2024年08月13日

“色”の正体

 先日、たわいもないことがきっかけで「虹は、いくつの色からできていて、色はどんな順番に並んでいるか」という話題になった。少し調べてみると、「色」について、実は知らないことが多いことに驚いた。常識のようだが、あまり詳しく知られていない(と思われる)「色」の世界。興味深いと感じた話をいくつか紹介したい。

 そもそも「色」とは何か。その最も重要な条件は「光」だ。物体が光を反射し、目を通して、脳が「色」を認識しているという。そのため、光の届かない真っ暗な部屋では、色を認識できない。光には、紫から赤までの波長の異なる「色の帯」(スペクトル)が含まれており、「可視光線」と呼ばれている(人間が見ることができる光)。

 「色の帯」であるスペクトルは、波長が長い順に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫で構成されている。波長が長い640-780ナノメートルの光は「赤」に、短い380-430ナノメートルの波長は「青っぽい紫」に見える。例えば、リンゴに光が当たっている状態では、リンゴは特定の光(赤の波長)を跳ね返し、残りの光を吸収する。跳ね返された光の波長は、網膜にある「錐体」という視細胞によって特定され、信号が脳に送られる。信号を受けた脳が、その波長の色を認識する、といった具合だ。リンゴは波長が長めの赤色を、ブドウは短めの紫を跳ね返す。そのため、リンゴは赤、ブドウは紫に「見える」という。もともと物体に色はついていない。

 鳥類にはこの錐体が4つあり、人間には見えない「紫外線」を見ることができる。雌雄を区別したり餌を探したりすることに利用しているそうだ。また、色を感じ、見分ける力である「色覚」は、人種や個人、年齢、性別によって多様だ。1型から3型色覚に分けられているが、まれに4型の色覚を持っている人も確認されており、一説には通常の100倍もの色がみえるとも言われている。

 ところで、冒頭の答えは「7色」である。ただし、米国や英国では6色、ドイツでは5色、と言われ、4色や3色の地域もあるという。同じモノを見ていても人間の「認識」は異なる。ややこしいのは、他人の目を借りて「確認」ができないことだ。ということは、同じ物体を見て「赤」だ、という共通の言葉で理解しあうけれども、実は、もう一人は「別な色」の物体をみて「赤」だと言っているケースを否定できない。

 私たちは普段、「眼」で見える物にかなり頼っているのかもしれない。「百聞は一見に如かず」と言われるように、自分の目で確かめることの重要性は広く知られている。しかし、自身の眼で見ているものさえも「絶対」とは言い切れないようだ。「かんじんなことは、目に見えないんだよ」というあのキツネのフレーズも思い出される。他者とコミュニケーションをする際は、「想像力」を駆使し、謙虚な姿勢で臨むくらいがちょうどいいのかもしれない。

(佐藤 琢磨)

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地方都市の大学事情 その1

 地方都市の大学事情をご存知でしょうか?

 私の居住する新潟県上越地方を例に、少し様子を探ってみましょう。

1.地方の広さと大学数のアンバランス
 新潟県は全国5位の面積があり、4つの「地方」(上越・中越・下越・佐渡)に分けられることが多いです。上越地方には上越市・妙高市・糸魚川市の3つの市が含まれます。上越地方の面積は2,165㎢であり、これは大阪府(1,905㎢)と東京都(2,199㎢)の平均面積2,052㎢と比較すると5%ほど広いことがわかります。

 上越地方の大学は2つだけです。上越教育大学(1978年10月開学)と新潟県立看護大学(1994年看護短期大学として開設、2002年大学へ昇格)であり、いずれも上越市内に立地しています。

 比較として、東京都八王子市は面積が186㎢(東京都で2番目の広さ)のなかに21の大学・短大・高専があります。また、佐賀県は2,439㎢の面積のなかに2つの大学と2つの短大があります。

2.地方に居住して
 私は1991年に東京方面から上越地方に転居して転職しました。通勤は自家用車で、仕事での移動もほとんど社有車を使用。当時の北陸自動車道(高速道路)は上越から富山まで26箇所のトンネルに暫定2車線区間もあり、運転は怖かったです。北陸新幹線は影も形もありませんでした。

 その後の30年間に道路事情は改善され、新幹線も長野から金沢・敦賀へと延伸されて、日本海側の地方もようやく首都圏が近くなりました。反面で、ストロー効果による地方からの若年層人口流出の加速も懸念されています。

