2016年01月09日

FMICS 1月例会 (第669回例会) パラダイムシフト『大学維新』 激変する時代を活きる大学人の大局観の磨き方

■高等教育問題研究会 FMICS 2016年1月例会は、我らがご意見番の芝浦工業大学名誉理事長の石川洋美先生に、パラダイムシフト「大学維新」/激変する時代を活きる大学人の大局観の磨き方について、大いに語っていただきます。

 ご参加の皆さまには、2016年をどのように頑張るかかについて決意表明をしていただきます。ワイワイガヤガヤと大いに語り合った後は、四川中華料理の新年情報交換会を楽しみます。


 これが前代未聞の“大学倒産”ですよ。企業にたとえれば、会社更正法を申請して管財人がやってきて・・・ということですから。ただ、3人の弁護士の先生方が本当に努力してくださって、1年ぐらいで引き上げていかれました。あとは君たちがやらないとダメなんだよ、という言葉を残して。(黒木 比呂史・瀬戸 友子(2003)『芝浦工業大学の21世紀戦略』,日経BPコンサルティング,157p)
 
 石川先生は、かって、窮地に陥った芝浦工業大学の再建のために、建築界で大成するという夢を捨てられて、大学経営に関わる道を選ばれました。 理事長として、強烈で“あったかさ”のあるリーダーシップを発揮されました。多くの難題に背を向けることなく、着実に、真摯に取り組まれ、頑強な基盤を創り上げられました。今、芝浦工業大学は、それは、それは、元気元気元気です。

■2015年の石川先生の「トップマネジメント大学維新録」のタイトルです。
  1. 「大学維新」だ!大学人諸君 井の中から出て大海を見よう! 鎖国の扉をこじ開けられ世界を見、やがて文明開化を成し遂げた明治維新の志士のように
  2. 「大学自慢」を創ろう! 偏差値や就職ランキングより「大学自慢」を競おう
  3. 教職大学院で何を学ぶのか? 「現職」の半数以上が「必要性を認めず」と言うが
  4. 大学消滅時代が始まる その時大学人はどう立ち向かうべきか?
  5. FMICSの今年のキーワードは大局観と基礎力 その「基礎力」とは?
  6. 「地方創生」に向けて 「知の地産地消拠点」としての大学づくりへ
  7. 大学グローバル化に向けて 自国(日本)の歴史、文化、地理などの知識と教養の充実を!
  8. 「学生の心に火をつける」 そのためには「まず己が火の玉となること」!
  9. 中高一貫のメリットの一つは「心の友」が出来ること 旧制最後の中学生としての6年間の体験から
  10. 偏差値頼りの入試が変わる その時大学はどんな対応をすべきか?
  11. 地方型大学の役割と活動 地域を基盤に地域個性を活かして地産地消で!
  12. 「学問」とは「問いを学ぶ」こと 大学教育では「問いを発見する力」をつける

■深川木場に生まれた江戸っ子の石川先生からのエールは辛口ですが、それは愛に満ちた“あったかさ”いっぱいの励ましに他なりません。

 2016年初エールをご期待ください。元気元気元気なること300%保証いたします。

 皆さまには、「FMICS BIG EGG」の最終ページの連載中の「トップマネジメント大学維新録」と、『芝浦工業大学の21世紀戦略』日経BP企画をご一読されてご参加ください。

【日時】 2016年1月9日(土)
   月例会 午後4時30分〜7時
   懇親会 午後7持〜9時

【会場】 桜美林大学 四谷(千駄ヶ谷)キャンパス SY304
   (JR 千駄ヶ谷駅 徒歩6分 / 地下鉄 北参道駅 徒歩5分)

【テーマ】 2016年のミッション・パッション・アクション
   パラダイムシフト『大学維新』
   激変する時代を活きる大学人の大局観の磨き方


【問題提起】 石川 洋美 (芝浦工業大学名誉理事長)

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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タグ:石川洋美
posted by fmics at 16:30 | TrackBack(0) | 月例会
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