2025年01月16日

FMICS 茶話会 LOUNGE 健康オタクの勧め

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 今年も元気元気元気にしあわせになる安全な場「FMICS 茶話会 LOUNGE」=大人の井戸端会議をよろしくお願いいたします。

■日時   2025年1月16日(木)午後10時〜
■話題提供 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授/高等教育問題研究会FMICS 代表)
■テーマ  健康オタクの勧め
   〜 あなたが健康のために心がけていることを教えてください 〜
■一言   今、私は「かかと落とし」と「ココナッツオイルプリング」に凝っています。

■問い合わせ先 米田 敬子 aayoneda(アット)yahoo.co.jp

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タグ:高橋 真義
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2025年01月13日

出光ゼミ 132

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。また、ちびっ子連れの参加も歓迎です。

●前回12月14日(土)の参加者数は対面で6名。横浜市立大学 医学部医学科入試 MMI面接の状況課題(シナリオ)、医学生が高校生に医学の学習内容のリアリティーを伝える試み、医療関係者への医学生ならではのインタビュー、小学校や幼稚園・保育園での性教育のアプローチ、紙絵本(読み聞かせ)とデジタル絵本(音声が再生される)では親子間の相互作用にどのような違いがあるか、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。

【日時】 2025年1月13日(月祝) 午前9時30分〜11時30分 + 食事会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室1
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会2000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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2025年01月08日

2025年 〜超・超高齢社会の到来〜

 2025年は、約800万人といわれる「団塊の世代」が75歳以上となる「超・超高齢社会」を迎える。全体の20%、5人に1人が75歳以上という社会だ(一般に、65歳以上の割合が21%を超えた社会は「超高齢社会」と呼ばれ、日本はすでにその段階に入っている)。この変化によって、雇用、医療をはじめとした広い領域にわたって深刻な影響を及ぼす諸問題を「2025年問題」と呼んでいる。具体的には、労働人口の減少により生じる「社会保障費の問題」。従来の医療・介護等の体制維持が困難になる「医療・介護体制の問題」。また「国内市場の縮小」や企業における「労働力不足の深刻化」などがあげられてきた。ご存じのように、政府はすでに、各方面において様々な手を打っている。一例として、2025年4月からは、高齢者雇用安定法改正により、希望者全員の65歳までの雇用確保が、完全に義務化されることが決まっている(70歳までの雇用については努力
義務)。

 企業に関しては、激化する採用競争を勝ち抜くため「労働環境の改善」や「DX推進による業務の効率化や生産性の向上」「アウトソーシングによる人手不足の解消」などがあげられてきた。しかし、DX推進については、1,001名以上の大企業の96.6%が「取り組んでいる」一方、従業員100名以下の小規模企業では44.7%にとどまり、企業規模により進捗が異なるといったデータも示されている(独立行政法人 情報処理推進機構、DX動向2024)。

 勤務先の大学では、現在まで、基幹システムや全体業務に、有力な「DX」はみられない。AI活用を推進する組織的な取り組みも同様だ。例えば、最近では、多くの議事録作成ツールが発売され、オンライン会議ツールにも要約機能や文字起こし機能が搭載されている。しかし、これらの活用が、業務効率化対策として教職員全体を巻き込むような組織的な取り組みには至っていない。残念ながら、このあたりは「静かなる有事」にすでに飲み込まれ始めているような状況だ。

 総務省が、昨年の敬老の日に発表した報道資料によると、65歳以上の人口は「29.3%」で日本が「世界第一位」だという。また、世界人口が、現在の約82億から約97億に達する2050年には、日本の人口は約9,515万人まで減少するとも言われている(65歳以上の人口は39.6%)。これは、25年先の現実的な世界の話だ。恐ろしいことに、これらは、日常生活において、目に見える変化を伴わず進行するため、実感しにくい。2025年問題の後には、65歳以上の高齢者が人口の30%を超える「2030年問題」、さらにその後には、より深刻と言われる「2040年問題」が続く。私たちは、これまでどの「社会」も経験していない「未曽有の世界」にすでに突入し始めている。そして、これからその世界をなんとかして生き抜いていかなければならない。

(佐藤 琢磨)

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タグ:佐藤 琢磨
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Ownership

