■黒木比呂史(2003) 『芝浦工業大学の21世紀戦略』日経BP企画 157pからの引用。
これが前代未聞の“大学倒産”ですよ。企業にたとえれば、会社更正法を申請して管財人がやってきて・・・ということですから。ただ、3人の弁護士の先生方が本当に努力してくださって、1年ぐらいで引き上げていかれました。あとは君たちがやらないとダメなんだよ、という言葉を残して。 |
石川先生の談話です。芝浦工業大学の再建のために、建築の世界で大成するという「夢」を捨てられて、大学経営の道を選ばれました。頑張ってがんばられて、多くの難題に背を向けることなく、地道に、そして真摯に取り組んでこられました頑強な基盤の上に、今や華々しく元気元気元気な芝浦工業大学があるのです。
■2014年 FMICS1月例会での気になった一言です。
- 改革は学生との約束。教職員はその覚悟が必要。とにかく、「覚悟、責任感、当事者意識」
- 学生に対する責任において、教員と職員の分け隔てはない。
- 私大の命は個性
- やはり大局観か。自校を守るために真剣に戦える職員を育てることが大切だと思う。
■2014年の石川先生の「トップマネジメント大学維新録」のタイトルです。
- 脱偏差値 −ユニーク入試への期待と不安
- 大学の使命が変わる! −新しい使命を果たすために大学は個性的であれ
- 「大学生の学力」って何? −学力の意味を考えよう
- 「大学卒業」と「学士号」を分離、別建てにしては? −大学の教育力強化と個性力発揮のために
- 学生たちはあなたの背中を見ている −背中に「あなたの生きざま」と「母校愛」と「学生愛」を!
- リーダーシップとはなんだろう? 独裁? 権力? 吸引力?
- 学費を考える
- 「教育」とは「怖い仕事」 −教育に携わる 者葉それに立ち向かう「覚悟」と「使命感」を
- 角を矯めて牛を殺したSTAP細胞事件 −改めて大学の使命を振り返る
- 大学個性化に向けて 自学出身教職員の役割を考える
- 「知」だけでない留学生の関心事 −来日留学生を増やすための魅力づくり
■深川木場に生まれた江戸っ子の石川先生からのエールは辛口ですが、それは愛に満ちた“あったかさ”いっぱいの励ましに他なりません。2015年初エールをご期待ください。元気元気元気なること300%保証いたします。
【日時】 2015年1月10日(土)
ディスカッション 午後4時30分〜7時
懇親会 午後7持〜9時
【会場】 桜美林大学 四ツ谷キャンパス 307教室
【テーマ】 2015年のミッション・パッション・アクション
「大学人の大局観」の創り方を考える
【問題提起】 石川 洋美 (芝浦工業大学 名誉理事長)
司会 高橋 真義 (桜美林大学 大学アドミニストレーション研究科教授)
【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円
【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。

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