2017年10月25日

会報 『BIG EGG』 2017年11月号 発送作業

●FMICSの運営は、会員のボランティア作業によって支えられています。毎月の会報の発送作業も、その大切な活動の1つです。早い人はお昼過ぎから作業を開始し、夕方になると職場から一人また一人とメンバーが駆けつけます。

【日時】 2017年10月25日(水) 午後6時〜9時+食事会

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2017年10月21日

FMICS 10月例会(第691回例会) 大学の宝物を見える化する 自校史の意外な使い方

■高等教育問題研究会FMICS10月例会をご案内いたします。問題提起は、拓殖大学創立百年史編纂室の武田秀司さんです。(株)ぎょうせいに30余年勤務され、史誌を含む単行本の編集、制作は100冊を超えていらっしゃいます。2006年に籍を拓殖大学創立百年史編纂室に移されました。
■大学沿革史(自校史)は、創始メンバーの体中から発散される情熱と継承者の思いが詰まったものです。近年、この自校史を編纂できない大学が増えつつあります。OBOGだけが懐かしく読むモノとしてではなく、在学生が、我が大学がどれほど魅力的ですばらしいものであるかを知るためのツールとしての活用が望まれます。
■大学が大競争時代を勝ち抜くためには、学生に帰属意識感と一体感を持たせることが必要不可欠になります。改めて、大学のたくさんの「宝物」を見える化することによって、学生に大学を好きになってもらうために、自校史は大いに活用すべきです。学生が、自信を持って広報マンとして、大学の魅力を語る大学は、学生募集においても勝ち組になることは確実です。
■今回は、多面的に自校史を使い切ることを考えます。武田さんからのメッセージです。
 大学の宝物とは、何か。周年事業の記念品であった大学沿革史(自校史)は、今や大きく存在とその意義を転換してきました。それは、明治時代中期に起源をもつ大学が百周年を迎えたあたりで、顕著になりました。印刷物という形態から業績書、報告書及び読み物といった性格をもつ「著作」へと転換しています。この沿革史(自校史)から何が見えるかを検証します。「意外な使い方」としたのは、通読からでは見落としてしまう事柄を拾ってみようとしたからです。逆説ではないことをお断りしておきます。
各大学の沿革史(自校史)編纂の目的「過去に学んで、良き未来を志向」するところについて、皆さんとともに追求したいと思います。


【日時】 2017年10月21日(土)
 受付 午後5時30分
 月例会 午後6時〜8時
 懇親会 午後8時15分〜9時45分

【会場】
 月例会 日能研恵比寿ビル 7階プレゼンテーションルーム
    (会報発送作業で利用している会場です)
 懇親会 中華料理「天童」

【テーマ】 大学の宝物を見える化する
   自校史の意外な使い方


【問題提起】
 武田 秀司 (拓殖大学 創立百年史編纂室)
 司会 高橋 真義 (桜美林大学 名誉教授)

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
 *お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
 *当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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タグ:武田 秀司
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2017年10月17日

FMICS SD 307

■激動の時代を教育業界の枠にとらわれることなく、多面的・大局的視座からじっくりと展望いたします。新聞・雑誌等から教育&経済トピックスを持ちより、侃々諤々とディスカッションいたします。トピックスは、厳選して1件、A4縦判にコピー(10枚程度)して、簡単なMEMOを付してご持参ください。10分間程度のコメントをしていただきます。

【日時】 2017年10月17日(火) 午後6時30分〜8時30分

【会場】 四谷・蔵や
(JR・東京メトロ 四ツ谷駅 徒歩1分)
*会場の予約名は「フミックスの高橋」です。


【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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2017年10月05日

面接を重視した医学科入試<中編>

<前編から>

 受験生が5つの面接室を巡る横浜市立大学医学部医学科「特別推薦入試」の面接審査(第2次選考)。移動時間も含めて約50分にもわたる面接を終えた受験生は、再び控室に戻り、職員の確認を受けて帰宅します。各高校選りすぐりの精鋭揃いであっても、さすがにこれだけの回数の面接、しかも後ろの3室では、その場で提示された課題を解答させられるとあって、疲労困憊した感じで戻ってきます。解答は単に口頭で述べさせるだけでなく、前回の課題の中には、地球外生命体が存在するとすればどのような形態が考えられるか絵に描かせてから説明させる課題も登場し、多くの受験生が面食らいつつも、頭をフル回転させて解答をひねりだしていました。

