2021年06月23日

速報 6月のFMICS わたしはコロナ禍の先を観る PART3 輝く大学を作るためにわたしたちは何をしたらよいのか

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【日時】 2021年6月23日(水) 午後8時〜10時30分

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 わたしはコロナ禍の先を観る PART3
   輝く大学を作るためにわたしたちは何をしたらよいのか
   未来を切り拓くため私たちはチャレンジと失敗を束ねます


【問題提起】
 安田 賢治 (大学通信 常務取締役情報調査編集部ゼネラルマネージャー)
【コメンテーター】
 出光 直樹 (横浜市立大学 アドミッション課専門職・学務准教授)
 黒沼 靖史 (聖徳大学附属女子中学高等学校 美術教諭)
 菊地 勇次 (筑波大学 教育推進部教育推進課長)
 近藤 浩 (帝塚山大学 東生駒キャンパス学生生活課長)
 田中 頌子 (湘南工科大学 工学部総合デザイン学科2年)
 今西 はな (渋谷教育学園幕張高等学校 卒業生・米国大学進学)

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2021年05月21日

速報 5月のFMICS 企業人の視座からコロナ禍の先を観る PART2 産学協同、今、企業と大学は、何をすべきか

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【日時】 2021年5月21日(金) 午後8時〜10時30分

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 企業人の視座からコロナ禍の先を観る PART2
   大学は企業が欲しい超優秀な学生を育てられるのか
   産学協同、今、企業と大学は、何をすべきか


【問題提起】
 高木 伸治 (テレビ愛知 取締役専務執行役員)
 野村 典文 (伊藤忠テクノソリューション 技監・エグゼクティブプロデューサー)
 片山 英治 (野村證券 法人企画部主任研究員)
【問題提起】
 小西 英行 (多摩大学 経営学部教授)
 原田 健 (千葉商科大学 経営企画室)
 長沼 昭太郎 (テルモ 東北支社)
 柳澤 明良 (湘南工科大学 工学部4年・ロボット研究会前部長)
 木原 真穂 (富山大学 工学部4年)
【司会】 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)

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2021年04月23日

FMICS 4月例会(第737回例会) 学生の視座からコロナ禍の先を観る PART1 高大接続から高大社接続へ

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■高等教育問題研究会FMICS 2021年4月例会(第737回)をご案内いたします。

コロナ禍、世界的不況の中の大学活き残りのカギは、大学の主役で活きた資産である学生の可能性を引き出すために教職員はスクラムを組むべしという「学生教員職員三輪車論」を見える化することにかかってくるのではないかと強く思います。
 入口・アンコ・出口、教職員の総力戦勝負になることは間違いありません。ブツ切りの戦略ではなく、熱いストーリーを分かりやすく見える化することが求められます。
 勿論、これぞという正解はあり得ません。ただ、「虫の目・鳥の目・魚の目、THINKBIGな視座に加えて、あったかさいっぱい」のミッション・パッション・アクションは、必要不可欠です。

 FMICS人の知恵をキリリと束ねたいのです。新しい年度がスタートする4、5、6月、3回シリーズで、私たちは何をすべきかを多くの皆さまとワイワイガヤガヤと考えることといたします。

●第1弾:2021年4月23日(金)
 リクルート小林浩さまには、シリーズの方向性を示していただきます。
●第2弾:2021年5月21日(金)
 テレビ愛知高木伸治さま、伊藤忠野村典文さま、野村證券片山英治さまに、企業人の視座から、大学を切っていただきます。
●第3弾:2021年6月23日(水)
 総括として、大学新聞社安田賢治さまに登壇いただきます。

 第1弾の小林さまからのメッセージです。
少子化が進む中で、大学の数は増え続けています。社会環境が大きく変化し、日本型雇用の在り方も変わりつつあります。入学者選抜の改革も徐々にですが、確実に進められていて、偏差値だけで大学を選ぶ時代は終焉を迎えようとしています。
 では、「選ばれる大学」になるには何が必要なのでしょうか。皆さんと未来に向けた熱い議論ができればと思います。


