2021年09月08日

コロナが推す学び/#8月31日の夜に。

 新学期前後の不安を共有する番組「#8月31日の夜に。」(NHK・Eテレ、31日(火)22時〜)を紹介したい(朝日新聞8月30日(月)「フォーカスオン」より)。2017年に10代の悩みやしんどさを受け止め、分かち合う場にしようとスタート。夏休みが終わり、学校に戻るプレッシャーや久々の学校生活でストレスがかかるこの時期に毎年放送してきた。

 企画に携わったプロデューサーは、10代自身の話を聞くうち、たとえ周りに家族や友人がいても悩みの本音を伝えられないことを知った。「同じように悩む人が世の中にはいて、自分だけじゃないと知ってもらう。その共有の場を作る。死にたいくらいつらい子どもたちに対して、メディアができることかなと思いました」とのこと。

 毎年、番組の特設サイトにある掲示板「ぼくの日記帳」で投稿を募っている。学校や家庭の悩み、将来への不安。生放送の番組では、寄せられた投稿を紹介しつつ、ゲストが語り合う。今年のゲストは、タレントの中川翔子さんや音楽クリエーターのヒャダインさんら4人。毎年、10代の頃に葛藤した経験がある人を招いている。

 番組の演出は毎回変わる。今年は水族館の水槽の前で中継。その意図をディレクターは「多様な生き物が思い思いに、水槽という同じ空間のなかで生きている。10代の方々が求めるような優しい世界に近いのではないかと考えました」と説明する。

 番組では、悩みに対して助言したり励ましたりはしない。ただ受け止める。掲示板「ぼくの日記帳」は、放送後もしばらく書き込めるという。

 私の職場の事務局で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生、事務局閉鎖という事態になってしまった。

 〈備えていたことしか、役には立たなかった。備えていただけでは、十分ではなかった。〉書かれたのは7年前。『東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得』という資料の冒頭にある。国土交通省東北地方整備局がまとめた内部資料だが、電子書籍として一般にも無料で公開されている。

 被災直後に、国が管理する道路や港、空港の復旧にあたった担当者たちが、その時どうしたか、どうすべきだったかが詳細に記されて、学ぶところは多い。例えば、防災ヘリコプターが地震直後に緊急発進し、空港を襲った津波を逃れたことなど後に称賛された対応の多くは、あらかじめ準備されていたという。その上でなお、臨機応変の対応が必要だったとのこと。本学の事態の原因究明もさることながら、入院中や療養中の方の回復を祈るばかりである。

(宮本 輝)

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2021年08月25日

FMICS 8月例会(第741回例会) 語り合おう コロナ禍後の大学入試 PART3 〜 高校と大学の間にただよう★モヤモヤ★は消せるのか 〜

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 これまで、2020年10月と2021年3月の2回に渡って高大間にただよう入試の★もやもや★がなぜ生まれるのかについて考えました。

 とはいえ、この★もやもや★は、簡単に吹き飛ばすことはできません。勿論、このままであって良いわけではありません。コロナ禍で、無理矢理伸ばしきった身の丈をガッシリと絞りきることが求められます。「三人寄れば文殊の知恵」、ワイワイガヤガヤと語り合いたいのです。

■問題提起をされる出光さんからのメッセージ
 萩生田文部科学大臣は7月30日(金)の記者会見にて、大学入学共通テストへの記述式問題の導入と英語民間(4技能)試験の導入の断念を正式に表明しました。入試改革の「2大看板」とも言われた施策は撤回に追い込まれたものの、補助金制度とも絡めて各大学の個別入試での実施を促進していく方針が打ち出されました。
 入試改革と言うと、このような試験の中身や方法に焦点が当たってきましたが、空中戦のような施策の失敗を目の当たりにし、あらためてユニバーサル化した高大接続という視点に立てば、一人一人の高校生がどのように進学を考え始め、受験校選びの行動を起こし、出願、受験、そして最終的な入学校の決定を行っていくのか、その過程を身近に見ている現場の視点からの議論を巻き起こしていく必要があると、強く確信しました。
 その具体的なアイデアの一例として先の3月例会では、(1)大学入学共通テストを現行の1月ではなく12月実施に実施すること、(2)受験生が複数の大学の総合型選抜を受験できるように専願制の縛りを禁止すること、を提案しました。<詳細はこちら>
 今回の例会では、こうした過程(プロセス)の視点に立脚した切り口から、高大接続のモヤモヤを消していく手がかりをつかみたいと思います。