 このように手間のかかる面接審査のため、出願者数が概ね15名を超えた場合は、高校の成績や英語資格の水準等による書類審査による第1次選考を実施する事にしています。

 この「特別推薦入試」は2016年度より医学科の入学定員90名の内の5名を募集人員として導入しました。対象となるのは神奈川県内に所在する高等学校(中等教育学校含む)の内、横浜市立校の全ての他、神奈川県立校と私立校については2009年度入試以降に合格実績のある学校とし、2016年度は46校、2017年度は47校、そして2018年度は50校が対象となっています。1校につき所定の条件を満たした1名のみが応募可能で、2016年度は20名、2017年度は21名の応募があったため、2016年度は15名、2017年度は16名を第1次選考で合格とし、第2次選考としての面接審査を実施しました。

 12月の上旬に実施する面接審査では5つの面接室を合計して1000満点で評価し、特に問題がなければ受験者全員を、第3次選考に進ませます。第3次選考は大学入試センター試験であり、一般選抜と同様の5教科7科目を課します。センター試験の配点も1000点満点(一般選抜のセンター試験配点とも同じ)とし、最終の合否は面接審査1000点とセンター試験1000点の合計点により判定を行います。面接審査とセンター試験を同じ配点としていますが、実際の得点差はセンター試験よりも面接の方が大きくなるため、面接の評価が最終合否に大きな影響を与えることになります。

 ただし、センター試験の得点については条件がつけられており、一般選抜の第1段階選抜の合格者の平均点以上でなければ、面接との合計点が高くとも必ず不合格とします。センター試験の後に出願を受付ける一般選抜(特別推薦入試の受験者も半数程度は併願する)では、2次試験(面接も実施)の収容数に限りがあるためにセンター試験の成績による第1段階選抜を実施しており、2017年度ではその第1段階選抜合格者(募集人員85名の3倍の255名)の得点率の平均は、86.8%にもなるのです。

<後編へ>
(出光 直樹)

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タグ:出光 直樹
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入試広報者の課題

 私は日本私立短期大学協会の入試広報の運営委員です。ここでの仕事は、研修会と短大協会誌の作成です。今年も9月初旬に一泊二日で研修会を開催し、一つの分科会を担当させていただきました。そこで多くの短大や併設大学の話を伺いました。毎回思うのは、大学は規模、立地、学部・学科など様々で、その上組織を見ると、もっと複雑になっているという事です。例えば法人広報と募集広報が分かれていて、入試は入試のみの大学があったり入試広報が一緒だったり、四大と短大入試広報は一緒だったり別々だったり。そんな短大の入試広報担当者の研修に参加してくれる方々の目的のほとんどは、この研修会で事例を聞いて、自大学の広報の答えを持ち帰りたいというものです。

 そんな参加者に最初に伝えることは、この研修会で事例を聞いて持ち帰っても、そのままのサイズを自大学で活用できるわけがなく、まして新しい試みを理解してくれる短大の組織体になっていないはずということです。新たな企画を試みるには、他短大の事例のまま実行するのではなく、自大学に合うようにダウンサイズして試行錯誤することが重要なことだと伝えています。そして、研修会で知り合った仲間と情報交換して終了後も互いにコミュニケーションが取れるようなネットワーク作りを考えて欲しいと伝えます。

 以前から、素晴らしい他短大の事例をワクワクしながら聞いてそのまま持ち帰り実行しようとして、周りの理解を得られずに企画自体をつぶされるという体験談をよく耳にします。「うちの短大では無理なことだった。上が理解を示さない。誰も協力してくれない。予算がつかない。」と。ですから、参加者には事例を聞いて実行するときは、まずは自分の周りに理解してもらえるように汗を流して、それから教員に理解していただき、そこから予算を絞り出して実行するぐらいの気概を持って、取り組まないとできるわけがないことを伝えます。素晴らしい事例がすぐにできたわけではなく、その担当者は目に見えない苦労と調整を繰り返して実現できたことを、知るべきだと思っています。

 まずは、自分のモチベーションのコントロールが重要課題になることは、誰もが理解できるはず。孤軍奮闘しても、長くは続かないことはわかるはずなので、まずは自分と周りのチューニング合わせから始めることだと伝えています。その方法は、自分が実行したいと思う企画の周りにある環境や情報などを新聞、雑誌などから切り抜いて重要点にラインマーカーを引いて、ここだけを読んでくださいと理解していただきたい方々に配布します。3か月継続すると、互いの情報量が同様になるのでその頃に新たな企画を持ち込むことです。そうすると、今まで通らなかった企画が少しは実現可能になるはずですと伝えています。

 まずは小さなことから、始めなければ大きなことは動き出しませんよ。

(秋草 誠)

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タグ:秋草 誠
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会報 『BIG EGG』 2017年10月号 発送作業