【日時】 2021年4月23日(金)
   研究会 午後8時〜10時30分(Breakoutsession 含む)
   茶話会 午後10時30分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 学生の視座からコロナ禍の先を観る PART1
   学生に選ばれる輝く大学・学校を作るために何をしたらよいのか
   高大接続から高大社接続へ


【問題提起】
 小林 浩 (リクルートカレッジマネジメント編集長)
【コメンテーター】
 長井 美沙希 (取手聖徳女子高等学校 2年)
 土屋 郁夫 (上越教育大学大学院 学校教育研究科専門職学位課程)
 金成 泰宏 (和泉短期大学 教育学習支援ユニットサブリーダー)
 北村 由紀子 (日経HR 営業本部教育ソリューション部 部長)
 中村 勝之 (桃山大学 経済学部教授)
【司会】 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)

【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している場合は無料) 学生(会員・非会員問わず)無料

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2021年4月19日(月)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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2021年03月19日

FMICS 3月例会(第736回例会) 高大接続 ただよう★もやもや★は なぜ生まれるのだろう?

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■高等教育問題研究会FMICS 2021年3月例会(第736回)をご案内いたします。
 大学と高校はしっかりと連携すべきにもかかわらず、お互いが分かっていないというか、理解しようとしていないのかと思わざるを得ません。
 大学と高校関係者が同じ場に立っても、何だか越えがたい★もやもや★があるのは、なぜなのでしょうか。
 2020年10月例会のテーマは、「大学入試改革とコロナ禍/高校と大学の間にただよう★もやもや★はなぜ生まれるのだろう?」でした。高大接続について、高校サイドから切り込み、大いに語り合いました。しかし、★もやもや★は晴れませんでした。2回戦をセットすることにしました。PERT2の3月例会は大学側に立って、★もやもや★に迫っていくことにいたします。
 ブレイクアウトセッションは、司会&記録担当者を含めて4名以内のグループで語りあっていただきます。
 なお、語り足りない皆さまには、茶話会にご参加ください。日にちをまたいで盛り上がることが珍しくありません。

●倉部史記さんからのメッセージ
 昨年は出張授業やオープンキャンパスを、通常通りには行えませんでした。代わりに企画されたオンラインのイベントも、大学によって成否が分かれているように思います。
 コロナ禍は高校生の進路理解、進路選択にも多大な影響を与えています。でも、そもそもこうした「特別なイベント」へ過度に依存してきたことに問題はなかったでしょうか。一日限りのイベントに頼らずに、大学での学びのあり方や、各大学の教育の違いを理解してもらう方法は他にないでしょうか。そこに入学難易度(偏差値)のモノサシを揺さぶる可能性が、隠れてはいないでしょうか?
 関係者全員が困っているからこそ、検討できるようになった施策もあるはず。コロナ禍によって浮き彫りになってきた、高大接続の課題と可能性を、一緒に考えられればと思います。持続可能な学生募集を実現するためのヒントも、ここから見えてくるのではないでしょうか。

●神戸悟さんからのメッセージ
 昨年は出張授業やオープンキャンパスを、通常通りには行えませんでした。代わりに企画されたオンラインのイベントも、大学によって成否が分かれているように思います。
 コロナ禍は高校生の進路理解、進路選択にも多大な影響を与えています。でも、そもそもこうした「特別なイベント」へ過度に依存してきたことに問題はなかったでしょうか。一日限りのイベントに頼らずに、大学での学びのあり方や、各大学の教育の違いを理解してもらう方法は他にないでしょうか。そこに入学難易度(偏差値)のモノサシを揺さぶる可能性が、隠れてはいないでしょうか?

