
FMICSでは昨年秋に、“少子化で2040年に大学定員の2割が余る”予測を基に議論をしました。
その対応さえ簡単ではないのですが、2040年頃までに少子化が止まって人口が安定するわけではなく、その先もずっと人口は減り続けるのです。大学だけでなく社会全体は様々な影響を受け、今は普通だと思っていることも、普通ではなくなってしまうことも多々ありそうです。
今回は大学関連に限定せず、社会全体への影響と対応策を考え、議論することで大局観を育てて
頂きたいと思います。私からの問題提起では、出生数推移や人口予測、縮小した人口に対応するための「2050年国土のグランドデザイン」、(50年・100年先の)「選択する未来(内閣府)」、これまでの少子化対策費と効果が出ない現状、原因と考えられる一部の情報などをご提供します。
当然、「何故、うまく行かないのか?」と疑問を持たれるようになると思いますので、ご提示した情報に加えて、ご自身の引出しに入っている”社会の慣習”や”自分自身の考え方”など様々な情報を取り出して、原因や対策についてのご自身の考えを整理し、活発な議論をして頂きたいと思います。
以下の2つの資料を事前にご覧になっておいてください。
■「選択する未来」委員会報告 子ども向けダイジェスト版(2015年秋)
■「国土のグランドデザイン2050」パンフレット(2014年)
FMICSは「安全な他流試合の場」です。
皆さまには、お仲間、特に生徒・学生さんをお誘いください。
【日時】 2024年11月30日 (土)
研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
茶話会 22:10〜
【テーマ】 『人口減少』を我がこととして考える
〜 『人口減少』をさまざまな視点から検討し大局観を育てよう 〜
【問題提起】
奥津 利継 ((株)FOR 代表取締役)
【事例報告】
■大学業界は18年間不況確定業界
長堀 一之 (北翔大学 教職センター)
■少子化で先生が激務になる? 教育の今後を予測する
団野 和貴 (富士ソフト株式会社)
■人口減少社会を見据えた人材育成について考える
菊地 勇二 (文部科学省 高等教育参事官局補佐・留学生交流室補佐)
■高校生に人口減少の授業をしてみた
出岡 由宇 (多摩大学附属聖ヶ丘高校 教諭)
【学びの主役の一言】
鳥居 悠吾 (湘南工科大学 工学部3年)
牛込 將晟 (多摩大学 経営情報学部3年)
【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915
加入者名:高等教育問題研究会
●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
●PayPal(振込手数料無料)
振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com
【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
参加定員 40名
申込締切 2024年11月29日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
