2017年09月30日

FMICS 9月例会 (第690回例会) 学生募集上手の『熱いキーマン』が語る 短期大学は生き残れるか

■高等教育問題研究会 FMICS 9月例会は、定番となりました「小さい大学を本音で語りあうシリーズ」です。■いよいよ、生き残りの戦いは、鮮烈を極めます。果たして、大きな大学が勝ち続けるのでしょうか。競争戦略のバイブル「ランチェスター戦略」によれば、大は大の、小は小の戦い方があり、大が小に常に勝つとは限りません。これからは、規模の大小ではなく、大学の主役、生きた資産であり、未来である学生の一人ひとりの可能性をこころを込めて引き出せる大学が勝ち残ることになります。■今回は、強い短期大学の学生募集についてベンチマークいたします。改めて、小さいことは弱さではないこと、小さいところだからこそやるべきこと、やってはいけないこと等を皆さまとしっかりと確認いたします。

■企画プロデューサーの秋草学園短期大学の秋草さんからのメッセージです。
 毎年9月に恒例の「小さな大学シリーズ」を担当している秋草です。今年も拝命いただきましたので、少しだけ突っ込んだ話をしたいと考えています。私の勤務先は短期大学なので、最近の高等教育界では、すでに絶滅危惧種のように扱われ始めた存在になりつつあるのは事実だと思います。進学率を見ても、『男女共同参画白書 平成28年版』には、平成28年度の大学進学率は、男子が55,6%、女子が48.2%で男子のほうが女子よりも7.4%高いことが明らかになっています。しかし、女子は全体の8.9%が短期大学へ進学しており、これを合わせると女子の進学率は57.1% と男子よりもわずかに高いこともわかっています。女子の短期大学進学率は、平成元年に22.1%だったことを考えると約3分の1に減ったことになります。そんな環境下でも、定員を満たしている短大や生き残りがほぼ決定している地域があるのも事実です。
 今回は群馬県の短大の中でも募集力の強い、育英短期大学の桂さんと私が短期大学の募集について話をします。実は桂さんは四大設置準備中の忙しい時期ですが、それでも今回参加してくれます。忌憚のない意見交換が出来るよう努めますので、ご期待ください。


【日時】 2017年9月30日(土)
  受付 午後3時30分
 月例会 午後4時〜7時
 懇親会 午後7時〜8時半

【会場】
 月例会 桜美林大学 四谷(千駄ヶ谷)キャンパス 1階ホール
   (JR 千駄ヶ谷駅 徒歩6分 / 地下鉄 北参道駅 徒歩5分)
 懇親会 中華料理「陳記」

【テーマ】 学生募集上手の『熱いキーマン』が語る
   短期大学は生き残れるか


【問題提起】
  桂 健太郎(育英短期大学 入試広報課長)
  秋草 誠(秋草学園短期大学 入試広報室長)
 司会 高橋 真義(桜美林大学 名誉教授)

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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posted by fmics at 16:00 | TrackBack(0) | 月例会
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