●出光直樹さんからのメッセージ
 高等学校から大学への進学。それは大きな変化であり、その選択や選考のプロセスには試行錯誤が伴い時間をかけて当然のものです。幅広い教科科目の基礎的な学力の把握、記述式試験による思考力の評価や調査書を活用した主体性の評価など、その選抜方法の在り方についての議論は尽きません。一方で、こうした選抜を行っていく日程についてはどうでしょう。
 学校推薦型選抜や総合型選抜の多くは年内に進学先が決定しますが、標準とされる一般選抜では、1月の中旬の真冬の時期、日本海側では大雪になる事も多い環境で、たった土日の2日間で多岐にわたる教科科目の試験を実施する「大学入学共通テスト」があり、2月になってから私立大学の一般入試が本格化します。
 国公立大学では2次試験の前期日程が2月25日から実施され3月10日までに合格発表、後期日程は3月12日から実施され3月20日までに合格発表となります。なおその間、多くの高校では3月に入ってすぐに卒業式を迎えます。
 このスケジュール感を当然の事と思うのか、それとも不自然だと感じる事ができるのか。例会ではこうした視点から問題提起したいと思います。

●小西英行さんからのメッセージ
「高大接続改革のもやもや」
 高大接続改革の本質は、高校と大学における「学力の3要素」を前提とした教育改革(及び経営改革)を、入試改革(という外部環境の変化)を起爆剤として一気に進めることにあるが、大学・高校・生徒(学生)の視点で、異なる「もやもや」が存在する。
 例えば、大学目線では、入試で「思考力・判断力・表現力等の能力(以下「思考力」)や「主体性・多様性・協働性(以下「主体性」)をはかるには?」であり、高校目線では「思考力や主体性に向けた教育とは?」であり、生徒目線では「思考力や主体性に向けた学修で、希望する大学に入れるの?」である。
 つまり、2021年度の大学入学共通テストにおいて、「思考力」が必要となる出題されたとはいえ、高校や生徒が思考力や主体性に向けた教育に時間をかけることは、希望する大学へのルートがはっきりしない以上、まだまだリスクが高いといえる。
 こうしたリスクを低減しつつ、高大接続改革を進めていくためには、既存の高校・大学でのアクティブ・ラーニングのプログラムを、アフターコロナのオンライン活用で連携していくことが求められる。

【日時】 2021年3月19日(金)
   研究会 午後8時〜10時30分(Breakoutsession 含む)
   茶話会 午後10時30分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 大学入試改革とコロナ禍  パート2
 高大接続 ただよう★もやもや★は なぜ生まれるのだろう?


【問題提起】
 倉部 史記 (進路づくりの講師、高大共創コーディネーター)
 神戸 悟 (教育ジャーナリスト・大学入試ライター・リサーチャー)
 出光 直樹 (横浜市立大学 アドミッション課専門職・学務准教授)
 小西 英行 (多摩大学 経営情報学部教授、高大接続AL研究会)
【コメンテーター】
 安田 馨 (安田女子中学高等学校 校長補佐)
 橋本 勝 (富山大学教授・教育推進センター副センター長)
【司会】 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)

【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している場合は無料) 学生(会員・非会員問わず)無料

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2021年3月16日(月)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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2021年02月19日

FMICS 2月例会(第735回例会) アフターコロナ リモートワークが当たり前となる新しい働き方時代の会社選びとは

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■高等教育問題研究会FMICS2021年2月例会(第735回)をご案内いたします。
 就活の世界も、コロナ禍の影響が大きくのしかかってきています。「働くこと」についての意識も大きく変わりつつあります。今回は、時代に翻弄されない就活、会社選び、仕事選びについて、多面的、多層的に、深化することとします。
 プログラムは、渡辺さんの問題提起を受けて、2回のブレイクアウトセッションに入ります。皆さまには、課題1、課題2についての意見交換をしていただきます。グループごとのディスカッションの報告と渡辺さんには、課題についての解説をしていただきます。
 総括では、経団連が、新卒採用を含めた『ジョブ型』雇用制度の積極的な導入を呼びかけたことについてのコメントをいただきます。

