
2021年のスタートを切るために、コロナ禍で開いてしまったパンドラの箱について、虚心坦懐に確認・整理をいたします。
問題提起をされる後藤健夫さまからいただきましたメッセージです。
■コロナ感染拡大により、大学をはじめとする教育機関はさまざまな影響を受けた。全国一斉休業、分散登校。キャンパス閉鎖、オンライン授業、オンラインによる入学者の選考、困窮学生の支援、留学生への対応などなど、教育機関にとってはこれまで経験をしたことがないことを迫られた。かつて東大で話題になって以来、その後鳴りを潜めていた「秋季入学」問題も湧き上がって来た。感染がおさまらずむしろ増大している中で、これから入試シーズンを迎え、まだまだ緊張した状況が継続され柔軟で素早い対応を求められるだろう。
こうした中で、これまで封印されていた不都合が、パンドラの箱が開くように露呈し始める。定員や単位の考え方、通信制と通学制の境目などなど大学においては設置基準にまつわるパンドラの箱が次々と開いてくる。さて、大学は、大学教育はいかに変わるのだろうか。年始から事象を大局的にとらえることから一緒に考えてみたい。
■参考図書
●石井 洋二郎『危機に立つ東大・入試制度改革をめぐる葛藤と迷走』ちくま新書
●安宅 和人『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』NewsPicsパブリッシング
●濱田 純一『東大はなぜ秋入学を目指したか』朝日新聞出版
【日時】 2021年1月22日(金)
研究会 午後8時〜9時30分
Breakoutsession 午後9時30分〜10時30分
茶話会 午後10時30分〜
【使用媒体】 Zoomミーティング
【テーマ】 2021年のミッション・パッション・アクション 激変する時代を読み解く
コロナ禍で開いたパンドラの箱
【問題提起】 後藤 健夫 (教育ジャーナリスト)
【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している会員は無料) 学生(会員・非会員問わず)500円
【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田敬子
参加定員 40名
申込締切 2021年1月21日(木)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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