 若い方には興味のない話かもしれないが,還暦を迎えて気づいたことがある。日本の平均寿命が長いのは医療制度が充実しているから。特に薬で生かされている現実がある。厚労省が公表している「高齢者の服薬に関する実態調査」によれば,1カ月に病院から処方された「常用薬」を服用している割合は約80%となっている。健康寿命は75歳あたりまでというが,これも常用薬あってのことかもしれない。かたや高齢者の犯罪率は上昇傾向にあって再犯率も高い(H29年度法務省犯罪白書)という。高齢者の比率が人口の約3割まで上昇している以上,仕方のないところでもあるが,再犯率の高さは何を意味するのだろうか。認知症や老化による影響もあるだろう。個人的には「当事者意識(ownership)の欠如」が要因のひとつなのではないかと考えている。「当事者意識」といえば, 780回例会で興津先生が問題提起された「人口減少」でも話題にあがり,つい先日の2024シンポジウムでも筆者が報告した「学びのかけ橋」で「当事者意識」の重要性を説いた。

 日本は「成熟した安全安心な社会(内閣府2018)」と言われるが,どれだけ国民一人ひとりが主体となって「安全安心に取り組んでいるか」は疑わしいところだ。日本財団がアジア・欧米の6か国の若者(各国千人)に実施している第62回18歳意識調査「国や社会に対する意識」によれば,質問7「自国の将来についてどう思うか」について「良くなる」は突出して低く15.3%。それ以上に「どうなるか分からない」と回答したのは31.5%と6か国の中で一番高いスコアとなっている。さらには,質問2「若者への支援は充実している」の回答は38.6%と,他国に比べ突出して低いだけでなく,「高齢者への支援は充実している」64.5%と,両者の乖離が他国よりも圧倒的に大きなことが特徴となっている。さらに,質問11「自身と社会の関わりについて」では,「自分は大人だと思う」49.6%「自分の行動で国や社会を変えられる」45.8%と他国に比べ著しく低い数値となっている。

 この調査は2019年から3回実施しているがいずれも同様の結果となっており,ここに日本社会が抱える課題の本質があるように思う。言い換えれば,この調査結果は若者に限定した事ではなく,大人の映し鏡になっているのではないか。という点だ。自身の周辺を眺めてみる。カスハラの一因ともいえる「サービス過剰」な社会。手取り足取りで教えるが「考えさせない」教育。枚挙に暇はない。こうした社会構造が「自立・自律」しない「日本人」を大量に社会に送り出しているのではないか。そして一様に(お薬とともに)高齢化して(ある意味において)磨きがかかる。

 どう解決していくべきか。その示唆を先日の2024シンポジウムで見つけたように感じた。別府大学の城さんがプレゼンテーションしてくれた「学びのかけ橋ってどんな橋?」である。ここにたくさんのヒントを確認できると思う。そして,城さんのようなたくましい若者をどう増やしていくか?が喫緊の課題であろう。と,他人事でなく自分事として捉えねばなるまい。

(新藤 洋一)

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タグ:新藤 洋一
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2024年12月26日

FMICS シンポジウム 2024 時代を活きる FMICS2025 わたしたちは学びのかけ橋を創ります 

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 FMICSシンポジウム2024。高等教育問題研究会FMICSは40余年間、原理原則を大切にして、仲間とともに、高等教育の明日を語り合ってきました。
 今年もZOOM会議室にご参集いただきます。
 FMICSは、昔から、夜が明けるまでワイワイガヤガヤと語り続けると言われています。この伝説と伝統をZOOMでも再現します。圧倒的な集中力と全てを包み込むあったかさで、時代を活きるためにの元気元気元気を束ねます。
 学びのかけ橋を仲良く渡りきりたいと願います。

合い言葉は、今年もよかったねです!!!