■問題提起をされる渡辺茂晃夫さんからのメッセージです。
2021年3月卒業予定者の就職活動は、新型コロナの感染拡大によって一時中断やオンライン選考など混乱が続き、会社説明会から面接まですべてをオンラインで受けて内定を得た学生もいました。さらに、企業は入社後の研修についても、オンラインとリアルのどちらで実施するのかを決めかねている状況です。22年卒についても同様の就活が続く可能性があります。
 一方、学生が就職先を決める要因には「社員の人柄」や「自分が成長できるかどうか」が上位に来ます。PC画面を通して企業と学生はどれだけお互いを理解し合うことができるのでしょうか。また、集合研修から職場に移って先輩が仕事を通して若手社員を育ててきたOJT研修から、オンライン研修に変わり、若手社員はどれだけ仕事を覚え、活躍できる人材に成長できるのでしょうか。
 コロナ以降のビジネスパーソンの働き方やキャリア観の変化を参考にしながら、皆さんと一緒にこれからの仕事選びについて一緒に考えてみたいと思います。
 以下の2点について事前に考えて参加ください。
  • 事前課題1:オンライン就活の問題点は何か? どうすれば克服できるのか?

  • 事前課題2:リモートワークが当たり前となる新しい働き方時代の会社選びとは?

【参考】オンライン文献


【日時】 2021年2月19日(金)
   研究会 午後8時〜10時30分(Breakoutsession 含む)
   茶話会 午後10時30分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 リーマン超えの就職氷河期は来るのか?
アフターコロナ リモートワークが当たり前となる新しい働き方時代の会社選びとは


【問題提起】 渡辺 茂晃 (日経HRコンテンツ事業部長/元桜美林大学大学アドミニストレーション研究科非常勤講師)
  司会 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)

【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している場合は無料) 学生(会員・非会員問わず)無料

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2021年2月16日(月)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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2021年01月22日

FMICS 1月例会(第734回例会) 激変する時代を読み解く コロナ禍で開いたパンドラの箱

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 2021年のスタートを切るために、コロナ禍で開いてしまったパンドラの箱について、虚心坦懐に確認・整理をいたします。

 問題提起をされる後藤健夫さまからいただきましたメッセージです。
■コロナ感染拡大により、大学をはじめとする教育機関はさまざまな影響を受けた。全国一斉休業、分散登校。キャンパス閉鎖、オンライン授業、オンラインによる入学者の選考、困窮学生の支援、留学生への対応などなど、教育機関にとってはこれまで経験をしたことがないことを迫られた。かつて東大で話題になって以来、その後鳴りを潜めていた「秋季入学」問題も湧き上がって来た。感染がおさまらずむしろ増大している中で、これから入試シーズンを迎え、まだまだ緊張した状況が継続され柔軟で素早い対応を求められるだろう。
 こうした中で、これまで封印されていた不都合が、パンドラの箱が開くように露呈し始める。定員や単位の考え方、通信制と通学制の境目などなど大学においては設置基準にまつわるパンドラの箱が次々と開いてくる。さて、大学は、大学教育はいかに変わるのだろうか。年始から事象を大局的にとらえることから一緒に考えてみたい。

■参考図書
 ●石井 洋二郎『危機に立つ東大・入試制度改革をめぐる葛藤と迷走』ちくま新書 
 ●安宅 和人『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』NewsPicsパブリッシング
 ●濱田 純一『東大はなぜ秋入学を目指したか』朝日新聞出版

【日時】 2021年1月22日(金)
   研究会 午後8時〜9時30分
Breakoutsession 午後9時30分〜10時30分
   茶話会 午後10時30分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 2021年のミッション・パッション・アクション 激変する時代を読み解く
    コロナ禍で開いたパンドラの箱


【問題提起】 後藤 健夫 (教育ジャーナリスト)

【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している会員は無料) 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2021年1月21日(木)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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タグ:後藤 健夫
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2021年01月14日

「競技は先生」ともに学び楽しむ

 年末年始は自宅で巣ごもり生活、年始のスポーツはテレビ越しに応援しながら日本経済新聞「SPORTデモクラシー」(2020年11月1日)での安田秀一氏の記事を振り返った。

