2013年10月18日

FMICS 10月例会 (第640回例会) 大学職員は誰のために学び続けなければならないのか

●高等教育問題研究会FMICS10月例会のゲストは、超多忙の中、学び続けながら国立大学2校と私立大学2校の事務局長を歴任されてこられた目白大学財務担当常務理事田村幸男さんです。

●時代は急です。これまで大学職員に求められてきた事務処理能力に加えて、経営指標を理解し、大局的・戦略的に教学と経営を融合化ることができるマネジメント感性、更には、学生さんの可能性を引き延ばすために、教員の「教育力」に対して職員は「教育支援力」が求められます。加えて、「あったかさある人間力」も必要になります。魅力的な教育サービスを主体的・立体的にプログラムをプロデュースする人財になるためには、学び続けなければならないのです。

●学び続ける大学職員の4つのパターンです。
  1. 学び続けようとしない職員は論外です。
  2. アカデミックトラックへの転出を目指して学び続けている職員
  3. 学び続けていることをステータスだと思い込んでいる、特に若手職員
  4. 「あったかさある人間力」をもって、大学の主役で、活きた資産で、未来でもある学生さんのため、大学を少しでも良くしたいと、踏ん張りながら学びつづけている職員

●今月は、皆さんと大学職員は誰のために学び続けなけれないのかという究極のテーマに切り込み
ます。田村さんには、大学を少しでも良くしたいと、踏ん張りながら学びつづけている「職員4」さんにエールを送っていただきます。

●皆さまには、大学職員は勿論、大学職員を目指す方にもお声掛けのうえ、ご参加ください。

■田村さんからのメッセージです。
《いろいろな学び》 今、新たなことを学ばないでやっていける仕事など、どの分野であってもほとんどないでしょう。常に「学ぶ」ことは、仕事をしていく限り当たり前なのです。まして、「学びの場」で働く大学職員が、自ら学ばずにまともな仕事ができるわけはありません。という総論については、ほとんどの方が異論ないでしょう。でも、何を学ぶ、どう学ぶという各論になってくるとだいぶ意見が分かれ出します。

 「大学院に行ったらしいけど全然仕事ができないじゃないか」「よく仕事するんだけど知識がな
いよな」「仕事は組織でするんだから、一人で知ったかぶりされてもね」よく聞く話で、現にそう言われている方もいるかもしれません。「外国や他大学のことを言われても、ウチは違うからね」、これは桜美林で学んだ大學職員の皆さんが一回くらいは言われた言葉ではないでしょうか。
どうすればいいのか。たぶん正解は一つではないでしょう。

 今回のFMICSでは、事務局長のようなこと(大学によって役職名が違うので)を国私4大学で10年ほどやってきた経験、その中で社会人院生として学んだことなどを踏まえまして、「何のため」「何を」「どう学ぶか」、私の非体系的かつ超個人的見解をお示しいたします。それを否定的材料としておおいに議論が交わされ、いろいろな答が出そろってくれたらと願っております。


【日時】 2013年10月18日(金)
 月例会 午後7時〜9時
 懇親会 午後9時〜


【会場】 桜美林大学 四ツ谷キャンパス 307教室

【テーマ】 大学を動かすトップマネジメントが語る
   大学職員は誰のために学び続けなければならないのか


【報告者】 目白学園常務理事(財務担当) 田村 幸男

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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タグ:田村 幸男
posted by fmics at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 月例会
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