●FMICSの運営は、会員のボランティア作業によって支えられています。毎月の会報の発送作業も、その大切な活動の1つです。早い人はお昼過ぎから作業を開始し、夕方になると職場から一人また一人とメンバーが駆けつけます。

【日時】 2017年10月5日(木) 午後6時〜9時+食事会

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2017年09月30日

FMICS 9月例会 (第690回例会) 学生募集上手の『熱いキーマン』が語る 短期大学は生き残れるか

■高等教育問題研究会 FMICS 9月例会は、定番となりました「小さい大学を本音で語りあうシリーズ」です。■いよいよ、生き残りの戦いは、鮮烈を極めます。果たして、大きな大学が勝ち続けるのでしょうか。競争戦略のバイブル「ランチェスター戦略」によれば、大は大の、小は小の戦い方があり、大が小に常に勝つとは限りません。これからは、規模の大小ではなく、大学の主役、生きた資産であり、未来である学生の一人ひとりの可能性をこころを込めて引き出せる大学が勝ち残ることになります。■今回は、強い短期大学の学生募集についてベンチマークいたします。改めて、小さいことは弱さではないこと、小さいところだからこそやるべきこと、やってはいけないこと等を皆さまとしっかりと確認いたします。

■企画プロデューサーの秋草学園短期大学の秋草さんからのメッセージです。
 毎年9月に恒例の「小さな大学シリーズ」を担当している秋草です。今年も拝命いただきましたので、少しだけ突っ込んだ話をしたいと考えています。私の勤務先は短期大学なので、最近の高等教育界では、すでに絶滅危惧種のように扱われ始めた存在になりつつあるのは事実だと思います。進学率を見ても、『男女共同参画白書 平成28年版』には、平成28年度の大学進学率は、男子が55,6%、女子が48.2%で男子のほうが女子よりも7.4%高いことが明らかになっています。しかし、女子は全体の8.9%が短期大学へ進学しており、これを合わせると女子の進学率は57.1% と男子よりもわずかに高いこともわかっています。女子の短期大学進学率は、平成元年に22.1%だったことを考えると約3分の1に減ったことになります。そんな環境下でも、定員を満たしている短大や生き残りがほぼ決定している地域があるのも事実です。
 今回は群馬県の短大の中でも募集力の強い、育英短期大学の桂さんと私が短期大学の募集について話をします。実は桂さんは四大設置準備中の忙しい時期ですが、それでも今回参加してくれます。忌憚のない意見交換が出来るよう努めますので、ご期待ください。


【日時】 2017年9月30日(土)
  受付 午後3時30分
 月例会 午後4時〜7時
 懇親会 午後7時〜8時半

【会場】
 月例会 桜美林大学 四谷(千駄ヶ谷)キャンパス 1階ホール
   (JR 千駄ヶ谷駅 徒歩6分 / 地下鉄 北参道駅 徒歩5分)
 懇親会 中華料理「陳記」

【テーマ】 学生募集上手の『熱いキーマン』が語る
   短期大学は生き残れるか


【問題提起】
  桂 健太郎(育英短期大学 入試広報課長)
  秋草 誠(秋草学園短期大学 入試広報室長)
 司会 高橋 真義(桜美林大学 名誉教授)

【参加費】 会員1,000円 非会員2,000円 学生(会員・非会員問わず)500円

【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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2017年09月07日

FMICS SD 306

■激動の時代を教育業界の枠にとらわれることなく、多面的・大局的視座からじっくりと展望いたします。新聞・雑誌等から教育&経済トピックスを持ちより、侃々諤々とディスカッションいたします。トピックスは、厳選して1件、A4縦判にコピー(10枚程度)して、簡単なMEMOを付してご持参ください。10分間程度のコメントをしていただきます。

【日時】 2017年9月19日(火) 午後6時30分〜8時30分

【会場】 四谷・蔵や
(JR・東京メトロ 四ツ谷駅 徒歩1分)
*会場の予約名は「フミックスの高橋」です。


【申込先】 米田 敬子 yoneda(アットマーク)fmics.org
*お名前、ご所属等をお知らせ下さい。参加費は当日会場でお支払い下さい。
*当日の飛び入りも歓迎ですが、なるべく事前の連絡をお願いします。


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2017年09月05日

面接を重視した医学科入試<前編>

 昨2016年の12月10日土曜日の午後、神奈川県内の所定の高校から(1校1名ずつ)推薦され、第1次選考(高校の成績や英語資格の水準等による書類審査)を通過した16名の受験生が、横浜市立大学医学部医学科「特別推薦入試」の第2次選考である面接審査に臨みました。