 アルペンスキーの皆川賢太郎さん、競泳の松田丈志さんと「子どもたちへのスポーツの指導法」の話題で盛り上がったとのこと。日本ではなぜ最初にバタ足ばっかりで苦しい思いをさせるのか、水泳嫌いになるという問いに松田氏は「そこは僕にも分からないが、まず苦労してそこからはい上がってこいよ、っていう日本あるあるじゃないですか。」そして米国では背泳ぎから入ることを教えてくれた。「顔を水につけないで水に慣れさせること。それから浮く感覚を身につけて楽しく泳がせるんです」。皆川さんも苦笑しながら「本当に日本あるあるですよね。米国ではブーツは大人が履かせてくれて、少しスキーに慣れさせたらすぐにリフト乗って、滑る楽しさを体験させます」。

 「スポーツ」は英語の名詞。「PLAY」(遊ぶ)という意味の動詞を用いて文章となる。つまり「楽しむ」ことを目的とした活動がスポーツ。しかし日本では楽しむどころか苦労を伴う「修行」になってしまう。スポーツは教育ではない。リーダーシップや協調性、戦略的思考など多くのことをスポーツを通じて学べるが、それはスポーツの目的ではなく副産物である。それを手にするためには、どんな競技でも最初は「楽しい」という「きっかけ」が不可欠である。

 安田氏は28歳の頃、アメリカンフットボールの「NFLヨーロッパ」のチームにコーチとして帯同する幸運に恵まれた。そのときに出会ったあるベテランコーチの言葉が今も忘れられないという。いつも穏やかで声を荒げることなどなく、ニコニコしている人。そのコーチに質問をした。「なぜ叱ったりしないのですか?」彼はこんな話をしてくれた。「私も選手も“フットボールという先生”から共に学んでいる生徒なんだ。マネジャーも、ビデオ係もトレーナーも、君も、僕も、役割が違うだけで、みんな生徒なんだ。上も下もない。僕は40年以上コーチをしているけど、今でもフットボール先生から学ぶことばっかりだよ。こんな年になっても成長させてもらえるなんて、最高の仕事だろ」。

 この教えに安田氏は心の底から共感した。これこそスポーツの真の価値だと感じた。それぞれの立場でスポーツから学び、みんながそれぞれの成長を楽しむ。失敗も敗北も学びであり、学びは成長につながり、成長は喜びをつくり出す。会社では「仕事が先生」、子育てでは「いい人生が先生」である。スポーツの指導現場は、その意味ではとても分かりやすく、身近な実践の場になるのではないか。「スポーツが先生」で、監督もコーチも選手も父母も、みんなそこで学ぶ生徒。成長という「喜びの果実」を手に入れる方法をみんなで考え、みんなで勝ち取っていく。それこそが「スポーツの醍醐味」だと思うと締めくくった。

(宮本 輝)

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2020年11月21日

FMICS 11月例会(第732回例会) デジタル時代に求められる文系の感性 〜 文系デジタル人材をいかに育てるか 〜

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 いよいよ、デジタル時代を活きることが、リアルな今になります。国は、行政改革の成長戦略の柱に据える恒久的組織としてのデジタル庁を新設します。
 コロナ禍のもと、我が国は、世界のデジタル時代の波に乗り遅れていたことが、白日の下に晒されてしまいました。理系デジタル人材養成が、声高に叫ばれています。一方、文系のデジタル感性のある人材養成については、今ひとつカタチが見えません。最新のテクノロジーを文系の感性を用いて縦横無尽に操ることができる文系人材の養成も急がなければなりません。
 少なくない文系大学は、数学・統計学、プログラミング系科目、データ分析科目などのカリキュラムの見直し、企業などとの連携を深めながら、情報系大学に生まれ変ろうとしています。
 時代の変わりゆくスピードは、日進月歩をはるかに越えています。今月は、文系人材と理系人材の強みと足りないことを整理し、デジタル時代を活き抜くための人材養成のカタチについて多面的多層的に語りあいます。
 
