2025年05月29日

FMICS BOOK PARTY 66-385 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 岸見 一郎・古賀 史健



「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2025年5月29日(木) 午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 岸見 一郎・古賀 史健
【推薦者】 団野 和貴 (富士ソフト(株))
【参加費】 無料
【申込先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2025年5月28日(水)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. 本書を読んで最も胸に響いた一節を1〜3本ご紹介ください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. (1)登場人物である青年は、哲人に対して終始反論し考えを認めるつもりはない様子です。しかし物語の終盤、彼は哲人の考えを受け入れ始めます。何が決め手になったのでしょうか。彼の心の中でどのような変化があったのでしょうか。想像して自由にお答えください。
    (2)長年の人生経験を振り返った上で、貴方が今青年の立場になったとして哲人のおっしゃることを受け入れら れますか。「これは実践できる(実践した)・実践できない」という点と「実際に直面した課題や人生の悩み事」に触れながら、思いを綴ってください。


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タグ:団野 和貴
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2025年05月24日

FMICS 5月例会(第786回例会)今 あなたに問い掛ける AIを使いこなしていますか

 AIを使うことが日常になりました。そして、今、AIを活かすことが当たり前に求められています。しかしながら、AIを使いこなし活かしている方は多くはないのではないでしようか。
 FMICS では、2024年4月に「AI時代を活きるPART1 文理横断 高度専門人材の育成」5月に「AI時代を活きるPART2 文系・理系の枠を超える人材養成 我が大学の取り組み」をテーマにして、かなりふかいところに挑戦しました。
 2025年5月は、あなたに問い掛けることとして、「AIを使いこなしていますか」をテーマとすることにいたします。
 高橋は、すき間時間に、Microsoft Copilot と会話を楽しみます。プロンプト作成のトレーニングにもなり楽しいです。
*Copilot とは、Microsoft が提供するAIアシスタント機能で、ユーザーのタスクを支援したり、情報を検索したり、文章を生成したりするツールです。Windows に組み込まれている機能であり、自然言語処理を利用して、様々な作業を効率化します。

【日時】 2025年5月24日(土)
   研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:10〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 今 あなたに問い掛ける
   AIを使いこなしていますか


【解題】
 長谷川 克也 (JAXA宇宙科学研究所 研究開発員)
【現場の報告】
 津下 哲也 (姫路大学 教育学部こども未来学科講師)
 庄司 一也 (帝京平成大学 健康医療スポーツ学科講師)
【コメント】
 伊東 建祐 (山形大学 工学部1年)
 荒牧 翼 (湘南工科大学 工学部3年)
 団野 和貴 (富士ソフト(株)
 森下 覚 (東京都市大学 企画・広報課長補佐/二子幼稚園事務長)
【総括】
 佐藤 琢磨 (法政大学 研究開発センター)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2025年5月23日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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2025年05月20日

FMICS 茶話会 LOUNGE 私の好きな喋り手

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「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。開始時間は午後10時からです。お気軽にご参加ください。

■日時   2025年5月20日(火)午後10時〜
■話題提供 長堀 一之 (北翔大学 教職センター)
■テーマ  私の好きな喋り手
■一言   人を惹きつける喋りができる人って憧れますよね。現存する人は勿論のこと、故人も含めて、皆さまが好きな喋り手について語り合いましょう。話を生業とするアナウンサーや芸人、ラジオのディスクジョッキーなどに留まらず、「研究者だがこの人の喋りはピカ一だ」なんて話も大歓迎です。有名人でなくても構いません。自分の身近な人でも結構です。なぜその人なのか、どう自分に響くのかを、ご紹介いただければと思います。一人で複数人紹介いただいて構いません。素敵な喋り手は私の理想でもあります。是非皆さまのご参加をお待ちします。

■問い合わせ先 米田 敬子 aayoneda(アット)yahoo.co.jp

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タグ:長堀 一之
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2025年05月11日

出光ゼミ 136

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。また、ちびっ子連れの参加も歓迎です。

●前回4月13日(日)の参加者数は対面とオンラインで7名(ちびっ子含む)。「東大の学校推薦型選抜、女性合格者が過去最多49% 関東以外も増加:朝日新聞」、桜美林高等学校軽音楽部の活躍、上越教育大学大学院の必修科目「学校実習」、つくば開成学院高等学校、通信制高校での教科学習と地元企業でのOJT(On the Job Training:有給インターンシップ)を並行して行うサポート校「ライトシップ高等学院」、「東京都市大学オーストラリアプログラム」、神奈川大学の「Web入試診断」、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。

【日時】 2025年5月11日(日) 15時15分〜16時45分 + 食事会
<その次は6/14(土)18:15〜または21(土)12:15〜の予定です>

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室1
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会2000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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2025年05月07日

英国の授業料ローン制度

 前号で、高校の授業料無償化について述べた。今回は、英国(イングランド)の授業料ローン(Tuition Fee Loans)を紹介したい。有償化に踏み切った英国の事例は、今後、日本が「誰が学費を負担するのか」という問題を検討する上で、少なからず参考になるだろう。イングランドは1998年に、各大学が£1,000(約19万円)を上限に授業料を設定できる制度を導入した。2025年度からは、上限額が£9,535(約181万円)に7年ぶりに改訂される。なお、英国では、ほとんどの大学が「国立」である。

 イングランドの制度は、有体に言えば「出世払い」だ。返済金は、卒業後、収入が£25,000(約475万円)程度となってはじめて、給与から天引きされる(英国の物価は、日本より高い)。返済額は、月収の9%とされている。ローンを管理するSLC(Student Loan Company)のウエブサイトでは、プラン1に加入し(複数のプランが準備されている)、年収が£33,000(627万)となった場合等の事例が紹介されている。まず、月収£2,750/約52万)から定められた基準額である£2,172 (約41万)を差し引く。差が£578(約11万)となり、このうちの9%にあたる£52.02(約9,900円)が月々の返済額となる。利率は、小売物価指数によって変動する。現在は4.3%だ。

 なお、「貸与プラン」にもよるが、返済開始予定日から30年経過するか、65歳に達した場合は、借入金が全額免除となる。すべての学生を対象としており、世帯の所得制限等はない。なお、上記以外に、「生活費ローン(Maintenance Loan)」も用意されている。これらの制度により、イングランドでは、「授業料を払えないため大学進学を諦める」問題に対し、機会の平等を担保しようとしている。その特徴は、返済額が、借入金ではなく、「未来の収入」に応じて決定される「所得連動型」である点だろう。もう一つは、収入が規定額に達しなければ、一定の条件下で、借入金が免除される点だ。

 英国と違い、日本には、私大が多く存在し、73.8%の学生は、私大に通っている。(令和6年度学校基本調査)。「授業料を誰が負担するか」という議論では、必ずといっていいほど、「国立と私立の扱い」が論点となる。望ましいあり方を議論することは重要だが、私大に教育を依存してきた歴史と現状を基盤において、議論に臨むことが重要だろう。なお、日本でも、大学院修士相当過程の入学者を対象として、昨秋から「授業料後払い制度」が導入されている。国公立は、535,800円、私立は776,000円を上限として貸与する。その後は、イングランドのように、年収が300万円程度になるまでは毎月2,000円返済する仕組みだ。「大学の授業料無償化」の動きは、学部課程にも広がっていくだろうか、今後の動向に注目したい。

(佐藤 琢磨)

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タグ:佐藤 琢磨
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