 皆さまの積極的なご参加で、これまでの対面シンポジウムに負けることなく語り合い、「今年もよかったね」の一言を束ねます。
 お仲間、学生さん、生徒さんをお誘い合わせの上、ご参加くださいますようお願いいたします。

 私たちは、一人ひとりが、変わることに覚悟と勇気を持ち、チャレンジしながら、学生の可能性を花開かせるために、強い信念で地道に取り組んでいきます。一人ではできないことも、あなたとわたしのTHINK BIG を束ねれば、むずかしいことではありません。

 FMICSシンポジウムは、学び続けることの味について、皆さまと確認し合います。解題・主張・展望、登壇される皆さまの熱い想いに耳を傾けます。続く、4名1チームのBREAKOUTSESSIONでは、皆さまの“あれもしたいこれもしたい”ことを確認して、2025年を希望の1年にするための決意を交換していただきます。
 その後は、情報交換会で、更に、元気元気元気を束ねることといたします。

【日時】 2024年12月26日(木) 午後8時〜10時45分

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 時代を活きる FMICS2025
   わたしたちは学びのかけ橋を創ります


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2024年12月19日

FMICS BOOK PARTY 61-380 アンディ・ウィアー『火星の人』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2024年12月19日(木) 午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 アンディ・ウィアー(小野田和子訳)『火星の人』上下  
 

【推薦者】 長谷川 克也 (JAXA宇宙科学研究所 研究開発員)
【参加費】 無料
【申込先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2024年12月19日(木)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『火星の人』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『火星の人』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. 本書を読んで最も胸に響いた一節を1〜3本ご紹介ください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. 実際に火星でサバイバルをすることはあまりないでしょう。でも文明社会に生きる私たちにも毎日のように解決すべき新しい課題が降り注ぎ何とかしなくてはいけないのに、前例に倣うことで問題を放置する癖がついているように思えます。
      科学=工学ではありません。様々な社会問題に対して「論理だて科学的に処理できる人材を育てるのにはどうしたらよいか?」というのがこの本から考えてもらいたい課題です。


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2024年12月17日

FMICS 茶話会 LOUNGE 私にとっての2024年

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 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。開始時間は午後10時からです。お気軽にご参加ください。

■日時   2024年12月17日(火)午後10時〜
■話題提供 平田 暁子 (放送大学 富山学習センター)
■テーマ  私にとっての2024年
 〜 嬉しかったこと、印象に残ったこと、やりのこしたこと、来年(2025年)は 〜
■一言   私は一番嬉しかったことにします。

■問い合わせ先 米田 敬子 aayoneda(アット)yahoo.co.jp

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タグ:平田 暁子
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2024年12月14日

出光ゼミ 131

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●前回11月24日(日)の参加者数は対面とオンラインで6名。現役の医学生が3年次に合格した保育士試験に続いて4年次に小学校教員資格認定試験に合格、総合型選抜の合否結果の分析やフォードバックの難しさ、卒論指導における研究対象と分析視点の適切な組み合わせの重要性、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用型で実施します。

※今回は普段の“あざみ野”ではなく、来年2月をもって閉鎖となる桜美林大学の千駄ヶ谷キャンパスで開催します。

【日時】 2024年12月14日(土) 15時00分〜17時00分 + 食事会

【実会場】 桜美林大学 千駄ヶ谷キャンパス SY205教室
 ※案内表示は「出光ゼミ」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会3000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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2024年12月11日

N・S・R → Z

 11月中頃「ZEN大学」の来春開学が認定された。茶の間では、明石家さんまさんが起用されたコマーシャルを見かける。2016年にN高校を開校し、S高校(2021年開校)、R高校(2025年開校予定)の運営に関わる(株)ドワンゴが、公益財団法人日本財団とタッグを組み、学校法人を設立して運営する。定員は3,500名だ。少子化の厳しい環境下において、異例の規模での開校となる。

 ZEN大学は「収入」「居住地域」「性別」などの格差を解消し、全ての人に必要な高等教育を届けること、そして、「ネットとリアルを融合した日本発のオンライン大学」をうたっている。学部は「知能情報社会学部」1学部のみだ。カリキュラムは、「数理」「情報」「文化・思想」「社会・ネットワーク」「経済・マーケット」「デジタル産業」の6分野・279科目で構成されている。