 問題提起のお三方には、基本の「き」として、私たちは、何をしたら良いのかを考えるためのヒントを提言していただきます。
 コメンテーターには、学生、大学人、企業人、多彩なお立場の皆さまから一言をいただきます。
 ブレイクアウトセッションには、登壇者の皆さまにもメンバーに加わっていただきます。ワイワイガヤガヤ、積極的に意見を交換していただき、問題点を掘り下げます。
 皆さまには、お仲間、学びの主役の学生さんにもお声かけいただき、ご参加くださいますようお願いいたします。

 野村さまからのメッセージです。
■データサイエンス教育やAI産学連携で見えてきた企業と大学のギャップ
 ここ3年の間で、データサイエンスやAIという分野で大学と企業との連携が数多く行われてきました。しかし、双方とも満足した結果を得られている例は少なく様々な課題が浮き彫りになってき
ています。
 最も大きいのは、データサイエンスやAIという葉だけが先行し、双方ともに教育に期待する方向にギャップがあり、ここを十分に協議しないままにスタートした失敗例が多いようです。この事例を提示し、今後はどのように取り組めば良いのかを皆様とともに考えたいと思っています。
 また、文系AI人材という言葉が出てきましたが、
私には、この言葉の意味がピントきません。
 そもそも、AIが社会に浸透していく中で、なぜ文系、理系を分けて議論する必要があるのかがわかりません。
 従って、私としては今後のデータサイエンスやAIが使われる社会の中で企業としてどのような人材を必要としているかに論点を絞ってお話したいと思います。

 長谷川克也さまからのメッセージ
■「デジタル社会って何?」
 世の中をデジタルという言葉が走り回っていますが、世間ではデジタルという言葉をどんな意味で使っているのかが私にはピンときません。もちろん「数学的、工学的」な意味は十分理解しています。しかし、世の中の人が言うデジタルはもちろん「それ」ではないことは当然です。そうでなければ「デジタル庁」なんて名前の役所ができるわけはありません。
 急速に発展したデジタルによる技術が何をもたらしたかというと、情報の在り方を変えてしまいました。ペンで書かれた原稿をもとに活字を拾って印刷した本、PCで原稿を書いてプリンターで出力した本、タブレットで表示した本は、内容が同じなら情報は全く同じものです。情報自体には重さはないのですが情報伝達が物理的である以上そこに重み(資源)が発生してしまいます。社会にとって情報の重要さは今も昔も変わりませんがデジタルは高速大容量通信や大容量記憶装置のおかげで情報伝達の物理的重みを取り去ってしまい、情報を扱うためのリソースを激減させ重圧を取り除いてくれるようになりました。
 会えて文理の役割分担を示せば、デジタル社会の基盤を維持するのは理系なのかもしれませんが、それを使って何かを作るのは文系の人の英知だと思います。

 中村勝也さまからのメッセージ
■歴史に萌えろ!
 理系は人間を含んだいわゆる「自然」を研究対象にしています。そして、研究を進めるうえで「数学」なり「データ」は強力な*道具*として操っています。そこで蓄積された脳は文系にも流入し、いまや、数学とは無縁と思われていた思想系にも数学を取り込むことがトレンドの1つになっ
ています。ただ、現在はまだ過渡期なのでしょう。さまざまなレベルで文系分野で数学を操る手法に一種の「拒絶反応」が生じています。AIへの反応もこの1つと捉えることができるかもしれません。
本当の所を言えば、文系も理系も究極的に目指しているものは同じです。一言で言えば(人間存在を含んだ)森羅万象の理解です。文系と理系の相互交流を進めるためには互いの分野がどういうアプローチをしているのか、ここを知る必要があります。それを知るためには、森羅万象の「歴史」を知ることです。およそすべての学問に未来予測をすることができませんが、過去を知ることで未来を指向して現在を生きる、そのヒントが歴史に刻まれています。そんな話をコンパクトにできれば…と思います。

