■問題提起の視点
- ハシカのように、アリバイ作りのアクティブ・ラーニングが幅を利かせています。文部科学省も旗を振っています。もし高校がアクティブラーニング中心な授業に転換したとしたら、大学はそれを受け止められるのでしょうか。高大連携の道を真剣にさぐることが喫緊の課題です。
- 授業だけがアクティブラーニングではありません。秋草学園短期大学は、オープンキャンパスもアクティブラーニングとして学生の個性を引き出す場として活用しています。アクティブ・ラーニングのカタチは、画一的ではありません。
- アクティブ・ラーニングは、精緻なスキームを構築すれば成立するのでしょうか。大学にポテンシャルとしての「学びの基礎力」がない場合は、どうように対応すればいいのでしょうか。
■高校、大学との連携の必要性が問われものの、壁は想像以上に高いようです。それぞれの立場から、多くの、偉い方、専門家と称されている方が、ワイワイガヤガヤとアクティブ・ラーニングについての学生の“が”、生徒の“せ”なき、制度設計の確認などの空中戦をされています。
■今回の企画のキーワードは「覚悟」です。教える側、教えられる側が「覚悟」を共有していなければ、アクティブ・ラーニングそのものが成立しません。流行り風邪的なアクティブ・ラーニングのあり方を追いかけることはいたしません。大学、高校、小学校の現場で、悪戦苦闘されながら、学生のため、生徒の可能性を引き出すためのアクティブ・ラーニングに取り組まれている皆さまから報告をしていただきます。その後、皆さまとアクティブ・ラーニングの原理原則に迫ることといたします
●ワイワイガヤガヤと大いに語り合った後は、四川中華料理「陳記」で情報交換会をいたします。
【日時】 2016年5月21日
月例会 午後4時〜7時
懇親会 午後7持〜8時30分
【会場】 桜美林大学 四谷(千駄ヶ谷)キャンパス 1階ホール
(JR 千駄ヶ谷駅 徒歩6分 / 地下鉄 北参道駅 徒歩5分)
【テーマ】 誰のためのアクティブ・ラーニングか
アクティブ・ラーニングを活用するために「覚悟」なきアクティブ・ラーニングを点検する
【問題提起】
杉原 亨 (関東学院大学 高等教育研究・開発センター)
一円 尚 (開智日本橋学園中学校・高等学校 校長)
椿 仁三千 (松戸市立松戸高等学校教諭・松戸市教委学校改革推進委員&研修開発委員長)
井手 和佳子 (啓明学園初等学校 教諭)
白戸 治久 (英語運用能力評価協会 事務局長)
難波 俊樹 (未来教育研究機構 理事)
桜美林大学・明治大学他 学生
司会 高橋 真義 (桜美林大学 大学アドミニストレーション研究科教授)
【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円
【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。
