOUNGE 嫌いだったけど好きになったもの

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 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。開始時間は午後10時からです。お気軽にご参加ください。

■日時   2024年5月9日 (金) (木)午後10時〜
■話題提供 長堀 一之 (北翔大学・北翔大学短期大学部 スポーツ支援室)
■テーマ  嫌いだったけど好きになったもの
■メッセージ
 大人になって味覚が変わって好きになった食べ物や飲み物とか大嫌いな有名人が今では大好きとか、何でも良いので嫌いだったけど好きになったものを話し合いたいと思います。

■問い合わせ先 米田 敬子 aayoneda(アット)yahoo.co.jp

■2024年話題提供者 
 ●6月 近藤 浩
 ●7月 金成 泰宏
 ●8月 土屋 郁夫
 ●9月 田中 頌子
 ●10月 小西 英行
 ●11月 長井 美沙紀
 ●12月 平田 暁子

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タグ:長堀 一之
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2024年05月01日

英国大学キャンパス見学(前編)

 3月下旬に、所用で英国を訪れた。せっかくの機会なので、大学のキャンパスをいくつか訪れてみた。英国では、日本にまだ大学が存在していない11世紀に、すでに最初の大学が誕生している。実際に訪れて感じたことを中心に、日本の大学との違い等について述べてみたい。

 まずは、オックスフォード大学である。言わずと知れた各世界ランキングのトップに名を連ねる名門だ。創立は1096年頃、世界で2番目に古い大学と言われる。一つのキャンパスに大学施設が集まっているのではなく、図書館をはじめ大学の建物が至る所に点在し、街の一部を形成している。その調和は見事であり、900年以上もの間、変化を遂げながら、今もなお続く存在感は圧倒的だ。

 オックスフォード大学は、ユニバーシティと39のカレッジから構成されているという。各カレッジは、基本的に独立した建物と敷地を持っている。入場料1000円ほどを払い、皇后雅子さまも留学されたという「ベリオールカレッジ」を訪ねた。1263年創立の、アダム・スミスやリチャード・ドーキンス、ボリス・ジョンソン元首相を卒業生に持つ歴史あるカレッジだ。内部は、ひとつの大学のような趣で、食堂、礼拝堂、研究室、寮、図書館等で構成され、まぶしいほどの芝生が整備されている(入ってはいけないと入り口で念をおされる)。授業を行う教室を覗いてみたいと思い、聞くと「教室はありません」と返ってきた。質問がうまく伝わらなかったと思い、再度聞くものの「ですから、教室はありませんよ。」と同じ答え。少しの沈黙の後に「授業は、別な場所で学部ごとに行われていますから。」と教えてくれた。詳しく聞くと「カレッジ」では「授業」ではなく「チュートリアル」と呼ばれる個別指導が行われているという。

 大学の正式名称は「University of Oxford」である。Webサイトでは、「カレッジ」と「ユニバーシティ」の違いが説明されている。前者の主な役割が、入試、宿泊施設や食事、図書館、個別指導の提供である一方、後者は、図書館や研究室、博物館の提供や、試験の実施と採点、学位の授与を担う。学生は「学問」の基盤となる「学部」と、生活の基盤であるカレッジに所属する。また、日本語として訳される「学寮」ともまったくの別物だった。恥ずかしながら、現地を訪れるまでまったく理解できていなかったのである。

 国内に目が向いている限り、日本にはない物の見方や考え方に触れる機会はおのずと乏しくなる。世界に伍するには、少なくとも国外に意識を払い、自分達を外側から俯瞰することが必要となる。近年「多様性」が求められる所以の一つだ。悠久の歴史を醸し出すオックスフォードという空間で、そのことをあらためて実感した。グローバル化の影響により「世界は小さくなった」と言われるが、現地を訪れてはじめて気づくことは少なくない。次回は、続編として「学び」について触れてみたい。

(佐藤 琢磨)

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