 そもそも、明治時代から近代化を推進するための東京への一極集中政策によって、地方は優秀な人材の供給源となっていました。

3.「地方大学」関係者はいかなる道を歩むか
 上越教育大学は2018年10月に創立40周年記念式典と記念講演会を行いました。国立情報学研究所の新井紀子氏による講演「AIが大学入試を突破する時代の社会変化」には私も参加しました。遠方からの参加者も多く、地方大学でも人が呼べるのかと少し驚いたことを覚えています。

 新潟県立看護大学は2022年度から「新潟学」という講義科目で「地域への愛着と誇りを持ち、全国的・世界的な視点から地域の存在意義を広く発信する力を養う」ことを到達目標としています。

 私は縁あって上越教育大学の教職大学院で学び、2024年3月に教職修士(専門職)の学位を取得しました。COVID-19による社会の混乱と「オンライン教育の質」の問題も経験しつつ、大学関係者の歩むべき道を探り続けてきました。真の「学修者本位の教育」が求められる時代だと認識しています。

(補足)非営利組織の経営についても詳しく研究したドラッカーは、教え子60人ほどへの電話インタビューを欠かさなかったと述べています。現役教員の皆様はどうされていますか?

(土屋 郁夫)

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2024年07月27日

FMICS 7月例会(第776回例会) 探究学習を大学進路に活かすための進路指導

title1.jpg探究学習は、深い溝がある初中と高等教育を繋ぐ極めて効果的なミッション・パッション・アクションです。

 先日、文部科学省が「大学入学者選抜における総合型選抜の導入効果に関する調査研究」を公表しました。良きアクションであると評価しつつも、課題もたくさんあることを示しています。

 夏休みだからこそ、探究学習を、じっくり、THINK BIGに考えることといたします。皆さまには、7月、8月例会ともにご参加くださいますようお願いいたします。

【日時】 2024年7月27日(土)
   研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:10〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 探求学習・高校と大学をつなぐ可能性を考える PART1
   〜 探究学習を大学進路に活かすための進路指導 〜


【趣旨説明】
 高橋 真義 (桜美林大学名誉教授/日本アクティブ・ラーニング学会チャレンジ教育部会座長)
【主張】
 難波 俊樹 (東京富士大学 経営学部准教授/日本アクティブ・ラーニング学会副会長)
 出岡 由宇 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校 教諭)
 椿 仁三千 (千葉県立小金高等学校 教諭)
【学びの主役の一言】
 齊藤 真希穂 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校2年)
 小池 未桜 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校2年)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2024年7月26日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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出光ゼミ 126

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●ちびっ子連れの参加も歓迎です。

●前回6月15日(土)の参加者数は、4名。医師を目指す高校生に受験費用も含む学費等や生活費等の資金を貸し付ける「重田教育財団:高校生-医学生奨学金」、保育におけるICT化の課題、“まちづくり”が学べる首都圏西部地域の大学、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。

【日時】 2024年7月27日(土) 午前9時30分〜11時30分 + 食事会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室3A
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会2000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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2024年07月26日

FMICS BOOK PARTY 56-375 郡司ぺギオ幸夫 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2024年7月26日(金)午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 郡司ぺギオ幸夫 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』  


【推薦者】 海沼 恭史 (早稲田大学大学院 教育学研究科学校教育専攻修士2年)
【参加費】 無料
【申込先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2024年7月25日(木)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『創造性はどこからやってくるか−天然表現の世界』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. 読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. 筆者は、「外部」に触れることで創造性が発揮されると述べているが、あなたの思う「外部」とは何だと思いますか?

【これからの推薦者】
■2024年8月 白銀 泰 (朝日新聞社)
■2024年9月 古山 由希子 (専業主婦)
■2024年10月 今野 裕子 (東京家政大学)
■2024年11月 田由 希子 (派遣社員)
■2024年12月 米田 敬子 (文教大学)

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2024年07月19日

FMICS 茶話会 LOUNGE 夏の暑さを乗り切る(楽しむ)! 暑い時(この夏休み)〇〇します(する予定です)!

title1.jpg
 「FMICS 茶話会 LOUNGE」は、ワイワイガヤガヤ“あったかさの自己表現”をする「安全な場」です。開始時間は午後10時からです。お気軽にご参加ください。

■日時   2024年7月19日(金)午後10時〜
■話題提供 金成 泰宏
■テーマ  夏の暑さを乗り切る(楽しむ)!
   暑い時(この夏休み)〇〇します(する予定です)!
■メッセージ
 本格的な夏(or夏休み)を目前に控え、前向きに夏の暑さを乗り切る(夏休みを迎える)ために
・夏休みは〇〇をする予定です
・夏バテ防止に〇〇してます(がおすすめです)
・涼をとるため〇〇してます
・暑いので〇〇してます(を楽しんでいます)
・夏のビールは〇〇〇が一番! 等々
 あなたの暑さ対策、夏を楽しむ秘策、夏休み計画、夏の思い出等々
 “夏”と“暑い”をつまみに、気軽に、ゆるーく、ワイワイガヤガヤできればと思います。