■コメンテーターの倉部さんからのメッセージ
 大学入試を変えねば日本の学校教育のあり方は変わらない。入試を変えれば教育も変わっていくだろう−−高大接続改革の根底には、そんな発想もあったと思います。実際、近年のアクティブラーニングの広がりなどは、改革による後押しも大きかったのでしょう。一方で、あまり変化が感じられないこともあります。たとえば進学先選びのプロセス。各大学が「三つの方針」で教育方針の独自性を打ち出し、「学力の三要素」を自学にあった方法でそれぞれ測る。各大学の評価方針に多様性が生まれるのだから、受験生も「自分に合った大学はどこだろうか」と、偏差値だけにとらわれない進学先選びを展開するはず、でした。でも実際には入試難易度ランク表に従い、国公立大学と昔ながらの有名難関大学を目指す流れはほとんど変わっていないように思えます。
 出光さんが問題提起されている「一人一人の高校生がどのように進学を考え始め、受験校選びの行動を起こし、出願、受験、そして最終的な入学校の決定を行っていくのか、その過程を身近に見ている現場の視点からの議論を巻き起こしていく必要がある」という点、同感です。生徒・学生にとって大事なことは何か、それを現場で実践するために必要なことは何なのかを、現場のリアルな点で考えていきたいと思います。

【日時】 2021年8月25日(水)
   研究会 午後8時〜10時30分(Breakoutsession 含む)
   茶話会 午後10時35分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】  語り合おう コロナ禍後の大学入試 PART3
   〜 高校と大学の間にただよう★モヤモヤ★は消せるのか 〜


【問題提起】
 出光 直樹 (横浜市立大学アドミッション課 専門職・学務准教授)
【事例報告】
 新藤 洋一 (福島大学アドミッションセンター 副センター長・特任准教授)
 中村 則江 (東海大学ビーワンオフィス 広報担当)
 安田 馨 (安田学園白島キャンパス統括部 主席)
 益田 耕佑 (富山大学 都市デザイン学部都市・交通デザイン学科2年)
 長井 美沙希 (取手聖徳女子高等学校 2年)
【コメンテーター】
 倉部 史記 (進路つくりの講師・高大共創コーディネーター)

【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している場合は無料) 学生(会員・非会員問わず)無料

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2021年8月24日(火)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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2021年08月18日

FMICS BOOK PARTY 21-340 村田 沙耶香 『コンビニ人間』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。ワイワイガヤガヤ、仲間とともに本を読むことの楽しさを共有します。

【日時】 2021年8月18日(水) 午後8時〜10時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 村田 沙耶香 『コンビニ人間』 文春文庫


 【推薦者】 今西 はな (グリンネル大学1年 柳井正財団奨学生)
【参加要件】 事前課題を完了された方
 【参加費】 無料
【参加定員】 15名
【申込締切】 2021年8月15日(日)
【事前課題】 *MUSTとします。
 1.自己紹介 400字以内
 2.『コンビニ人間』の帯のポップコピーを考えてください。
 3.アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。
 4.お勧めの一冊を、例えば、「絶対に、元気元気元気に成る一冊」のような冠を付けて紹介してください。
 5.a:読んだ直後の正直な感想を一文で表すと?
   b:「コンビニ人間」である古倉恵子に共感したり、考えさせられると高く評価する読者が多い。その一方で「コンビニ人間」という作品自体に対して猛烈な不快感を覚える読者が一定数いる。それぞれどのような読者で、なぜこれほど対極な反応を「コンビニ人間」は起こすのだろうか?

