2021年02月05日

コロナというなまえにほこり

 株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:小林一芳)は、「つぎの快適をつくろう。CORONA」をスローガンに、石油暖房機、給湯機、エアコンなどを取り扱う総合住宅設備メーカー。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、社名が新型コロナウイルスを連想させることにより、社員やその家族、子どもたちまでが学校やメディアで何気なく耳にする言葉に心を痛め、落ち込むようなことがあるとの声があったことを受け、小林社長は「株式会社コロナで働くあなたのご両親に誇りを持ってほしい」と社員の家族や特にお子さんに伝えたい!という想いで、2020年6月13日(土)新潟日報にてメッセージ広告を発信、約2300人の全社員に手紙を送った。メッセージは子どもが読めるようにかなで書かれている。
 コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ
 まだまだ、せかいじゅうが、しんがたコロナウイルスで、たいへんなことになっているね。
 そとであそべなくなったり、マスクをしなきゃいけなかったり、つらいこともたくさんあるとおもいます。
 そんななかでも、わたしたちコロナは、くらしをゆたかにする“つぎのかいてき”をつくろうと、きょうも、がんばっています。
 コロナではたらいてくれている、キミのおとうさんやおかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん、おにいさん、おねえさんも、いっしょうけんめいです。みんな、じまんのしゃいんです。いえにいるときのイメージとは、ちょっとちがうかもしれないけど。
 もし、かぞくが、コロナではたらいているということで、キミにつらいことがあったり、なにかいやなおもいをしていたりしたら、ほんとうにごめんなさい。かぞくも、キミも、なんにもわるくないから。わたしたちは、コロナというなまえに、じぶんたちのしごとに、ほこりをもっています。
キミのじまんのかぞくは、コロナのじまんのしゃいんです。
 かぶしきがいしゃコロナのしゃちょう より

 社名の由来は、石油コンロの青い炎と太陽の周囲に現れるコロナのイメージを重ね合わせ、親しみやすいブランド名として「コロナ」と名付け、1935年に商法登録された。今年の節分は124年ぶりに1日早い2月2日、疫病、風評被害、差別退散の願いを込めて参拝!

(宮本 輝)

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タグ:宮本 輝
posted by fmics at 18:02 | TrackBack(0) | 巻頭言
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