■問い合わせ先 米田 敬子 aayoneda(アット)yahoo.co.jp

■2024年話題提供者
 ●8月 土屋 郁夫
 ●9月 田中 頌子
 ●10月 小西 英行
 ●11月 長井 美沙紀
 ●12月 平田 暁子

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タグ:金成 泰宏
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2024年07月10日

英国大学キャンパス見学(後編)

「後編」では、スコットランドとロンドンの大学について述べたい。スコットランドの首都にある1583年創設のエジンバラ大学は、後述するグラスゴー大学と共に「Ancient University」(古代の大学)と呼ばれ、1600年以前にできた7つの大学のうちの一つである(THE世界大学ランキング30位)。キャンパスには、新しい建物と歴史的建物が入り混じり、時代の変化に応じながら発展してきた歴史を感じさせる。

 エジンバラから電車で1時間ほどの場所に位置するグラスゴー大学も訪れた。1451年創立の英国で4番目に古い大学だ。かの「経済学の父」アダム・スミスも学び、のちに教鞭をとっている。スミスは教壇に立ちながら「道徳感情論」を著した。ゴシック様式の重厚な建物で構成されたキャンパスは、歴史の息吹を感じる深遠な空気感を醸し出している。

 スコットランドでは、他の地域と異なり、大学は4年制で、住民は学費が無料となっている。イングランドも1997年までは無料だったが、現在は有料である。同じ国でありながら地域によって学費の扱いが異なるのは、「連合王国」である英国ならではの特徴だ。

 ロンドンの中心地にある主要な4つの大学も訪問した。社会科学に特化したLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・46位)、KCL(キングス・カレッジ・ロンドン・38位)、UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン・22位)、最後に理工系大学であるインペリアル・カレッジ・ロンドン(8位)である(数値はTHE世界大学ランキングの順位)。すべて1863年に設立されたロンドン大学のカレッジだ(インペリアル・カレッジは2007年に独立)。UCLのキャンパスには、1863年に英国に渡った伊藤博文らの留学を記念する碑が建てられており、160年前にUCLで学んだ日本人に遭遇することができた。

 英国の100余りある大学のうち、世界大学ランキング100位に11大学が入っている一方で、日本では800弱ある大学のうち、2大学のみのランクインとなっている。政府は2016年の「日本再興戦略2016」において、「10年間で世界大学ランキング100位以内に10校以上入る」というKPIを設けた。英国でも11大学という現状をみるに、目標設定に無理があったようだ。SGU事業が終了した今、コストや結果などを踏まえ、グローバル化の意義や方法の見直しが望まれる。

 海外戦略の検討においては、世界全体を見渡す「グローバル化」という視点と、あくまで自国を中心に他国との関係を深めていく「国際化」という視点の違いをあらためて整理し、明確にしておきたい。

 少なくとも留学生の獲得については、欧米と同じコンテンツや方法ではなく、日本の教育研究の利点や世界の教育研究に貢献できる点等、「独自性」を掘り起こし、その魅力を発信しない限り、「人」を集めるのは難しいだろう。

(佐藤 琢磨)

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2024年06月22日

FMICS 6月例会(第775回例会) 国公私立大学の入学定員数から考える 〜 生徒一人ひとりのための進学指導とは 〜

title1.jpg首都圏(1都3県)を除き、ほとんどの進学校では、国公立大学進学を目指した進路指導が行われています。しかし、国公立大学の入学定員は、大学一覧(2022年度版)を見ると12万9,020人と全大学の20%に過ぎません。

 果たしてこのような進路指導のあり方は、量的バランスから見て妥当なのでしょうか。

 学校基本調査(2023年度確定値)で算出した、都道府県別の国公立大学進学者数、進学率、地域差など、ご参加の方々の放談のための情報をご提供します。

【日時】 2024年6月22日(土)
   研究会 20:00〜22:00(Breakoutsession 含む)
   茶話会 22:10〜

【使用媒体】 Zoomミーティング

【テーマ】 国公私立大学の入学定員数から考える
   〜生徒一人ひとりのための進学指導とは〜


【問題提起】 神戸 悟 (大学入試リサーチャー)

