
長年、本作りの周辺を支えてこられた武田秀司さんに登壇いただきます。
武田さんは、学び続けられたこと、後進に言い残しておきたかった本作りの基本ノウハウを『大学史の周辺』に纏められました。
武田さんからのメッセージです。
実務担当としての発表になります。ここは、予めご了解ください。この本の中でもお分かりでしょうが、寺崎昌男先生と意見を同じくしていることが伝わると思っています。加えて、表現が相違しているのもお分かりいただけるものと存じます。学者と実務家の違いがここにあります。
武田さんの応援団のお一人である東京大学・桜美林大学・立教大学名誉教授寺崎昌男先生のエールです。
少子化のもと、多くの大学が浮沈の境に置かれる日がいずれやってくる。 沿革史を出すことなどかつては無用の引き出物を用意する事業だと思われていた。だがそれは大学の対面をにこだわる活動ではなく、今や未来にかかわる事業である。このことが認識されるよう祈りたい。
武田秀司『大学史の周辺』大学自慢 2021.5
「巻頭言」(東京大学・桜美林大学・立教大学名誉教授寺崎昌男)より抜粋
人生100年時代の到来。生涯を通じて何度もキャリアを変換させていくマルチステージの人生になります。リスキリング、キャリアの転換の鍵として継続的に学び続ける必要性は、日増しに大きくなってきています。
リクルートワークスの「全国就業実態パネル調査2018」によれば、自分の意思で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(たとえば、本を読む,詳しい人に話を聞く、自分で勉強する、講座を受講する、など)という設問に対して、「はい」を選択した人は、33%であり、7割の人は大して難しくはないことも行ってはいません。
「学ぶ人に学ぶ理由はあっても、学ばない人には学ばない理由はない」ようです。
●ワイワイガヤガヤとにぎやかなブレイクアウトセッションにするための事前課題
アフターコロナ、学び続けるあなたの理由を整理してください。
「継続は力なり」「学び続けること」についての整理もいたします。お仲間、生徒・学生の皆さまにもお声かけいただきご参加ください。
【日時】 2022年3月14日(月)
研究会 午後8時〜10時00分(Breakoutsession 含む)
茶話会 10時10分〜
【使用媒体】 Zoomミーティング
【テーマ】 学び続けてきたことをカタチにする
建学の精神をブランド化する 大学史・沿革史・自校史編纂の意義
【問題提起】 武田 秀司 (元拓殖大学 創立百年史編纂室)
○コメンテーター
有光 隆司 (清泉女子大学 史料室(準備室)顧問)
岡村 浩 (工学院大学 名誉教授)
土屋 郁夫 (上越教育大学 大学院学校教育研究科M1年)
○司会 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)
【参加費】 社会人1,000円 学生無料
●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915
加入者名:高等教育問題研究会
●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
●PayPal(振込手数料無料)
振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com
【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
参加定員 40名
申込締切 2022年3月13日(日)
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
