2024年07月27日

FMICS 7月例会(第776回例会) 探究学習を大学進路に活かすための進路指導

title1.jpg探究学習は、深い溝がある初中と高等教育を繋ぐ極めて効果的なミッション・パッション・アクションです。

 先日、文部科学省が「大学入学者選抜における総合型選抜の導入効果に関する調査研究」を公表しました。良きアクションであると評価しつつも、課題もたくさんあることを示しています。

 夏休みだからこそ、探究学習を、じっくり、THINK BIGに考えることといたします。皆さまには、7月、8月例会ともにご参加くださいますようお願いいたします。

【日時】 2024年7月27日(土)
   研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:10〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 探求学習・高校と大学をつなぐ可能性を考える PART1
   〜 探究学習を大学進路に活かすための進路指導 〜


【趣旨説明】
 高橋 真義 (桜美林大学名誉教授/日本アクティブ・ラーニング学会チャレンジ教育部会座長)
【主張】
 難波 俊樹 (東京富士大学 経営学部准教授/日本アクティブ・ラーニング学会副会長)
 出岡 由宇 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校 教諭)
 椿 仁三千 (千葉県立小金高等学校 教諭)
【学びの主役の一言】
 齊藤 真希穂 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校2年)
 小池 未桜 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校2年)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2024年7月26日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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posted by fmics at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 月例会

出光ゼミ 126

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●ちびっ子連れの参加も歓迎です。

●前回6月15日(土)の参加者数は、4名。医師を目指す高校生に受験費用も含む学費等や生活費等の資金を貸し付ける「重田教育財団:高校生-医学生奨学金」、保育におけるICT化の課題、“まちづくり”が学べる首都圏西部地域の大学、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。

【日時】 2024年7月27日(土) 午前9時30分〜11時30分 + 食事会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室3A
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会2000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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2024年07月26日

FMICS BOOK PARTY 56-375 郡司ぺギオ幸夫 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2024年7月26日(金)午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 郡司ぺギオ幸夫 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』  


【推薦者】 海沼 恭史 (早稲田大学大学院 教育学研究科学校教育専攻修士2年)
【参加費】 無料
【申込先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2024年7月25日(木)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. 読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. 筆者は、「外部」に触れることで創造性が発揮されると述べているが、あなたの思う「外部」とは何だと思いますか?

【これからの推薦者】
■2024年8月 白銀 泰 (朝日新聞社)
■2024年9月 古山 由希子 (専業主婦)
■2024年10月 今野 裕子 (東京家政大学)
■2024年11月 田由 希子 (派遣社員)
■2024年12月 米田 敬子 (文教大学)

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2024年07月19日

FMICS 茶話会 LOUNGE 夏の暑さを乗り切る(楽しむ)! 暑い時(この夏休み)〇〇します(する予定です)!

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 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。開始時間は午後10時からです。お気軽にご参加ください。

■日時   2024年7月19日(金)午後10時〜
■話題提供 金成 泰宏
■テーマ  夏の暑さを乗り切る(楽しむ)!
   暑い時(この夏休み)〇〇します(する予定です)!
■メッセージ
 本格的な夏(or夏休み)を目前に控え、前向きに夏の暑さを乗り切る(夏休みを迎える)ために
・夏休みは〇〇をする予定です
・夏バテ防止に〇〇してます(がおすすめです)
・涼をとるため〇〇してます
・暑いので〇〇してます(を楽しんでいます)
・夏のビールは〇〇〇が一番! 等々
 あなたの暑さ対策、夏を楽しむ秘策、夏休み計画、夏の思い出等々
 “夏”と“暑い”をつまみに、気軽に、ゆるーく、ワイワイガヤガヤできればと思います。

■問い合わせ先 米田 敬子 aayoneda(アット)yahoo.co.jp

■2024年話題提供者
 ●8月 土屋 郁夫
 ●9月 田中 頌子
 ●10月 小西 英行
 ●11月 長井 美沙紀
 ●12月 平田 暁子

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タグ:金成 泰宏
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2024年07月10日

英国大学キャンパス見学(後編)

「後編」では、スコットランドとロンドンの大学について述べたい。スコットランドの首都にある1583年創設のエジンバラ大学は、後述するグラスゴー大学と共に「Ancient University」(古代の大学)と呼ばれ、1600年以前にできた7つの大学のうちの一つである(THE世界大学ランキング30位)。キャンパスには、新しい建物と歴史的建物が入り混じり、時代の変化に応じながら発展してきた歴史を感じさせる。

 エジンバラから電車で1時間ほどの場所に位置するグラスゴー大学も訪れた。1451年創立の英国で4番目に古い大学だ。かの「経済学の父」アダム・スミスも学び、のちに教鞭をとっている。スミスは教壇に立ちながら「道徳感情論」を著した。ゴシック様式の重厚な建物で構成されたキャンパスは、歴史の息吹を感じる深遠な空気感を醸し出している。

 スコットランドでは、他の地域と異なり、大学は4年制で、住民は学費が無料となっている。イングランドも1997年までは無料だったが、現在は有料である。同じ国でありながら地域によって学費の扱いが異なるのは、「連合王国」である英国ならではの特徴だ。

 ロンドンの中心地にある主要な4つの大学も訪問した。社会科学に特化したLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・46位)、KCL(キングス・カレッジ・ロンドン・38位)、UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン・22位)、最後に理工系大学であるインペリアル・カレッジ・ロンドン(8位)である(数値はTHE世界大学ランキングの順位)。すべて1863年に設立されたロンドン大学のカレッジだ(インペリアル・カレッジは2007年に独立)。UCLのキャンパスには、1863年に英国に渡った伊藤博文らの留学を記念する碑が建てられており、160年前にUCLで学んだ日本人に遭遇することができた。

 英国の100余りある大学のうち、世界大学ランキング100位に11大学が入っている一方で、日本では800弱ある大学のうち、2大学のみのランクインとなっている。政府は2016年の「日本再興戦略2016」において、「10年間で世界大学ランキング100位以内に10校以上入る」というKPIを設けた。英国でも11大学という現状をみるに、目標設定に無理があったようだ。SGU事業が終了した今、コストや結果などを踏まえ、グローバル化の意義や方法の見直しが望まれる。

 海外戦略の検討においては、世界全体を見渡す「グローバル化」という視点と、あくまで自国を中心に他国との関係を深めていく「国際化」という視点の違いをあらためて整理し、明確にしておきたい。

 少なくとも留学生の獲得については、欧米と同じコンテンツや方法ではなく、日本の教育研究の利点や世界の教育研究に貢献できる点等、「独自性」を掘り起こし、その魅力を発信しない限り、「人」を集めるのは難しいだろう。

(佐藤 琢磨)

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タグ:佐藤 琢磨
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