【コメント】
 新藤 洋一 (福島大学 アドミッションセンター副センター長・特任教授)
 中根 正義 (芝浦工業大学柏中学高等学校 校長)
 出光 直樹 (横浜市立大学 アドミッション課専門職学務准教授)
 齊藤 真希穂 (多摩大学附属聖ヶ丘高等学校 2年)
 佐藤 希海 (湘南工科大学 工学部1年)

【参加費】 年会費完納者:無料、社会人:1,000円、学生:無料
 ●ゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替口座) 00170-9-132915 
  加入者名:高等教育問題研究会
 ●三井住友銀行 飯田橋支店(888) 普通 5114947
  加入者名:コウトウキョウイクモンダイケンキュウカイ
 ●PayPal(振込手数料無料)
  振込先アドレス: fmics1981(アット)gmail.com 

【申込&問い合わせ先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 担当:米田 敬子
 参加定員 40名
 申込締切 2024年6月21日(金)
*お名前、ご所属、連絡方法、本月例会を何によってお知りになられたかをお知らせください。
*参加エントリーをいただきますと参加費の入金を確認の上、資料を送付いたします。

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2024年06月21日

FMICS BOOK PARTY 55-374 『「利他」とは何か』

「FMICS BOOK PARTY」は、本を読んで=INPUT、人に伝えて=OUTPUT、理解を深めあう「安全な場」です。仲間とともに一冊の本を上下左右前後斜めに読むことの楽しさを共有します。この2時間で、あなたは心身ともに元気元気元気いっぱいになります。

【開催日時】 2024年6月21日(金)午後9時〜11時
【使用媒体】 Zoomミーティング

【指定図書】 伊藤 亜紗(編) 『「利他」とは何か』  


【推薦者】 福井 正人 (茨城県立つくば特別支援学校教諭 / 作家 /ミュージシャン)
【参加費】 無料
【申込先】 aayoneda(アット)yahoo.co.jp 米田 敬子
【参加定員】 15名
【申込締切】 2024年6月20日(木)
【事前課題】
  1. 自己紹介 400字以内

  2. 『「利他」とは何か』を読んだ直後の正直な感想を一文で表してください。

  3. 『「利他」とは何か』の帯のポップコピーを考えてください。

  4. 読み聞かせをしたいと思う3箇所を選んでください。

  5. あなたのお薦めの一冊の本をご紹介ください。

  6. それぞれの論のなかで最も印象の残った論を挙げて、その理由をおしえて下さい。
    どのような論が挙げられるか、その理由を含めて、夫婦共々楽しみです。
    つれあいは(←パートナーが言うのもなんですが、案外冷静な性格です。にもかかわらず‥)この論は「なぜ???」とかなりエキサイトしておりました。

【これからの推薦者】 
■2024年7月 海沼 恭史 (早稲田大学大学院)
■2024年8月 白銀 泰 (朝日新聞社)
■2024年9月 古山 由希子 (専業主婦)
■2024年10月 今野 裕子 (東京家政大学)
■2024年11月 田由 希子 (派遣社員)
■2024年12月 米田 敬子 (文教大学)

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2024年06月15日

出光ゼミ 125

egg2.gifこの勉強会の原理は極めてシンプルです。参加者がそれぞれにネタ(話題)を持ち寄り、みんなで議論します。

●ネタは、気になった新聞・雑誌記事、業務関連の資料、進めている仕事のアイデア、就活エントリーシートの原稿などなど、何でも構いません。ちょっとした事でも、他人の目に触れることにより思いがけない発見があるものです。ネタがなければ、近況報告だけでもOKです。

●ちびっ子連れの参加も歓迎です。

●前回5月12日(日)の参加者数は、3名。大学のキャリア支援職(教員と職員の中間職)の職務、豊田理化学研究所の「海外大学院進学支援制度」、「職場復帰支援Q&A:有給休暇で休んでいる社員に診断書の取得を指示できるか」、といった話題などが寄せられました。

★実会場とZoomミーティングの併用で実施します。

【日時】 2024年6月15日(土) 午後3時15分〜5時30分 + 食事会

【実会場】 横浜市山内地区センター 会議室2
  東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅徒歩3分
  (横浜市青葉区あざみ野2丁目3−2 山内図書館と同じ建物で別の入口です)
  ※案内表示は「フミックス」です。

【Zoomミーティング】 ID等は申込まれた方に追ってお知らせします。

【参加費】 実会場の場合100円 + 食事会2000円程度(収入による増減あり)

【申込】 naoki(アット)idemitsu.info (出光直樹@横浜市立大学) まで、お名前・ご所属・参加形態(会場かZoomか)をお知らせください。
 http://n-idemitsu.seesaa.net/category/25588543-1.html

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