■プログラムは、今西さんが通学する大学の朝の学食からの進行となります。
 今西さんの冒頭の発表は、15分です。事前課題をもとに、「考え方の違う3人」をグループにします。
 各グループで話し合っていただき、一つの答えを出していただきます。
 各グループに、話し合いの様子と答えを発表していただきます。

【申込&事前課題提出先】
 shingi(アット)obirin.ac.jp 高橋 審議
 yoneda(アット)fmics.org 米田 敬子

★9月22日(水)の推薦図書★
 若松 英輔 『悲しみの秘儀』 文藝春秋
 推薦者 黒沼 靖史 (光英VERITAS中学校高等学校 美術教諭)

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タグ:今西 はな
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2021年08月12日

FMICS 茶話会 LOUNGE 「教職員の健康寿命を考える」

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 FMICSは、“あったかさの自己表現”をグルーブアイデンティティとしています。多くのFMICS人の発表の場を創るため、2021年6月から、『FMICS 茶話会 LOUNGE』を立ち上げました。毎月第2と第5木曜日。少し遅めの午後10時(22:00PM)スタート。原則30分間としますが、30分間の延長はOKとします。
 皆さまの積極的なご参加をお願いいたします。

■参加資格
 FMICS会員。皆さまが責任を持って紹介されるお仲間は、ゲストとしてご参加いただきます。

■タイムスケジュール
 挨拶TIME: 5分間 参加者全員一言自己紹介
 発表TIME:10分間 最大延長+5分間
  「日常」(拡大解釈を歓迎します)を切り取ってください。発表者は、話しの内容を圧縮したCATCH COPYにします。
 応援TIME:15分間 発表者がホクホクするように、参加者はほめます。

■発表
○2021.8.12(木) 小西 英行 (多摩大学 経営情報学部教授)
「教職員の健康寿命を考える」
 教職員のキャリアが長くなってくると、対峙する生徒や学生との年齢差が次第に広がっていきます。精神的にはまだまだと思っていても、体力的には、、、。常に若い生徒や学生に向き合い続けるための秘訣について語り合います。

■問合先 米田 敬子 yoneda(アット)fmics.org

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タグ:小西 英行
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2021年08月04日

人蝉見て我が無知を想ふ

 生まれは違うものの人生の殆んどを関西で過ごしてきた者にとって、蝉といえばクマゼミだと言われている。だが、周辺環境の事情からか、私にとっての蝉はアブラゼミだった。無論、クマゼミにも数多く遭遇したが、印象としてはアブラゼミの方が圧倒的に強い。

 クマゼミとアブラゼミ、今世紀に入る前後辺りからか、その生息分布に変化が起こっている事が言われている。要は西日本を中心に分布していたクマゼミが東日本にも広がっている現象である。その要因には温暖化があると言われているが、実際は両者の飛翔能力の違いによる所が大きいらしい。

 クマゼミは飛翔能力が高く、木々の間隔が長くなっても木と木の間を飛ぶことができる。一方、アブラゼミはクマゼミよりも一回り小さいため、木々の間隔が長くなると木と木の間を飛び移る事ができない。ご想像の通り、木々の間隔が長くなってきたのは我々人類の開発による所が大きい。

 私の職場は(千里ニュータウンを模して開発された)泉北ニュータウンの端っこにある。着任当時はそれなりに緑に囲まれていたが、宅地開発や産業集積地「テクノステージ和泉」のための造成目的で、緑が次々と削られていった。リーマンショックの影響か、様々な開発が頓挫し、野ざらしになった造成地がキャンパス周辺に点在する結果になった。最近でこそ開発が再び行われるようになったが、キャンパスに鳴り響く蝉の合唱はクマゼミで行われるのが日常であった。