【 参 考 図 書 】
●安宅和人 『シン・ニホン』 NEWS PICKS 2020.2.20 2400円
●野口竜司 『文系AI人材になる』 東洋経済新報社 2020.1 1600円
●藤井保文・尾原和啓 『アフター・デジタル』 日経BP社 2019.3 2200円
●菅付雅信 『動物と機械から離れて』 新潮社 2019.12 2000円
●太田裕明 『AIは人類を駆逐するのか?』 幻冬舎 2020.6 800円 

【 オンライン文献 】
OECD Education 2030プロジェクトについて
未来投資会議・2020年4月12日第15回会議議事要旨
『文系AI人材になる』を要約! AIを「使いこなせる人」になるには?
AI時代の文系人材。武器にすべきは「大局観」

【日時】 2020年11月21日(土)
   研究会 午後8時〜9時30分
Breakoutsession 午後9時30分〜10時30分
   茶話会 午後10時30分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】  デジタル時代に求められる文系の感性
    〜 文系デジタル人材をいかに育てるか 〜


【問題提起】
 野村 典文 (伊藤忠テクノソリューションズ 広域・社会インフラ事業グループ担当役員付エグゼクティブ・プロデューサー / 広島大学特任教授)
 長谷川 克也 (JAXA宇宙科学研究所 研究開発員)
 中村 勝之 (桃山学院大学 経済学部教授)

【参加費】 会員1,000円(年会費を完納している場合は無料) 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2020年11月18日(水)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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2020年10月24日

FMICS 10月例会(第731回例会) 大学入試改革とコロナ禍 〜 高校と大学の間にただよう★もやもや★はなぜ生まれるのだろう 〜

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 大学と高校はしっかり連携すべきなのにお互いが分かっていないというか、理解しようとしていないのかと思わざるを得ません。大学と高校関係者が同じ場にたっても、何だか越えがたい★モヤモヤ★があるのは、なぜなのでしょうか。

 10月例会のキーワードは★モヤモヤ★です。

 大学と高校はしっかりと連携すべきにもかかわらず、お互いが分かっていないというか、理解しようとしていないのかと思わざるを得ません。大学と高校関係者が同じ場に立っても、何だか越えがたい★モヤモヤ★があるのは、なぜなのでしょうか。皆さまには、おおいに★モヤモヤ★を語っていただきます。ブレイクアウトセッションは、大いに盛り上がることでしょう。

 倉部史記さまからのメッセージです。
 大学卒業時には学士号が授与されますが、そこに併記される専攻名の表記は現在700種類以上。うち6割は特定の1大学にしか存在しません。大学側は独創的な学部をつくる度に「この学科に合う生徒さんにぜひ先生からご案内を」と高校訪問でPRしますが、これではもう不可能です。大学側の施策が高校側に与える影響を、大学関係者はどこまで意識しているでしょうか。
 望まぬ留年や中退に追い込まれる大学生は年々増加。標準年限卒業率が5割を切る大学や学部もあります。しかしその事実を高校側はまったく知りません。進路指導協議会で地元大学のデータを紹介すると、会場の先生方が「初耳だ」と驚きます。生徒・学生のために一番大事なことは、共有できていないのです。
 大学関係者はしばしば、高校の進路指導のあり方に対して不満を漏らします。一方で高校側も、大学側の施策や姿勢に対し、様々な疑問や不満を抱いています。お互いにモヤモヤを抱えたまま、入試を挟んで営業とお客様のような関係をいつまでも続けていて良いのでしょうか。しわ寄せを受けるのは生徒・学生です。そのモヤモヤはできるだけ早く、高大の対話によって解消してしまいましょう。今回の企画が、そのきっかけになればと思います。

【日時】 2020年10月24日(土)
   研究会 午後8時〜9時30分
Breakoutsession 午後9時30分〜10時30分
   茶話会 午後10時30分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 大学入試改革とコロナ禍
   〜 高校と大学の間にただよう★もやもや★はなぜ生まれるのだろう 〜


