FMICS BIG EGG
NETWORK 1998.2.10
高等教育問題研究会(まずはじめよう会)
**************************************************
教育システムの破綻。大学倒産のカタチは、はたしてジワジワ型かバッタリ型か。体力のある今のうちに、取り組んでおかなければならないことは、最悪の場合を想定した自己満足ではない「鬼の自己点検」ではないでしょうか。「強み」と「弱み」を整理すること。「強み」のパワーアップは、己の「弱み」を知ることなくしては不可能です。併せて、倒産企業の事例研究をする。
そして、“あったかさ”をACTIONする。
倒産という二文字に取り付かれないためにも、やらなければならないことは山積みです。大学の将来の鍵を握る職員力の質が、厳しく問われるのです。
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
BIG EGG の発送にご協力ください
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
平成10年3月のBIGEGGは3月5日(木)6時から 恵比寿・日能研ビルにて発送いたします。
皆様には、何卒、お力添えをお願いいたします。
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
メールアドレスの公開を承認される会員または、アドレスを変更された会員は、
岡村 浩 okamura@cc.kogakuin.ac.jp まで、メールをお願いいたします。
★★★
***************************************************
FMICS2月例会 334回例会
***************************************************
●FMICS第334回例会をご案内いたします。制度誕生から22年。実践的な職業教育・専門的な技術教育機関として、専修学校は、社会のさまざまな職業生活の場で、また個人の教養の向上など幅広い範囲で、その発展・充実に貢献しています。そして、昨年12月、大学審議会は、専門学校卒業生の大学編入学を認める答申を出しました。今月は、そんな元気一杯の専修学校の経営戦略についてケーススタディーし、専修学校の現状と課題についてじっくり考えることにします。ゲストスピーカーは、桜美林大学大学院前期博士課程2年の吉田久美子さんと専門学校新聞社顧問の山本信一さんのお二人です。●今月のプログラムは、桜美林大学大学教育研究所とFMICSの共同開催となります。広く高等教育関係者のご参加をお待ちしています。例会終了後は、今月も恒例のワイワイガヤガヤ懇親会を予定しています。
みなさまには、お仲間をお誘い合わせの上ご参加くださいますようお願いいたします
日時 平成10年2月21日(土) 午後2時30分〜5時30分
会場 桜美林大学(東京都町田市) 学園本部2階会議室
*JR横浜線淵野辺駅北口より無料スクールバス(5〜10分間隔で運転)で5分。
または、京王線・小田急線多摩センター駅より無料スクールバス(1時30分 or 2時発)で20分。
ただし、こちらは発着場の位置がわかりにくいので、予めお問い合わせ下さい。
テーマ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
21世紀の高等教育を先取りする 専修学校の競争原理
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
発表者
桜美林大学大学院前期博士課程2年 吉田 久美子
専門学校新聞社顧問 山本 信一
参加費 会員1000円 非会員1500円 学生500円
申込&問い合わせ先
桜美林大学大学教育研究所
出光直樹 PHS 050-714-3553 Eメール idemitsu@obirin.ac.jp
月例会一言案内
平成9年12月18日大学審議会は、専門学校卒業生の大学編入を認める答申をまとめました。
専門学校卒業生には、大学や短期大学でさらに学習を希望する者がいると指摘。こういう学生を大学が受け入れることは、学習ニーズの多様化に適切にこたえるものであるとともに、学生の選択の幅を広げ、学生の流動性を高める工夫として意義あるとの見解を示しました。編入学の条件は、「修業年限が2年以上で総授業時間が、1700時間以上」の専門学校卒業者としています。これは、文部省大臣告示の「専門士の称号付与に関する規程」による専門士の称号付与とほぼ同じ条件です。
なお、この大学3年次編入は、平成11年度からとなる見込みです。
教育制度にまた一つ新しい風穴が開き、高等教育機関の複線化、多様化、そして競争はいよいよ厳しいものになることでしょう。今や、専修学校の高等学校卒業を入学資格とする専門課程(専門学校)の生徒数は、短期大学の学生数を超え、わが国の高等教育機関としての存在感を更に大きなものにしつつあります。今でも、トップレベルの専門学校は、競争相手として大学・短期大学を強烈にマークし、時代を先取りした特色ある職業教育を行う教育機関として、「追いつけ追い越せ大学・短期大学」をスローガンとして実力を磨いているのです。
公的補助を期待することなく経営される専修学校は、社会の、学生の多様な学習ニーズに対するスピー
ディな対応なくしては活きのぼることはできません。この専修学校の発展の本質は、激動の時代には、決して、“弱み”ではなく、“強み”となるはずです。トータルな体力はまだまだ脆弱とはいえ、学校歴よりは学習歴、大学・短期大学・専修学校という序列意識の希薄化という追い風が吹く中での今回の制度改革です。
編入学を「大学卒の学歴をとるため」にだけ利用するのではなく、はじめに即戦力としての専門教育があり、その先に大学編入があるとするならば、専門学校は、短期大学は勿論、大学にとっても決して軽視することはできないはずです。
大学・短期大学の大競争時代の中に専門学校が割って入ってくる。競争相手にするのか、良きパートナーとなるのか。元気な専修学校のカリキュラム・スクラップアンドビルド手法、積極的学生募集のノウハウなどの学校経営戦略をベンチマーキングする。大学・短期大学が専修学校から学ぶことは、少なくはないのです。
吉田さんの発表のレジュメです。
「高等教育機関としての専修学校 - その位置付けと経営戦略 - 」
はじめに
1 専修学校の歴史的背景
1−1 各種学校の歴史
1−2 専修学校の誕生
1−3 専修学校の発展
2 生涯教育機関としての専修学校
2−1 生涯学習教育と専修学校