 ところが、である。今年の夏は様相が随分と違う。蝉の合唱にいつもと違うことが混じるようになった。足元を見れば、寿命を終えたアブラゼミが横たわっている。これまで意識した事はなかったが、キャンパス周辺に多数のアブラゼミが生息するのは初めてではないだろうか。なぜこんな事になったのだろうか? 新たな宅地造成が始まったからか? 梅雨明け以降猛暑日が続いているとは言え、そこまでひどい熱帯夜になっていないからか? その真相は分からないし、世の中分からない事で溢れているとの想いが湧いてくる。

 地面に横たわるアブラゼミを見る時、自らの無知を強く自覚するとともに、新たなウィルスを制御できると考える傲慢さへの自戒の念を抱かずにはいられない。

(中村 勝之)

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タグ:中村 勝之
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2021年07月29日

FMICS 茶話会 LOUNGE 「なぜそうなる? 〜大学(学びの現場)に日常起こる“あるある”〜」

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 FMICSは、“あったかさの自己表現”をグルーブアイデンティティとしています。多くのFMICS人の発表の場を創るため、2021年6月から、『FMICS 茶話会 LOUNGE』を立ち上げました。毎月第2と第5木曜日。少し遅めの午後10時(22:00PM)スタート。原則30分間としますが、30分間の延長はOKとします。
 皆さまの積極的なご参加をお願いいたします。

■参加資格
 FMICS会員。皆さまが責任を持って紹介されるお仲間は、ゲストとしてご参加いただきます。

■タイムスケジュール
 挨拶TIME: 5分間 参加者全員一言自己紹介
 発表TIME:10分間 最大延長+5分間
  「日常」(拡大解釈を歓迎します)を切り取ってください。発表者は、話しの内容を圧縮したCATCH COPYにします。
 応援TIME:15分間 発表者がホクホクするように、参加者はほめます。

■発表
○2021.7.29(木) 金成 泰宏 (和泉短期大学・学習支援ユニットサブリーダー)
「なぜそうなる? 〜大学(学びの現場)に日常起こる“あるある”〜」
 大学(学びの現場)に日常起こる“あるある”ネタや“なぜ”ネタを、皆さまのいろいろな視点(お知恵)をお借りしてワイワイガヤガヤ紐解いていきたく存じます。

■問合先 米田 敬子 yoneda(アット)fmics.org

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タグ:金成 泰宏
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2021年07月21日

FMICS 7月例会(第740回例会) 語り合おう コロナ禍の先を観る 大学の未来を担う可能性の学生を元気元気元気にする

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 すでに、鼻のすぐ下まで泥水が来ています。にもかかわらず、少なくない大学関係者は、太平の夢を見続けているのではないでしょうか。
 300校がリングから去らざるを得なくなれば、学生、OB・OGの母校という心の拠り所が消え、さらには10万人近くの教職員が職場を追われることになります。
 4、5、6月例会の問題提起、ディスカッションを踏まえて、改めて、大学の未来を担う学生を元気元気元気するために私たちは何をしたら良いのかを考えます。

 富山大学附属病院の平田暁子さんから、6月例会の感想をいただきました。
 「学生を愛おしく語れる教職員、学生ファーストの大学」
 高橋代表は常々、FMICSは安全な場であると明言されている。老若男女、立場に関係なく自分の思いを口にできる、こういった場はなかなかないであろう。
 毎回、講演内容は勿論素晴らしいが、それ以上に、現役大学生の言葉が印象に残るのである。彼ら彼女らの声は大学に届く日が来るのだろうか。
 今回、印象に残った言葉のひとつに、「目の前の一人ひとりの学生(受験生)を愛おしく語れるか」である。
 ふと昔のことを思い出した。娘が小学6年生のときの担任の女性の先生は、今時珍しく厳しい方であり、授業参観の保護者の前でも、児童を注意していた。しかし、娘も私もその先生が大好きだった。卒業式に、「厳しい先生と思われたかもしれないけれど、みんなのことを思うばかりで…」と大粒の涙を流された。
 どんなに厳しくても愛情があれば、伝わるのである。昨年まで富山大学技術専門職員という職位で、学生さんらに、技術指導をしてきた。彼らのために奮闘する毎日であったが、思いは伝わっているだろうか。
 FMICSは安全な場である。学生さんの思いを聞かせてほしい。FMICSに参加されている大人はきっと、学生ファーストの大人ばかりだから。