 募集要項には、面接審査はMMI(Multiple Mini Interview)の手法により行われ、受験生は観点別の5つの面接室(1面接室あたり10分程度)を巡り、それぞれ独立して審査を受ける旨が定められています。その評価の観点としては、「志望理由」「社会性」「協調性」「倫理性」「独創性」が掲げられており、その内容(評価方法)としては、初めの2項目(面接室)については出願時に提出する志望理由書(それぞれに対応した2通)に基づいて行われる事、後ろの3つについては、提示された状況課題(シナリオ)に対する解答により評価される旨が記載されています。

 面接日の3週間ほど前、第1次審査の結果とともに受験生に郵送されてきた「受験案内」には、具体的な集合時刻(13時、14時、15時の3グループに分かれている)や、個々の受験生と5つの面接室毎の面接時間が階段状のマトリックスになっている時間割、控室から5つの面接室を巡って再び控室に戻る会場配置図や誘導の手順、シナリオ等の面接内容は17時10分(最後の受験者の面接修了時刻)までは決して他人に話してはいけない事などが記されている他、シナリオのイメージとして次のような例示なども記されていました。

あなたは運動部(チームスポーツ)のキャプテン(3年生)です。入学時から一緒に活動してきた仲良しの同級生メンバーがいますが、友人は成績が振るわないことから次の試合ではレギュラーから外し、成績の良い1年生を抜擢する事になりました。あなたはどのようにそれを伝えますか。


 控室に集合した受験生は、最初の面接開始時刻の3分ほど前になると、係員によって控室から最初の面接室の前に誘導されます。そこには時間割とともに電波時計も用意してあり、開始時刻になるとノックして面接室の中に入って面接を受け、8分ほどで1つの面接が終わると部屋を出て次の面接室の前で待機し、開始時刻(10分毎)が来ると再びノックをして中に入るを繰り返します。

 初めの2つの面接室は、本人が作成した志願理由書を基に、評価者が志望理由や社会的な活動経験などを問い質すというオーソドックスなスタイルで行われます。後ろの3つの面接室では、中に入って着席すると、机の上にシナリオ(課題)が記されたカードが用意してあり、受験生はそれを見て解答を始めるのです。

<中編へ>
(出光 直樹)

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定員割れ大学集まれ!!

 定員割れを起こしている私学にとって恐ろしいニュースが流れました。「定員割れ私大、補助減額 財務省検討、経営改善促す」という記事です。8月20日の日経新聞には

財務省は定員割れの続く私立大学について、国からの補助金の減額・停止を検討する。 (中略)
補助金を受け取る私大のうち40%は5年連続で定員割れに陥っている。財務省は補助金頼みの経営に限界が来ているとみる。

 18年度からは補助金を配る要件を厳しくし、定員割れが続く大学への配分を減らす方向だ。定員割れが数年続いたり、経営状況の改善がなかったりした場合、補助金の打ち切りも検討する。
と書かれていました。

 たとえば、この問題に直面している「定員割れ大学の40%の方々に危機感はあるのか」と問われたとしたら、おそらく多くの当該大学の方々は「危機感はあるが、なすすべがない」と答えるのではないでしょうか。若しくは、「危機感などなく、楽観的な意見が横行する」としかいえない。それほど、私学人はぬるま湯につかり続けていたといっても過言ではないでしょう。とはいえ当該短大に勤務する私でさえ、そんなに急激にルール変更されても、組織として対応できないことは即決でわかるので、「なすすべがない、いわれた通り従います」としかいえないでしょう。それはまるで、ゲリラ豪雨が突然やってきて、川が氾濫し家が流されるくらいの衝撃的なことと似ています。まさかこの地域にやってくるとは・・・ゲリラ豪雨が、この地域にやってきたら危険だろうな、避難場所はどこだったっけ、浸水前に車は何処においておけばいいかな、くらいしか感じていないのと同じように、誰もが数年前からこの日が来ることを、薄々と感じていたはずです。

 補助金がカットされるその先には、募集停止が待っています。その時に悲しむのは、在学生、卒業生とそこに関わってくれたすべての人が挙がるのは間違いないでしょう。その職場で禄を食んでいる教職員の次のことを考える前に、この問題が起きることを認識し、大きな責任の下に今の我々の立ち位置があることに気づくことが大切です。

 大きな変革期に入ったこの時に、まさにその現場で働いていることに感謝し、それを多くの人たちと語り合い、この苦難を乗り越えられる仲間づくりが重要課題になりますね。

 定員割れ40%の大学は、そこここに沢山あるのです。うちは大丈夫だなんていわないで!転職しようとも考えないで!せっかくなのでこの場を切り替える何かを考えましょうよ。FMIICSには、そのシーズがあるのかもしれないと期待している私です。

(秋草 誠)

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