
■高等教育問題研究会FMICS2021年2月例会(第735回)をご案内いたします。
就活の世界も、コロナ禍の影響が大きくのしかかってきています。「働くこと」についての意識も大きく変わりつつあります。今回は、時代に翻弄されない就活、会社選び、仕事選びについて、多面的、多層的に、深化することとします。
プログラムは、渡辺さんの問題提起を受けて、2回のブレイクアウトセッションに入ります。皆さまには、課題1、課題2についての意見交換をしていただきます。グループごとのディスカッションの報告と渡辺さんには、課題についての解説をしていただきます。
総括では、経団連が、新卒採用を含めた『ジョブ型』雇用制度の積極的な導入を呼びかけたことについてのコメントをいただきます。
■問題提起をされる渡辺茂晃夫さんからのメッセージです。
2021年3月卒業予定者の就職活動は、新型コロナの感染拡大によって一時中断やオンライン選考など混乱が続き、会社説明会から面接まですべてをオンラインで受けて内定を得た学生もいました。さらに、企業は入社後の研修についても、オンラインとリアルのどちらで実施するのかを決めかねている状況です。22年卒についても同様の就活が続く可能性があります。
一方、学生が就職先を決める要因には「社員の人柄」や「自分が成長できるかどうか」が上位に来ます。PC画面を通して企業と学生はどれだけお互いを理解し合うことができるのでしょうか。また、集合研修から職場に移って先輩が仕事を通して若手社員を育ててきたOJT研修から、オンライン研修に変わり、若手社員はどれだけ仕事を覚え、活躍できる人材に成長できるのでしょうか。
コロナ以降のビジネスパーソンの働き方やキャリア観の変化を参考にしながら、皆さんと一緒にこれからの仕事選びについて一緒に考えてみたいと思います。
以下の2点について事前に考えて参加ください。
- 事前課題1:オンライン就活の問題点は何か? どうすれば克服できるのか?
- 事前課題2:リモートワークが当たり前となる新しい働き方時代の会社選びとは?
【参考】オンライン文献
- オンライン選考・説明会中止… 21年卒就活どうなった
- 22年卒就活本番 授業合間にインターン、早期選考狙う
- キャリア教育・就職支援担当者調査(上) 22年卒の就職環境は悪化でも「リーマンまでは行かない」が半数超
【日時】 2021年2月19日(金)
研究会 午後8時〜10時30分(Breakoutsession 含む)
茶話会 午後10時30分〜
【使用媒体】 Zoomミーティング
【テーマ】 リーマン超えの就職氷河期は来るのか?
アフターコロナ リモートワークが当たり前となる新しい働き方時代の会社選びとは
【問題提起】 渡辺 茂晃 (日経HRコンテンツ事業部長/元桜美林大学大学アドミニストレーション研究科非常勤講師)
司会 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)
【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している場合は無料) 学生(会員・非会員問わず)無料
【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
参加定員 40名
申込締切 2021年2月16日(月)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。