 ご参加の皆さまには、大いに語っていただきたく、ブレイクアウトセッションの時間をたっぷりとることといたします。

【日時】 2021年7月21日(水)
   研究会 午後8時〜10時30分(Breakoutsession 含む)
   茶話会 午後10時35分〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】  語り合おう コロナ禍の先を観る
   大学の未来を担う可能性の学生を元気元気元気にする


【問題提起】 大学の主役・学生が元気元気元気「学生教員職員三輪車論」を見える化する
 高橋 真義 (FMICS代表 / 桜美林大学 名誉教授)

【事例報告】
 橋本 勝 (富山大学 名誉教授)
 佐藤 宏樹 (東京工科大学兼任講師・NPO法人こととふラボ代表)
 佐藤 琢磨 (法政大学 学務部学部事務課長)
 長堀 一之 (北翔大学短期大学部 スポーツ支援室部長)
 城内 康文 (早稲田大学 文化構想学部2年生)
 田中 頌子 (湘南工科大学 工学部総合デザイン学科2年生)

【参加費】 社会人2,000円(年会費を完納している場合は無料) 学生(会員・非会員問わず)無料

【申込&問合先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2021年7月20日(火)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。
*当日、ミーティングへのご招待をいたします。

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2021年07月12日

FMICS BOOK PARTY 20-339 五味 太郎 『大人問題』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあうことができる「安全な場」です。ワイワイガヤガヤ、仲間とともに本を読むことの楽しさを共有します。指定図書を読破された方、読み込み中の方のご参加も歓迎いたします。

【日時】 2021年7月12日(月) 午後8時〜10時

【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 五味 太郎 『大人問題』 講談社文庫


【推薦者】 田中 頌子 (湘南工科大学工学部 2年)
 小さい頃に五味先生の絵本をずっと読んでいました。不思議な色合いで可愛くて、ほとんど文章がないのに何故か惹かれてしまう絵本です。
 今年の2月に「五味太郎はいかが?」という特集がNHKのEテレで放送されました。密着取材をしている番組だったのですが、見た目も中身もギャップがすごかったです。自分の中にしっかりと軸を持っている方です。かなりハッキリと考えを述べているので色々な意見が出てくると思いますが、そんな五味先生の考えを皆さんと共有できたら楽しいなと思いこの本にしました。

【参加要件】 指定図書を読破された方
 【参加費】 無料
 【申込先】 yoneda(アット)fmics.org 担当:米田 敬子
【申込締切】 2021年7月10日(土) ※定員15名
【事前課題】
 1.自己紹介 400字以内
 2.『大人問題』の帯のポップコピーを考えてください。
 3.アウトプットする=読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。
 4.お勧めの一冊を、例えば、「絶対に、元気元気元気に成る一冊」のような冠を付けて紹介してください。
 5.まずはじめに、最近あった楽しかったことやモヤモヤすることなどを絵に描いてください。
 絵が描き上がったところで、その出来事が起こった前後のことを文章にしてください。
 絵の中には文字を入れないでください。

★8月の推薦図書★
 村田 沙耶香 『コンビニ人間』 文春文庫
 推薦者 今西 はな (グリンネル大学1年/柳井正財団奨学生)

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タグ:田中 頌子
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2021年07月08日

FMICS 茶話会 LOUNGE 「私と老眼 〜 見たいものと見えなくなるもの」

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 FMICSは、“あったかさの自己表現”をグルーブアイデンティティとしています。多くのFMICS人の発表の場を創るため、2021年6月から、『FMICS 茶話会 LOUNGE』を立ち上げました。毎月第2と第5木曜日。少し遅めの午後10時(22:00PM)スタート。原則30分間としますが、30分間の延長はOKとします。
 皆さまの積極的なご参加をお願いいたします。

