2013年01月12日

FMICS 1月例会 (第630回例会) 『激動の時代を活きる大学人のすべきことを考える』

■FMICS1月例会は、我らがご意見番の芝浦工業大学名誉理事長の石川洋美先生から、激動の時代を活きるための極意を開陳していただきます。ワイワイガヤガヤと大いに語り合った後は、台湾料理を囲んで新年情報交換会を楽しみます。

■昨年2012年1月例会の石川先生のお話です。
 「維新」のキーワードで石川先生にお話いただいた。社会の変化に伴い、教育の本質を見据え、学生を中心に据えた大学変革がいよいよ求められる。大学を変えることの道のりは、険しく、舵取りは難しい。熱い想いを抱き、仲間を増やすことで変えることが出来る、そんな勇気と確信を得ることが出来る深く染み入るお話であった。
 大学の基準や大学論のほとんどがミニ帝大を基準にしている。これは間違っている。その昔はフランス料理屋ではシェフも給仕も偉そうな顔をしていたが、今は居酒屋ががんばっている。フランス料理、居酒屋、デパートの食堂。食べるというところで同じだと議論するのは間違い。居酒屋がフランス料理店もどきであるわけがない。
 慣習が固まると制度になる。制度外のことを普通の人がやると殺されるので維新が必要。同調がなだれのようにおこると制度が変わる。明治維新は下級武士が動いた。その際、武士階級への配慮がないと成功できないのである。
 改革には仲間を増やすことが重要。今の大学がダメだと思っていても、一人ではどうしようも出来ない。仲間を増やす、そのためにも「熱」は常に持っていなければならない。(文責:米田敬子)


■2012年の石川先生の「トップマネジメント大学維新録」のタイトルです。
  1. 体験的教育論 −右往左往の体験の中で感じた教育の怖さ
  2. 大学の「広告塔」あるいは「アクセサリー」から新しい教養教育活動へ、そして大学維新の起爆剤に!―大学における課外活動の効用を考える。
  3. 「大学秋入学」は「大学開国」/明治維新に倣いここから「大学維新」に繋ごう!
  4. 大学教職員が持っていてほしい3つの「認識」―現状認識、役割認識、コスト認識―
  5. 大学は変わっている! その中で大学広報はどうあるべきか?
  6. 40年で学んだ「体験的大学管理職論」&リーダーは待つより育てよ!
  7. 素晴らしい教育実践記録に出会いました!―「ハーバード白熱日本史教室」北川智子著・新潮新書
  8. 自覚なき犯罪「大学研究費預け金問題」/「大学の常識は社会の非常識」を反省しよう!
  9. 「グローバル人材育成」に向けて/大学内に留学支援環境を作ろう!
  10. 学生を「井の中」から出そう!―学生が社会を知ることの意義

■石川先生には、激動の時代を活きる大学人のすべきことをワクワクドキドキ300%、おおいに語っていただきます。ご期待ください!!!

【日時】
2013年1月12日(土)
月例会 午後4時30分〜7時分
懇親会 午後7時〜9時

【会場】
桜美林大学 四ツ谷キャンパス 307教室
【テーマ】
2013年のミッション・パッション・アクション
激動の時代を活きる大学人のすべきことを考える

【問題提起】
石川 洋美 (芝浦工業大学 名誉理事長)
【参加費】
会員1,000円  非会員2,000円  学生(会員・非会員問わず)500円
【申込先】
米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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タグ:石川 洋美
posted by fmics at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 月例会
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