【問題提起】
 倉部 史記 (進路づくりの講師、高大共創コーディネーター)

【高校からの報告】
 黒沼 靖史 (聖徳大学付属女子中高教諭)
 安田 馨 (安田女子中学高等学校校長補佐)
 椿 仁三千 (千葉県立小金高等学校教諭)
 坂詰 貴司 (芝中学高校教諭)

【コメンテーター】
 出光 直樹 (横浜市立大学アドミッション課専門職・学務准教授 / 元桜美林大学大学アドミニストレーション 研究科非常勤講師)
 一円 尚 (日本橋女学館中学高等学校校長)

【参加費】 会員1,000円(年会費を完納している場合は無料) 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2020年10月21日(水)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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2020年09月26日

FMICS 9月例会(第730回例会) 大学淘汰の波に勝つキャンパス・ファシリティ: ポストコロナ 大学経営とキャンパスの変革が不可避な時代へ!

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 キャンパス・ファシリティについては、これまで2017年8月例会と2018年12月例会で取り上げました。今月は、コロナ禍により、大きく変容せざるを得ない大学経営をキャンパス・ファシリティの視座に立って整理いたします。

 経営サイド、教育サイドの関係者には、共に、必要不可欠な検討課題です。是非ご参加ください。

 興津利継さまからのメッセージです。
■ポストコロナと書いて
 『長期の経済停滞と財政危機』と読む
■コロナ禍は「前例主義を払拭し
 時代変化に合わせる」絶好のチャンスだ
■各要素のOn/Offバランスを見直し
 自校に適したキャンパス像を描く

 コロナ禍は来年後半には影を潜めるだろうが、経済そして国の財政に与える打撃は計り知れない。もう少し先と考えていた入学者数減少も、進学率が下がればより早く出現するし、無償化の動きも鈍化するだろう。低空飛行を続ける大学経営には大打撃である。
 ファシリティは建物だけではなく、事業・活動を支える物理的要素の全てであり、人件費に次ぐ2番目の支出要素。活動の内容や構成が変われば必要な器も仕掛けも変わらなくてはならないが、建物という器の寿命は非常に長い。“過去に倣った施設計画”から脱却し、将来変化を十二分に踏まえた計画と実践が避けて通れない時代に既になっている。
 まずは変容すべき大学像に光を当てたい。建学の精神に照らしつつ、人口・社会・技術の変化を真摯に受け止め、社会人を育てる役割に焦点を当てて包括的に検討してみることが必要だ。これまでの研究領域・専門を軸にした改善、既存事務組織の枠組みや所属部署内でPDCAを回すことが包括的検討の答えになるとは考えられない。
 これまでの常識を疑い、真剣に将来のあるべき姿を考えることが重要だ。そうすれば、それを支えるキャンパス・ファシリティの変容像も見えてくるだろう。
 それが見えてきた時に、変容すべき姿にどのように近づけていくのか? 成功事例など皆無に近いが、FMICSの場で様々な意見を出し合うことによって、仮説の糸口を見つけられるようになることを望む。

【日時】 2020年9月26日(土)
   研究会 午後8時〜9時30分
Breakoutsession 午後9時30分〜10時30分

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 ポストコロナ 大学とキャンパスはどう変わるべきか
   〜 キャンパス・ファシリティの変容像を見据えて 〜


【問題提起】
  興津 利継 (竹中工務店 / 元桜美林大学大学アドミニストレーション研究科非常勤講師)
 コメンテーター
  原田 健 (学校法人千葉学園経営企画室担当課長)
  西原 裕貴 (慶応義塾大学 湘南藤沢事務室学事担当課長)
  小西 英行 (多摩大学経営情報学部教授)
  中村 勝之 (桃山学院大学 経済学部教授)

【参加費】 会員1,000円(年会費を完納している場合は無料) 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2020年9月23日(水)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、Zoomミーティングへのご招待をいたします。

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