■参加資格
 FMICS会員。皆さまが責任を持って紹介されるお仲間は、ゲストとしてご参加いただきます。

■タイムスケジュール
 挨拶TIME: 5分間 参加者全員一言自己紹介
 発表TIME:10分間 最大延長+5分間
  「日常」(拡大解釈を歓迎します)を切り取ってください。発表者は、話しの内容を圧縮したCATCH COPYにします。
 応援TIME:15分間 発表者がホクホクするように、参加者はほめます。

■発表
○2021.7.8(木) 青木 純子 (関西学院大学事務部)
「私と老眼 〜 見たいものと見えなくなるもの」

■問合先 米田 敬子 yoneda(アット)fmics.org

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2021年07月07日

高大接続・連携を語る大人はキラキラしていたか?

 人は物事を判断する際、大抵は「天秤」に「錘」を乗せてより振れる方を選択している。楽しい事項ならば天秤皿がより下に振れる方、しんどい事項ならばそれがより上に振れる方…こんな具合である。理科の実験で用いられる天秤の場合は物理量の大小比較が目的であって、それに使われる錘は全員共通の物が利用される。ところが、人の判断に利用される錘はバラバラだと言っていい。同じ事象であっても、たとえばAさんは嬉しく感じるのにBさんは不快に感じるとき、2人で同じ錘が使われるとは考えにくい。また、同じ事象であっても、ある時点ではCさんは不快に感じていたとしても、別の時点では嬉しく感じる事だってあり得る。この場合は、同一人物であっても異なる時点で使われる錘が違うという事である。

 ここで大事なのは、ある時点におけるある事象に関する判断にはそれに適した錘を使った方が望ましい。そして、同じ時点・事象において他者が使う錘と自分が使うそれとの良し悪しの判断はそもそもできない事である。

 以上の話を元に、ここ数か月続けていた高大連携・接続について考えてみよう。片方の天秤皿に高大連携・接続を乗せる。反対側の皿に錘を乗せる。これまでの話に納得できた読者であれば、誰が錘を乗せるかで見え方がまるで違ってくる事、その見え方について他者が一切口出しできない事は容易に想像つくだろう。だが、雑多な見え方のする事象について何とか共通項を見出すとしたら、結局の所、高大連携・接続を通じた教育活動と、その延長線上にあると見なされている進路実績になるのであろう。そうすると当然の事ながら、これらに対する公平性や客観性が要求される。この課題は錘をいかに共通化するかという問題に収斂するのだが、その作業はほぼ不可能であることはちょっと考えれば分かるはずである。同一事象に対して錘を乗せる人物が異なるのだから、比較のしようがないのである。例会でどなたかが仰っていた「総合型選抜は不公平・不条理の塊だ!」この発言は高大連携・接続という課題に対する本質を鋭く突いたものであった。

 ならどう考えればいいのだ!?…と思考停止する人は、若者の人生を鳥瞰して考えたらいい。人の長い人生を考えるならば高大連携・接続は一瞬のイベントでしかない。無論、それがきっかけでその後の生涯を決める可能性もある。ココである。つまり、高大連携・接続を単に高校と大学を繋ぐものではなく、その後も繋ぎうる手段は何かと考えればいい。そんな都合いい手段なんて…と考える人はYouTuberを想起すればいい。今のトレンドに乗って脚光を浴びた存在であるが、彼らがキラキラしてるから若者は憧れるのである。ココである。高大連携・接続に携わる人がキラキラしていたら、それは若者にとって多大なインパクトを持つだろう。

 結局、若者という存在を突き動かすのは周囲の人が与えるインパクトしかない。その意味での教育の原点なり、躍動感、達成感に回帰することから始めてみてはどうだろうか。

(中村 勝之)

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