 特にデジタル産業分野では「ゲーム制作論基礎」「マンガ産業史」といった科目が並び、アニメ、ゲーム、マンガ、IT、ネットを学べる点は特徴的だ。授業は、すべてオンデマンド型で行われる。1回の授業で10分程度の動画を6本視聴し、授業後に確認テストが実施される。動画数は、12万本以上だという。また、フィールドスタディにも注力している。地方や企業でのインターン、留学プログラムも整備され、特に、地域・企業連携プログラム数は、100を超える。学費は、国立大学の標準年額「53万5,800円」より低い38万円に設定されている。4年間の学費は、私大理系の1年分と同等だ。このような教育環境下において、最先端のAI・ICTツールを活用した実践的な学習を提供し、情報化社会を生きる上で必須のリテラシーを身に付けることを重視しているという。

 従来の「通信教育」は、働きながら学ぶ社会人が中心であった。対してZEN大学は、高校生を見込んでいる。受験する生徒たちは「デジタル」や「オンライン」への抵抗感がないZ世代だ(2025年度に入学する年代が生まれた2007年は、初代iPhone が発売された年である)。加えて、N・S高校の生徒数は増え続け、8月末時点で3万人を超えている。今後開設されるR高校に加え、不登校や経済的理由で進学が困難だった生徒など、新規層の獲得も想定される。

 このように、学修者の価値観、IT技術を駆使した独自の学習システム、運営体制、コンセプトと多くの点において、従来の通信教育課程とは一線を画している。一方で、卒業生の進路や、卒業率の低さといった今後の課題もある。

 通信制高校に通う生徒数は、近年増加の傾向にあり、2023年度には26万人を超え、12人に1人の割合となっている。高校生を対象としたユニークなオンライン大学にどれだけの志望者が集まるだろうか。また、周囲にどのような影響をおよぼすだろうか。今後も注目したい。

(佐藤 琢磨)

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2024年11月30日

FMICS 11月例会(第780回例会) 『人口減少』を我がこととして考える 〜 『人口減少』をさまざまな視点から検討し大局観を育てよう

title1.jpg問題提起をしていただく奥津利継さまからのメッセージです。
 FMICSでは昨年秋に、“少子化で2040年に大学定員の2割が余る”予測を基に議論をしました。
 その対応さえ簡単ではないのですが、2040年頃までに少子化が止まって人口が安定するわけではなく、その先もずっと人口は減り続けるのです。大学だけでなく社会全体は様々な影響を受け、今は普通だと思っていることも、普通ではなくなってしまうことも多々ありそうです。
 今回は大学関連に限定せず、社会全体への影響と対応策を考え、議論することで大局観を育てて
頂きたいと思います。私からの問題提起では、出生数推移や人口予測、縮小した人口に対応するための「2050年国土のグランドデザイン」、(50年・100年先の)「選択する未来(内閣府)」、これまでの少子化対策費と効果が出ない現状、原因と考えられる一部の情報などをご提供します。
 当然、「何故、うまく行かないのか?」と疑問を持たれるようになると思いますので、ご提示した情報に加えて、ご自身の引出しに入っている”社会の慣習”や”自分自身の考え方”など様々な情報を取り出して、原因や対策についてのご自身の考えを整理し、活発な議論をして頂きたいと思います。
 以下の2つの資料を事前にご覧になっておいてください。
「選択する未来」委員会報告 子ども向けダイジェスト版(2015年秋)
「国土のグランドデザイン2050」パンフレット(2014年)

 FMICSは「安全な他流試合の場」です。
 皆さまには、お仲間、特に生徒・学生さんをお誘いください。

【日時】 2024年11月30日 (土)
   研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:10〜

【テーマ】 『人口減少』を我がこととして考える
   〜 『人口減少』をさまざまな視点から検討し大局観を育てよう 〜


【問題提起】
 奥津 利継 ((株)FOR 代表取締役)

【事例報告】
■大学業界は18年間不況確定業界
 長堀 一之 (北翔大学 教職センター)
■少子化で先生が激務になる? 教育の今後を予測する
 団野 和貴 (富士ソフト株式会社)
■人口減少社会を見据えた人材育成について考える
 菊地 勇二 (文部科学省 高等教育参事官局補佐・留学生交流室補佐)
■高校生に人口減少の授業をしてみた
 出岡 由宇 (多摩大学附属聖ヶ丘高校 教諭)

【学びの主役の一言】
 鳥居 悠吾 (湘南工科大学 工学部3年)
 牛込 將晟 (多摩大学 経営情報学部3年)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2024年11月29日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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