【テーマ】 高大接続の変化の兆し
〜 文理横断的な学びについて 〜
【問題提起】 倉部 史記 (追手門学院大学客員教授・進路づくりの講師・高大共創コーディネーター)
【総括】 出光 直樹 (横浜市立大学 アドミッション課専門職・学務教授)
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今や2人に1人以上が大学進学をする時代です。しかしその結果として、中途退学者も増えています。大学は中退を未然に防ぐために様々な施策を講じていますが・・・。本当は、若者が複数の選択肢の中から中退を選んでも、「いいじゃないですか」と言える社会であってほしいと思っています。転学ももっとしやすいといい。中退しても、その後やっぱり大学に戻りたいと思ったら、いつでも戻れるように大学も門を開いておけばいい。若い人が決定をしたことを褒めて、伴走していけばいいと思います。
アート思考は、これまで「独創的なアイデアを生むための発想法」として語られることが多かったように思います。しかし、AIが短い時間でいくつもの案や表現を出せるようになった今、人間の役割を「案を出すこと」に置いたままでよいのだろうか、と考えるようになりました。
高校では探究活動により、生徒が自ら問いを立て、学びを深める姿が見られます。大学でも主体的な学びを重視した教育が進み、学生が自ら学びを組み立てています。学び込んできた生徒を学生にするために、高校生・大学生・教員・職員の事例を束ねます。
少子化が加速し、大学が「余る」時代を迎えつつあります。大学入試も、従来の「選抜」という枠を超え、答えのない課題に向き合う力を育てるためには、高校と大学が連携しながら、新しい学びのつながりを形づくる段階に入っています。
少子化とAI技術の急速な発展、教育の在り方はこれまでにない転換点を迎えています。
“うれしいこと”や“ちょっと誇らしいこと”を、みんなでワイワイ共有します。前向きなパワーがぎゅっと詰まった「こんなことがあったよ!」と小さな自慢も大きな自慢も大歓迎。
2026年2月20日(金)午後8時からの高等教育問題研究会 FMICS 2月例会(第795回)のご案内をいたします。黄川田仁志共生社会担当相が2025年末、29年卒業予定者向けの就活スケジュールの前倒しなどの見直しを検討すると発表しました。理由は「インターンシップや広報活動を通じて早期選考が行われ、それにより就職採用活動の早期化や長期化に至っているという状況がある」と説明しました。25年卒の就活を振り返って早期化の実態と生成AIが企業の採用選考に与えた影響を解説します。また、27年卒以降の就活がどうなるのかについても考えます。
激動の時代をTHINKBIGに読む。近未来の大学が受け止めなければならない危機について、しっかり整理し、2026年のスタートを切ることにいたします。今世紀の始まりから四半世紀、これは親から子へ、子から孫へというように一世代の移動に匹敵するほどのまとまった年数ですが、本当にあっというまに過ぎてしまいましたね。皆さんは20世紀末の大学界がどんなものだったのか覚えておられますか? 大学は大きく変わりました。いや変わらざるを得なかったのですね。私に言わせれば、高等教育研究に支えられた美しい大学論から、カネも絡む具体の政策を巡る組織論・法律論を駆使した泥臭い経営論に、でしょうかね。皆で一生懸命蓋をしてきた18歳人口減少の具体的影響が露わになってきました。年内入試の拡大や学部・学科の改廃だけでなく、大学・短大そのものの統合・撤退も本格化の兆しを見せています。大学という職場はもはや絶対安泰の居場所ではありません。その中で主体的に動くにはどうすればよいでしょうか? これは経営者や教員だけではなく、大学職員にとっても、まさに当事者としての立場で考えなければならない課題なのではないでしょうか。これからの四半世紀がどうなっていくのか、どう対処すればよいのか、を一緒に考えてまいりましょう。