2−2 専修学校における生涯学習の現状
3 北海道における専修学校の現状
3−1 数字で見る専修学校の分析 - 全国との比較 -
3−2 北海道における専修学校推進活動
3−3 ケーススタディー - 吉田学園の経営戦略 -
結論 21世紀に向けての専修学校改善策と経営方策
**************************************************
FMICSSD(スタッフディベロップメント) 078
**************************************************
「いっしょに学ぶニッポンの高等教育史」 1998年2月 − 3月
**************************************************
●構造疲労に陥ったわが国の大学をいかにして救うか。21世紀に活きのぼる大学は、今、何をなすべきか。明日の大学を語るためにも、歴史と仲良くすることは、大学人一人ひとりの喫緊の課題です。テーマは「いっしょに学ぶニッポンの高等教育史」です。21世紀の大学を少しでも良くしたいと願う大学人、教職員は勿論、学生さんの参加も大歓迎です。なお、テキストの輪読の範囲が決められていますので、必ず、事前にご確認ください。
●「メディアチェック」は、あなたのアンテナが何かを感じた教育&経済トピックスを厳選して1件、A4縦判にコピー(15枚程度)して、氏名と簡単なMEMOを付してご持参ください。
□日時 平成10年2月18日(水) 午後6時30分〜9時 3月11日(水)
□会場 工学院大学・新宿キャンパス 高層棟27階共通課程応接室
□テーマ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
歴史は明日を予見する いっしょに学ぶニッポンの高等教育史 11
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
□コーディネーター 桜美林大学 大学教育研究所研究員 出光 直樹
□テキスト
『日本近代教育百年史』 国立教育研究所 編(1974)全10巻 の内、『第3巻 学校教育1』
〜『第6巻 学校教育4』中の「高等教育」の各章(寺崎昌男、天野郁夫、他分担執筆部分)
□参加費 会員:500円 非会員:700円 *資料代は別途実費
□申込先 出光直樹 PHS 050-714-3553
**************************************************
名古屋FMICS YFN2月例会 (第335回例会)
***************************************************
●YFN2月例会は、教育改革の手段として脚光を浴びているインターネットについて考えます。インターネットによる教育改革の支援体制は、着実に広がりつつあります。特に、学校のインターネット利用を加速したのが、通産省・文部省が推進した1994年度スタートの「ネットワーク利用環境提供事業(通称、100校プロジェクト)」と、96年からNTTが推進している「NTTこねっとプラン」です。こうした支援体制の拡大が、「2003年までに小中高全校でインターネットに接続する」という町村文相の発言につながっています。●インターネットを教育で使うことで、高度情報通信社会に活きる創造性豊かな人材を育成することができる。インターネットは、戦後の教育の歪みまでも矯正できるのではないか。勿論、大学教育経営戦略も大きく変え得るだろう。そんなバラ色のシナリオがある一方、今のところ顕在化しない問題も少なくないはずです。インターネットの可能性の両面を考えながら、教育現場における情報新世をじっくりと展望いたします。●今、もっとも旬の話題を取りあげます。お仲間をお誘いあわせの上、ご参加ください。
日時 平成10年2月21日(土) 午後6時30分〜
会場 岐阜・グランパレスホテル9F 千寿苑
テーマ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
情報新世紀を展望する インターネットと教育改革
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
発表者 国立教育研究所教育情報資料センター長 山田 達雄
参加費 月例会 会員1000円 非会員1500円 学生500円
申込先 YFN事務局 大垣市・縁覚寺
楠 真 TEL 0584-78-5505 FAX 0584-78-5814
**************************************************
SFK 3月例会のお知らせ
**************************************************
●関西FMICSの3月は、恒例のFORUM。恒例のパーティ、そして熱く語り明かすオールナイトFMICSも関西風、皆様にはお仲間をお誘い合わせの上、ご参加ください。●「人財」「日本でアドミニストレータは成立するか」「スペシャリストかゼネラリストか」等、FMICSの永遠のテーマ『職員論』。98FORUMのテーマは、従来からあった「教員×職員」「企業×大学」「米国×日本」という枠組みを越えて(包括して)、ユニバーサル段階の21世紀の大学における「大学人としての職員論」を闘わせてみたいのです。
日時 平成10年3月14日(土)〜 15日(日)
会場 例会 池坊学園美心館63教室 Party 門
テーマ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
21世紀の大学人像発見 −職員は大学の創造者たりえるか−
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
発表予定者
京都精華大学AVセンター 寺田 剛文
熊本学園大学図書館 宮原 由美子
大阪商業大学教授 鋤柄 光明
さらに交渉中。乞う御期待。
申込先 大谷大学進路就職センター
滝川義弘 tel 075-411-8118 fax 075-411-8151
E-mail tacky@otani.ac.jp まで
mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm
m 創ろう文化 m
m 束ねよう m
m 学びのカタチ m
m FMICS m
m 1998.02.10 m
mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

【2000年10月以前の案内の最新記事】