【日時】 2021年10月20日(水) 午後8時〜10時
【使用媒体】 Zoomミーティング
【指定図書】 宮口 幸治 『ケーキの切れない非行少年たち』 新潮新書
【推薦者】 長井 美沙希 (取手聖徳女子高等学校 2年生)
【参加要件】 指定図書を読破された方
【参加費】 無料
【参加定員】 15名
【申込締切】 2021年10月19日(火)
【事前課題】 *MUSTとします。
- 自己紹介 400字以内
- 『ケーキの切れない非行少年たち』の帯のポップコピーを考えてください。
- 読んだ直後の正直な感想を一文で表すと?
- アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。
- お勧めの一冊を、例えば、「絶対に、元気元気元気に成る一冊」のような冠を付けて紹介してください。
- −1. 皆さまには、生まれる「疑問」をMEMOしながら、本書を一読してください。
−2. 私が本を読んでいて思った「疑問」(14本)を読んでください。最近の高校生は、こんなことに「疑問」を持つのだなと感じてください。
【私が本を読んでいて思った疑問】- 褒める教育に意味はないのだろうか。
- 障害を持った方々に限らず、思い込みと事実はどのように判断、分類されるのか(思い込みってなかなか気づけないけど…)。
- 著者の思考のように非行少年がいじめだと思い込んでストレスをためているのだとしたら、周りがイジメを察知するのは困難ではないだろうか。
- 対人スキルのように客観的に自分ではかることのできないものをどうやって問題があると判断するのだろうか。
- 少子化が進み、子供の数が減少している中で、未来を託された子供たちのために、私たちには何ができるのだろうか。
- p56- 13〜p57−7に書かれているように、わからないけれども叱られることを恐れて(他にも羞恥心などから)わかったふりをする子供は非行少年に限らずたくさんいる。良くも悪くも、そんな子供たちに私たちはどのようなアプローチができ、改善することがきるのだろうか。そもそも治す必要はあるのか。
- 知的障害の種類がどんどん増え続けている今、本当に支援を必要としている人に支援はいきとどいているのだろうか。
- 軽度の知的障害を持った方に必要な支援はなんなのだろうか。今はどんな支援があって、どんな問題があるのか。
- p113に書いてあるような虐待を防止する支援を実現するためには、どのようなアプローチをすればいいのだろうか。
- 教員に本書が求めるようなスキルを身に着けさせることはできるのだろうか。
- 生きやすい世界にするためにはどうすればいいのだろうか。(彼らの内面を変えるのではなく、社会を変えるとしたら)そもそも生きやすい世界とは。
- 本書の解決策以外にいい対策はないのだろうか。
- トレーニングを行えば解決できるのだろうか。
- 学校教育に丸投げでいいのだろうか。そもそも、学校教育の転換は実現できるのだろうか。
−3. このステップを踏んでいただき、私が皆さんになげかける「疑問」5本の中から1本を選んで、回答してください。
【皆さんに投げかける疑問】- p6 に書かれているように、現代は現場のニーズに応えられているかどうかが重要視されています。皆さんなら、現場のニーズに応えるためにどのような行動や対策をとるべきだと思いますか(自由な状況・条件で答えてほしいです)。
- 非行少年が生まれる要因として、生活環境は関係していると思いますか。理由も教えてください。
- p20の少年が描いたものを再現した図を見てどんなことを感じましたか。直感的でいいので、著者以外の見解を教えてください。
- p34の少年が描いたものを再現した図を見てどんなことを感じましたか。自由に書いてください。
- 本を読む前と呼んだあとで、どのような心境の変化がありましたか。
【申込&事前課題提出先】
shingi(アット)obirin.ac.jp 高橋 審議
yoneda(アット)fmics.org 米田 敬子
★11月の推薦図書★
藤原 伊織 『テロリストのパラソル』 角川文庫
推薦者 三井 道隆 (三菱商事関西支社事業開発部部長代行)
★12月の推薦図書★
石牟礼 道子 『苦海浄土』 講談社文庫
推薦者 小坂 和輝 (こども元気!!クリニック・病児保育室 理事長/院長)

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